ゲーム概要
ハドソンより1993年1月3日にスーパーファミコン用ソフトとして発売されたロールプレイングゲーム。「モンスターを倒してレベルを上げる」「モンスターを倒してお金を稼ぎ、そのお金でアイテムを買う」などといった一般的なRPGのシステムを完全に排除しており、またプレイヤーキャラが16人も登場するなど、当時としては特徴的な内容になっている。また、キャラクターデザインは松下進、音楽は三枝成彰が担当している。
プレイ画面
※このページで利用しているゲームプレイ画像及びゲームイメージ画像の著作権は、メーカーであるハドソン様が権利を所有しています。
© 1993 ハドソン All Rights Reserved.
ピコピコ大百科 公式YouTubeチャンネル [PR]
ピコピコ大百科の公式YouTubeチャンネルでは画像からゲームのタイトルを当てるクイズのショート動画やゲームシリーズの紹介動画を中心に配信してます。面白そうなゲームを探す時にも気軽に視聴できるので、もしよろしければ観てみてください!
※気が向いたらチャンネル登録もよろしくお願いします...!
レビュー
-
カズタマ
★★★★ ★ 4.0
投稿日:2024年6月10日
エルファリア
『エルファリア』は、1993年1月3日にハドソンよりスーパーファミコン用ソフトとして発売されたロールプレイングゲームです。このゲームは、一般的なRPGのシステムを大胆に排除し、ユニークなゲームプレイ体験を提供してくれます。例えば、「モンスターを倒してレベルを上げる」や「モンスターを倒してお金を稼ぎ、そのお金でアイテムを買う」といった従来のRPGの要素が一切ありません。
プレイヤーキャラが16人も登場する点も特徴的です。これにより、多様なキャラクターを操作し、異なるストーリーやスキルを楽しむことができます。キャラクターデザインは松下進氏が手掛け、音楽は三枝成彰氏が担当しており、ビジュアルとサウンドの両面で高いクオリティを実現しています。
実際にプレイしてみると、従来のRPGとは一線を画す独特のゲームシステムに驚かされます。モンスターを倒してもレベルが上がらないため、戦略的なプレイが求められます。また、アイテムの購入がないため、プレイヤーは限られたリソースをどのように活用するかを慎重に考える必要があります。これにより、戦闘や冒険において新たな挑戦と楽しさを感じることができます。
このゲームの魅力は、一般的なRPGの枠を超えた革新的なシステムと、個性的なキャラクターの多さにあります。従来のRPGに飽きた方や、新しいゲーム体験を求める方には、ぜひプレイしていただきたい一作です。独自のシステムと高いクオリティのグラフィック、音楽が融合したこのゲームを通じて、斬新な冒険の世界に浸ってみてください。 -
★★★★★ 5.0
普通に面白い
世間の評価は悪めな様だが、自分の場合早速ハマって一気に二章まで進めた。
適度な緊張感と難易度があって、普通に面白いのに評価されないのは残念だ。
メルドシステムも、特にマニアックだとは思わない。
バランスを考えて武器防具を強化していくだけだ。
ヌルゲーに慣らされた人には辛くても、SFCRPGとしては完成度は高め。
オススメします。 -
★★★★★ 5.0
このRPG、ひと味違うぜ…!
これまたハドソンのRPG。このゲームは、一般のRPGとはワケがちがいます。まず、オープニングにはびっくりしてしまいましたよ。何とアニメーションだったんです。これはスゴイと思いました。
そして中身の方はどうなのかと言うと、まずシステムがひと味違う。キャラクターを強くする方法ですが、キャラクターの装備品にさらに別のアイテムを取り付けることによって強化していきます。組み合わせも様々。また、このゲームでは経験値やお金という概念がなく、敵から手に入れられるのはアイテムのみ。それでもっと強力なアイテムを手に入れていくのです。それに、キャラクターのレベルの上げ方もまた違う。このゲームはモンスターに支配されている町や村などを開放することによって主人公たちのレベルが上がっていくのです。これがまたスゴイ!4つのパーティーで力を合わせてズンズン突き進む!
さらに戦闘はオートになっていて戦闘が自動的に進みます。そんな中キャラクターに指示を与えたりも出来ます。それが勝敗の決め手となるでしょう。バトルスピードを変えることだって出来ちゃうんですから(なるべく最速にしておいた方が良いと思いますが)。このゲームは、エンカウント率がかなり高いのでちょっと辛いかもしれませんがしっかり戦略を練れば何とかなります。ストーリーもかなりのもの。音楽もよくできてます!特にボス戦の音楽などが好きですね。
とにもかくにも、これはひと味違う超大作RPG。一度体験してみてはいかがでしょう? -
★★★★★ 5.0
RPG超大作
スーファミではテイルズオブファンタジアと並ぶ超傑作かも知れません。
オートで進む戦闘や、お金や経験値収集がいらないシステムはゲーム初心者でも上級者でも納得、長篇で長く遊べるし、クリアしたらまたやりたくなるゲームです。
ヤリコミ度も高いと思うので、RPGファンは必須です。
オススメRPGでは一位ニ位を争う傑作だと思いますよ。 -
★★★★ ★ 4.0
なんといってもシステムの斬新さ!
このゲームはRPGには無いようなシステムが投入されています。それはオートで戦闘が進むことです。カーソルを作戦名に合わせ、(たとえば「ICE」と書いてあるところにカーソルを合わせるとそのキャラがアイスの魔法で戦う)そして戦闘を進めていきます。戦闘が終わると普通、経験値やお金が手に入りますがこのゲームではそれがありません。アイテムは敵を倒すと手に入り、経験値はその村のボスを倒すと上がるようになっています。クセのあるゲームですが、戦闘がオートなのでさくさく進めることのできるゲームです。やってみて損は無いです!
-
★ ★★★★ 1.0
ストレスフルな微妙ゲー
愛好家や一部の通ぶりたい人らの評価は高いが、現在に至るまで「隠れた名作」とすら評価されないのが現実を物語っている。
当時購入して遊んだ人や借りた人でも、すぐにつまらなく感じて投げ出したという人は多い。
その上、評価している人ですら序盤は平凡やメルドゲーと語っているため、つかみは「面白くない」としかいいようがない。
グラフィックとしては、ファミ通の松下進なので好き嫌いはわかれるだろうが、ドット絵は割と細かくて好感が持てる。
BGMは悪くはないし、ある程度耳にも残る(特に戦闘曲)が、サントラを購入するほどいいかといわれると首を捻る。
システムは、奇抜なことをやろうとして失敗したという印象しかない。当時の凡百RPGの常としてバランスの詰めも甘い。
エンカウントはハドソンRPGをやったことがある人にはわかると思うが、ストレスを感じるレベル。
さすがに某ゲーみたいな最低ではないが、それでもひどい。
また、オート戦闘のため戦術もクソもない。
かける術を任意で変えられる?後衛にも公平にかけるAI任せのどこが任意なんだ?しかも術のミスが多い。
前衛のアタッカーが死んだら後衛の支援が出てくるが、アタッカーが殲滅しきれなければ終了。
なお、そのアタッカーも攻撃ミスが比較的多い。ザコ相手に3連発、4連発と回避された際には切れかねない。
命中率を上げればいい?そんなアイテムも装備もありません。
相性が悪ければ相手が格下でも余裕で負ける?そんなのポケモンですらあるわ。
ポケモンはそれを覆せることがあるが、このゲームではまず不可能。だって選択肢がないんだもん。
そもそも相性がよくても、向こうが2?3回攻撃すれば死ぬレベルの威力のため呆れて溜息しか出ない。
魔法で一発で消せて快感?そりゃスライムにメラゾーマ使えばそうだろう。経験値もアイテムも糞だけどな。
更にこのゲームは状態異常ゲー。序盤から終盤まで、敵の後衛は代わり映えなくICEやWIND(ダメージ+麻痺)を放ってくる。
そのため、こちらも魔法やその系統の技を使って倒すのが、『一部』のステージでしか用意されない攻略法だが…
正直これが超絶運ゲー。重要どころが凍らされてそのまま全滅…なんてことも良く見る光景。
高難度のメガテンや石化ゲーのTOPですらやりようはあったというのに、このゲームは運任せ。バランス調整を放棄してるとしか思えない。
一応レベルという概念はあるにはあるが、街解放ごとにしかレベルが上がらない上、次の街の魔物は当然前の街よりレベルが高い。
他の街から魔物が攻めてくるときは「おっ」とも思ったが、負ければ街をとられレベルが下がり、勝てば何もない。
レベルを余分に上げられる意味もなく、先述べたように相性によっては負けることもある。よく見ると決まりきった動きだし、時間の無駄。
…レベルとか設定する意味、あったの?
当時の他の名作RPGと呼ばれるものに対し、バランス・戦略性の足元にも及ばない。
メルドゲーが売りだそうだが、ただの装備使い捨てゲーである。
しかもレベルやお金の概念がないため、メルドがすべて。ただアイテムを入手するために敵を倒すだけ。
一応1度倒すたびに若干攻撃力が上がっていくそうだが、目に見えないため満足感すらない。
作者が定めた道のりだけを歩く完璧な一本道だ。FFやロマサガでも初期レベル・不買等の縛りプレイぐらいありますが?
シナリオ?
時空を超えること自体は…まぁ、いいんじゃない?予想できましたけど。
予想できたというか、それ以外にない。しかもさすがに地形は変わっても同じマップ3回とかもうね…展開思い浮かばなかったの?
作者はどうやら世界観を割りと練っていたようだが、駆け出し作家の下手なそれでしかない。描写不足。
まだSFC最初のRPGガデュリンのほうがあったんじゃないか?あっちはあっちでしょっぱいゲームだが。
主人公達にはなんの愛着も湧かない。シーナはちょっとかわいいと思ったけど。
それに、本当にシナリオがよければエストポリス伝記みたいにワンチャンスありましたよね。もっともあっちはおまけダンジョンも評価高いですが。
高難度と面倒臭いを履き違えてるとしか思えない。
だから売れずに続編は普通のRPGに戻り、幽かなファンすら逃してシリーズが爆死したんですね。
何一つ他の「名作」や「隠れた名作」に勝てていない。レトロゲーマー達にとってすら今でも地味なまま。そんなゲーム。
当時のプレイヤーが投げ出した気持ちを味わいたいならどうぞ。
あ、別にクソゲーらしいクソゲー要素もないので特に面白くないですよ。
※本ページに記載されているコンテンツの内容は当サイト利用規約を元に表記されています。
関連ゲーム
エルファリア2 ザ・クエスト・オブ・ザ・メルド
ハドソンより1995年6月9日にスーパーファミコン用ソフトとして発売されたロールプレイングゲーム。前作『エルファリア』の100年後の世界が舞台となった続編。主人公のキバを操作し、かつて世界を滅亡させようと企んでいた「エルザード王」の復活を阻止する事を目的としている。前作では独特なゲームシステムを採用していたが、本作ではレベルアップの概念など一般的なロールプレイングゲームのシステムが採用された。他のスーパーファミコン(SFC)ソフトを探す
スーパーファミコン(SFC)売上ランキング +
最終更新日:2024年6月9日 PR