ゲーム概要
終末論的で暗い世界観の、頽廃的雰囲気に満ちたアクションRPG。回復アイテムが「心臓」や「肉」であることや、塔の内部の廃工場のような背景美術、環境音とも機械の動作音ともつかぬ音の混ざっているBGMなどが、その印象を更に強めるのに一役買っている。ローグ型RPGを俯瞰視点のターン・コマンド制から3D視点のリアルタイムアクションにアレンジしている。
プレイ画面
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レビュー
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カズタマ
★★★★★ 5.0
投稿日:2024年6月5日
バロック
『バロック』は、終末論的で暗い世界観を持つアクションRPGです。ゲームの舞台は頽廃的な雰囲気に満ちており、その独特の世界観がプレイヤーを引き込んで離しません。回復アイテムが「心臓」や「肉」であることからもわかるように、ゲームの設定は非常に独特で、廃工場のような塔の内部背景美術や、環境音とも機械の動作音ともつかぬ音が混ざったBGMがその印象をさらに強めています。
このゲームは、従来のローグ型RPGを俯瞰視点のターン・コマンド制から3D視点のリアルタイムアクションにアレンジしています。このアレンジにより、プレイヤーはよりダイナミックで没入感のあるゲームプレイを楽しむことができます。ゲームの進行は基本的にランダム生成されたダンジョンを探索し、敵と戦いながら進んでいくスタイルです。
プレイヤーは塔の内部を探索しながら、少しずつ謎を解き明かしていくことになります。この探索と戦闘の過程で、プレイヤーはさまざまなアイテムや装備を手に入れ、それを駆使して生き延びることが求められます。アイテムや装備の選択が生死を分けるため、戦略的なプレイが重要です。
また、ゲームのストーリーは非常に深く、プレイヤーにさまざまな考察の余地を与えてくれます。謎めいたキャラクターたちとの出会いや、彼らの背景に隠された物語が徐々に明らかになることで、プレイヤーはゲームの世界観にますます引き込まれていきます。
このゲームの魅力は、その独特の世界観と、リアルタイムアクションとローグライク要素を融合させたゲームプレイにあります。ダークでミステリアスな雰囲気を楽しみたい方や、戦略的なダンジョン探索に興味がある方には、ぜひおすすめしたい作品です。このゲームをプレイすることで、他のゲームでは味わえない特別な体験が得られます。 -
★★★★ ★ 4.0
中毒
このゲームの特徴は幾つかあるが最大のものはその中毒性、依存させる力にあると思う。
どこか現実で見たようなダンジョンの景色、子宮の中から聞こえる様なBGM、異形といわれる敵モンスターのデザインの異常さ、素晴らしさ、そしてゲーム中に一度も音声が出てこない。
会話は画面に出る文字のみ。それら異様な環境が確実に意識を現実から引き離してくれる。
そして主人公を含めたキャラクターの多様性がただの感覚的なゲームにさせない力を持っている。
RPGとして見るとやや単調。 -
★★★★ ★ 4.0
ストーリーが良い
ゲーム性を簡単に言ってしまうと風来のシレンの3D版。
そして、特徴としてはストーリーが良い事。
と、言ってもあらすじが良いという訳では無く、自分で多くのヒントを集め、自分で考え、自分で気が付かないといけないと言う話の作りが実に良くできている。
ゲームを攻略本を見ずに遊ぶのは当たり前でしょ。って人におすすめ。 -
★★★★ ★ 4.0
つらい・・・
どんなゲームなのか分かりやすく説明すると、風来のシレンを3Dアクションアドベンチャーにして、場面を暗くした感じ。
ダンジョン内で死亡してしまうと経験値もアイテムも0になってしまうので、風来のシレンが好きな人にはもってこいの作品だろう。
でもチョコボの不思議なダンジョンみたいに、死亡しても経験値とアイテムが残ったままのゲームの方が好きな人には向いていない。
あと、3D酔いするのでそれがつらかった。 -
★★★ ★★ 3.0
カルトなマゾゲー。
未だに売れ続けている知ってる人は知ってるカルト中のカルトゲーム。
…実感した感じで言うとWIZARDRY?とネメシス足して二で割った感じの3D版みたいだと言えば伝わるでしょうか。
「さあクリアしてみろ!!!」という製作者と「やってやるコラ」というプレイヤーの闘いだと思えば宜しい。
設定、内容、ちょっと狂ってますので注意。攻略本持ってる人が死亡とリセットにひたすら耐えて耐えて耐え忍んでいい感じに壊れたシナリオとEDを目指す「究極の」マゾゲー。
お好きな人はどうぞ。
★三つ。 -
★★★ ★★ 3.0
禍々しいしい雰囲気だけの凡作
前のレビューにあるように、シレンを3DにしてARPGにしただけの凡作。
なぜにこれがカルトゲーなのかがわからない。
一人称視点のARPG。
だが、アクションがおざなりな出来。
壮快感も戦術性もなく、敵の方向を向いて攻撃するだけの単調さ。
「一応アクションにしてみました」
といった感じ。
主人公の移動が遅く、3Dをリアルタイムで移動するため一階ごとの攻略のテンポが遅くまったりした感じ。
あと、マップがみにくい。
アナログコントローラーでないと操作に若干クセがある。
3D酔いに弱い人は酔うかもしれない。
アイテムや基本的ゲームデザインはシレンシリーズを踏襲しているが、シレンのモノマネに過ぎず新しい面白さはない。
というかシレンのほうがゲーム性としては圧倒的に面白い。
世界観は退廃的で悪くはないが、些かコケオドシ気味である。
ただ、ゲーム内で一切ボイスがなくBGMもなく、不気味な心拍音が鳴り続ける。
アイテムの名前が心臓や肉や骨など、雰囲気作りは入念にされている。
グラフィックもサターンでは頑張ってるほうか。
一応丁寧に作られているし、ゲームとしてはそこそこ楽しめるがわざわざ買って遊ぶほどではないと思う。
まさしく「バロック」な雰囲気が好きな人はどうぞ。
個人的には面白いと思わないが、丁寧に作られているためバランスに破綻もなく、独特の雰囲気作りに成功してるので星三つ。
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最終更新日:2024年1月1日 PR