ゲーム概要

クエストより1993年3月12日にスーパーファミコン用ソフトとして発売されたリアルタイムストラテジーシミュレーションRPG。主人公である反乱軍のリーダーを操作し、ハイランド軍が建立した神聖ゼテギネア帝国の恐怖政治による支配からの脱却を目的としている。『オウガバトルシリーズ』の第1作。様々な種族・クラスからなる解放軍メンバーをユニットに編成し、点在する都市を現帝国の圧政から解放していくといった内容。

プレイ画面

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レビュー

  • ★★★★★ 5.0

    一生遊べる名作

    名作と言われるゲームは数多く存在しますが、一生遊びたいと思わせるものは少ないでしょう。
    本作はそんな、数少ない内の一本。
    攻略サイト・本なしで最初から上手くできる人はまずいないと思いますが、詰まってもくじけずに何度もトライして欲しいです。
    コツを掴めば、人によっては、これまた一生遊べる次作を超えるゲームになるかもしれません。

    偉そうなことを書いた僕も実は一度投げ出しそうになりましたが、ヴァーチャルフィギュアとでも形容したくなるような見事なユニットのグラフィックに惹きつけられて、何度も試行錯誤して最高のエンディングを見たときの充実感は忘れられません。

    ちなみにPS版は途中セーブ機能が追加されてグラフィックも良くなっている部分もありますが、敵の出現数の大幅な減少、クラスチェンジ時の耐性バグなどの改悪により、とても薦められないシロモノですので、こちらのSFC版か、VCでのプレイを推奨します。

  • ★★★★★ 5.0

    SF全てのゲーム中でも5本の指に入る傑作。

    タイトル画面のカーソルの動きや、戦闘シーンのダメージの表示のされかた、選んだタロットカードが消えるときの演出など、細かい部分にいちいちセンスがあって、子供向けのゲームばかりだった発売当時は衝撃的でした。

    ぼくは特に移動から戦闘シーンに入るまでの一連の流れが大好きです。つぶやくような「FIGHT IT OUT(ファイディアーウ)」という声があって、その後一瞬の沈黙と共に戦闘シーンに移行するのは、何度見てもかっこいいなあと感心してしまう。周囲に本などのオブジェがあるのもすごくいい。音楽も。

    他にも、独創的で完成されたシステム、悩むけど楽しいフォーメーション編成、最高にかっこいい占星術師によるキャラメイク、埋もれた財宝を発見したときの歓び、全て大好きです。

    民衆の支持率がゼロでもいいと割り切ってクリアするのならさほど難しくないけど、支持率に気を配ろうとすれば難易度は絶妙になる。PS版より説明書もいいよね。ああもう大好きだ。

  • ★★★★★ 5.0

    タクティクスよりこちら派。

    発売当時なんとなく購入したらとんでもなくはまってしまい、以後の人生をゲーム好きたらしめた問題作(?)です。
    松野氏、吉田氏、崎元氏のトリオの、いずれが欠けてもこの完成度はありえません。
    ゲームシステム、世界観、グラフィックすべてがドストライクであり、特にこの、(ワーグナー+プログレロック)÷2 的な音楽を何度も聴きたくて、何周もプレイしました。

    『悪行は影の存在にまかせ、王者は穢れなき道を行けば良い、そして影はいつでも処分可能』なこのなんともいえないドロドロ感は、シリーズ以降にも引き継がれ、王道ってなんやーと叫びたくなります。
    この勧善懲悪でない価値観ゆえにこのシリーズを好きな方は多いのでしょうか。

  • ★★★★★ 5.0

    スーパーファミコンの名作と言えばこれ

    RTSというシミュレーションRPGです。
    軍隊を派遣して、城を制圧するゲームです。

    部隊はクラスチェンジという職業を変更するみたいなことができるので、オリジナルの部隊が編成できます。

    攻守揃えないと、城をうまく制圧できません。
    バトル中には、リーダーを狙うかHPが低い敵を優先的に狙うかで被害が違ってきます。

    信長の野望とか楽しめれた人なら楽しめれそうだと思います。

  • ★★★★★ 5.0

    なんでタクティクス路線に行っちゃったんだろう?

    ◆かわいカッコイイキャラクター。
    見てるだけでワクワクする絵、戦闘時の動きもキュート!

    ◆個性的なキャラ&ユニット
    例えば、グリフォンを入れると、そのユニットは「大空タイプ」となり、起動力が抜群に。山やら海やらお構いなし。人魚中心だと「浅瀬タイプ」、クラーケンを入れると「深海タイプ」など非常にユニークだった。また、ユニットには枠があって、巨大モンスターはLサイズ、人間など普通のキャラはSサイズ。Lサイズ一体+Sサイズ3体とか、Lサイズ2体+Sサイズ1体とか、工夫を懲らしてユニットを作るのが無茶苦茶楽しかった。昼間は棺桶に入ってて全く役に立たないが、夜は恐ろしく強いバンパイヤ。通常攻撃では全くダメージを受けないが、クレリックには滅法弱いゴーストやスケルトン。それぞれの特性、戦略を考えながら自分だけのオリジナルユニットを作っていくの、本当に楽しかった!

    ◆町の解放!
    マップ上の町に自軍ユニットが到達すると町を敵から解放することができる。この時の「リバレーション(自由)!」というナレーション、続いて町の人々から沸き上がる歓声!これがたまらない!ただ、こちらのこれまでの行動が「カオス」に傾いている場合、逆にブーイングが起こる。つまり、その場合は我々は解放者ではなく「侵略者」と認識されるわけだ。これは斬新!

    と、本当に魅力的なゲームで、いまだに無性に恋しくなるんだけど、唯一、理不尽だと思ったのは、こちらがレベルを上げて、敵よりレベルが上がると戦闘するたびにカオスになっていくこと。このせいで、お気に入りのユニットを戦闘であまり使えないというジレンマが。これさえなければ神ゲーだった。

    しかし、タクティクスオウガや、FFタクティクス路線には行ってほしくなかった。オウガバトルの正統進化版を希望!

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最終更新日:2023年1月8日 PR