ガングリフォン アライド・ストライク

GunGriffon - Allied Strike
★★★★★2.8(6件)
機種
Xbox
ジャンル
シューティング (STG)
発売日
2004年12月16日
メーカー
テクモ
定価
6,800

ゲーム概要

テクモより2004年12月16日にXbox用ソフトとして発売されたアクションシューティングゲーム。セガサターンで第一作目が発売されて以来、シリアスでストイックな世界観と硬派なアクション性が一部の熱狂的ユーザーに受け入れられた、ハードロボットシューティング「ガングリフォン」シリーズ第4弾。ハイマックスと呼ばれる装甲歩行兵器に乗り込み、押し寄せる敵と対峙しながら数々のミッションをこなしていく。

プレイ画面

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レビュー

  • カズタマ

    ★★★★ 4.0

    投稿日:2024年6月16日

    ガングリフォン Allied Strike

    『ガングリフォン Allied Strike』は、セガサターンで初登場以来、シリアスでストイックな世界観と硬派なアクション性で支持されてきた「GUNGRIFFON」シリーズの第4弾です。本作は、Xboxでさらにパワーアップして登場し、プレイヤーを魅了してくれます。

    本作では、プレイヤーは“High-MACS”と呼ばれる装甲歩行兵器に乗り込み、次々と押し寄せる敵と対峙しながら、多種多様なミッションをこなしていきます。装甲歩行兵器“High-MACS”は、前後へのローラダッシュや空中機動といった高い機動性を持ち、また武器の換装によって様々な戦闘状況に柔軟に対応できるようになっています。このため、プレイヤーは戦場での戦術を練りながら、臨場感あふれる戦闘を楽しむことができます。

    さらに、今作はXbox Liveに完全対応しており、他のユーザーと同時にミッションに参加できるマルチプレイが可能です。ボイスチャット機能を活用することで、仲間との連携を強化し、戦況に応じた戦略的なプレイが求められます。この協力プレイの要素が加わることで、ゲームはさらに奥深いものとなり、リアルタイムでのコミュニケーションと連携が勝敗を左右します。

    このゲームは、シリーズ伝統のシリアスでストイックな世界観を保ちながらも、Xboxの性能を最大限に活かした進化したゲームプレイを提供してくれます。高機動な“High-MACS”の操作感、武器の換装による戦術の多様性、そしてオンラインでの協力プレイといった要素が組み合わさり、プレイヤーにとって圧倒的な没入感を味わえる作品です。このゲームの魅力は、その緻密なゲームデザインとアクション性にあります。

  • ★★★ ★★ 3.0

    操作は決して簡単ではない。

    第5ステージまで行っての感想。
    世界観やグラフィック的にこのシリーズのファンだった人には微妙な作り。
    敵はレーダーに映らないところから平然と攻撃してくるし、通るルートによっては、かなりシビアな戦いを強いられるところはある。
    確かに第一作目のサターン版に比べれば操作はややシンプルになっていて、ボタン全部を無理して駆使する必要はないかもしれない。
    ただ、理不尽な操作を強いられることもあり、特に過去のシリーズをプレイしてきた人などはPS2版以上に操作系が変わっているので、戸惑う人も少なくないだろう。
    音の臨場感はサターン版より折り紙付き。
    ただ同じXboxなら鉄騎の方がやや5.1chに対するこだわりがあるような気がする。
    グラフィックはXboxの性能を最大限引き出しているとは言い難いが、硝煙の匂いが立ちこめる世界を構築するには充分な出来。
    個人差はあるかと思うが、私はシリーズ中一番難しく感じる。
    PS2の同様のロボット兵器シューティングやXboxの他のその類のゲームと比べるのは難しい。全然別物と思っても良いかもしれない。

  • ★★★ ★★ 3.0

    ロボット物のFPSとしてはそこそこ面白い

    ガングリフォンシリーズは全て遊びましたが、これが一番難しかったです。
    操作系はどちらかというとSS版よりPS2版のブレイズに近い感じです。
    ローラーダッシュで自在に移動出来なくなっていて、一定時間ダッシュするだけになってます。
    ガングリフォンの売りの一つだった高機動戦闘ができなくなってしまっているのが残念です。

    グラフィックはイマイチで処理落ちするし、PS2版より雑な感じがします。
    ただ雰囲気は悪くないです。迫力があり戦場気分が味わえました。
    また砲撃の音や爆発音等も重低音が効いていて音の軽かったブレイズより良いと思います。

    問題は難易度でしょうか。1面こそ誰でもクリア出来るぐらいですが2面から急激に難易度が上がります。
    敵の攻撃力が高く、また遠距離からガンガン撃って来るのですぐに死にます。
    動きながら遠距離攻撃出来るぐらいの腕が無いと2面以上には進めないですね。
    FPSが得意な人向けの難易度設定でイージーでも難しいです。
    私は13面で止まっています。いつかクリアはしようと思っているのですが・・・

    このゲームは今までのシリーズが好きだった人ほど抵抗感が有ると思います。
    微妙なデザインの新型の機体や、完全に他のシリーズとは違う操作系など逆に全くシリーズを知らない人だと、案外難易度の高い普通のFPSぐらいにしか感じないかも知れませんが。

    シリーズのファンとしてはこのアライドストライクで止まってしまったのは残念です。
    今となっては本作のメインであったオンラインでの協力や対戦が出来ないので面白さは半減していますが、オフラインでもそこそこ面白いゲームだと思います。
    ただ今までのシリーズと比べるとオンラインでの協力プレイ前提なのか難易度が高すぎると感じました。

  • ★★ ★★★ 2.0

    ガングリフォンファンは買うべきではない!

    PS2版がかわいく見えるくらいファンの期待を裏切った出来です。ただのロボットシューティングとしたら、おおむね出来が悪くないだけに始末が悪い。
    今作は三人称視点で戦う事を基本として作られているように思います。コクピット視点では満足に上半身旋回も使えません。以前のように自動で正面に視点が戻ることが無くなったからです。コクピット視点でプレイしづらいという時点で、ガングリフォンとしては終わっています。伝統のシフト制操作は完全に排除され、武器選択システムはとってつけたような出来。ローラーダッシュに制限時間が追加されたり、レスポンスが悪いのでかなりストレスが溜まる。売りの世界観も設定をいじったせいか年表もなくなり、さらに戦況を掴みにくいブリーフィングと相まって雰囲気はグズグズ。謎のリロード操作やミッションの雰囲気と合っていないBGM。しかも使い回し。敵が見えなかったり味方同士が打ち合ったり、痙攣したような動きでグルグルと敵が円を描くように動いたりと問題山積み。良いところと言えばジャンプ中に速度調節が出来るようになったのと少々ど派手なエフェクト&SE音とシリーズ最新機体が出たくらい。しかし、12式改とか前2作の主人公機は無かったものにされています。一応機体は選べますが、使える機体がステージごとに固定されているので自由度はあまり高くないです。
    サターン版で出来ていた事が全く出来ていません。スタッフの意気込みはこんなモンなのかと疑いたくなる出来です。しかし、ガングリフォンと見なければ遊べなくはないのでこの手のゲーム入門の人にはちょうど良いかもしれませんね。第一作目からのファンには絶対おすすめ出来ませんが・・・。

  • ★★★★ 1.0

    作り直して欲しい

    アーマードコアのようなライト感覚ではなく鉄騎よりも熱く燃えられる傑作ゲーム ガングリフォンの最新版。SS版は戦場にいるイメージがたっぷりで戦略を伴う緊張感があったに対して、新作はアーマードコアよりのお子様向けゲームとなってしまった。建物を破壊するとマリオの如くアイテムが出現して弾薬等を補給できるのはやめて欲しかった。グラフィックも妙に綺麗すぎて南国パラダイスの雰囲気。SS版は素晴らしい完成度だったのに残念。大変な駄作となった。これならばSS版を画質をUPしたリメイク版を作って欲しかった。

  • ★★★★ 4.0

    はじめは北米版のみの発売と言っていたガングリフォンの新作。

    『鉄騎』のようなゲームを出したXboxだからまさかと思っていたが、やはりガングリフォンの新作はXboxで登場した。
    96年にセガサターン用ロボットアクションゲームとして登場。
    その世界観とディテールのこだわりに熱狂的なファンを生み出したがサターン製造中止の煽りをくって続編までサターン、3作目はPS2にて登場。
    しかしPS2版はグラフィック力が向上したものの「ゲーム」を強く意識させる作りになってしまい(アイテム回収とか)新規のファンを生み出すことなく、それ以降続編の出る気配もなかった。
    最後のPS2版が出てから4年。満を持してXbox版が登場。
    今回はXbox Liveを利用したネットワークプレイができるというのがポイント。
    ただ、既にXboxでもメックウォーリアや鉄騎大戦などのネットワーク・ロボット戦争ゲームが先行しているだけに、市場は出来上がってはいるものの、それらを凌駕する作りになっていないと話にならない。
    私は上手くはないが1作目からのファンである。
    この作品の乾いたカンジと重厚感がたまらなく好きだ。
    鉄騎とは違った意味でハードな世界が待受けているだろう。

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最終更新日:2024年6月16日 PR