ゲーム概要
セガから発売されたセガサターン用シミュレーションRPG。企画・製作はコーエー。ジャンルは同社独自のゲームジャンル「リコエイションゲーム」に分類される。一介の傭兵から身を起こして、大陸統一を目指すのが、本作の目的である。他のシミュレーションゲーム(特にコーエーのそれ)と異なり、内政や外交などに直接携わることはできないが、傭兵の立場から国を動かすというスタイルが人気を博している。
プレイ画面
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レビュー
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カズタマ
★★★★★ 5.0
投稿日:2024年5月6日
ゼルドナーシルト
『ゼルドナーシルト』は、セガサターン用にセガから発売された、コーエーが企画・製作を手掛けたシミュレーションRPGです。このゲームは、コーエー独自のジャンルである「リコエイションゲーム」に分類されています。プレイヤーは一介の傭兵としてスタートし、大陸統一を目指すという壮大な目的を持っています。ゲームの特徴として、他のシミュレーションゲームでは一般的な内政や外交に直接関与することはできませんが、傭兵として国を動かすというユニークなスタイルが採用されており、その新鮮なアプローチが多くのプレイヤーに支持されています。
本作のゲームプレイは、戦略的な思考と計画が必要であり、戦闘や任務遂行を通じて自らの地位と軍隊を強化していくことが求められます。傭兵としての立場から徐々に影響力を拡大し、結果的に大陸統一へと導くプロセスは、プレイヤーにとって非常に充実した体験を提供してくれます。また、従来のシミュレーションRPGとは異なる視点からの物語展開は、戦略ゲームの新たな可能性を感じさせます。
本作の魅力は、その独特なゲームシステムと、プレイヤーが主導する物語の展開にあります。シミュレーションRPGが好きな方や、新しいゲーム体験を求める方にとって、このゲームは特におすすめです。プレイヤーが直接国の運営に携わることはないものの、傭兵として影響力を行使し、戦略的な決断を下すことで物語を進めていくスタイルは、多くの挑戦と達成感を提供してくれます。 -
★★★★★ 5.0
これは、名作。
安かったので、たまたま買って見たら当たりでした。
内容的には、中世の覇権争いを傭兵が導く的な感じです。まあ、ザックリですけど。
操作や戦い方がシンプルで分かりやすく、傭兵や騎士団などの色々な登場人物、闘技場での戦いなど盛り沢山でこの当時のゲームとしては、高いクオリティー、もちろん今遊んでも面白いです。
私が知らなかっただけかもしれませんが、中々の隠れた名作だと思います。 -
★★★ ★★ 3.0
シンプルで分かり易い
プレイヤーは傭兵団の隊長となって、自らが描く団の方針(どの国に味方するのか、一生傭兵として生きるのか)に基づいて、戦いの仕事を請け負い、配下の中隊・小隊に指示を出して戦争を勝ち抜いていくゲームです。
戦争(仕事)に勝てば成功報酬が得られ、自分の装備を強化したり、傭兵団の規模を拡張できます。また戦争の中で経験値が得られるので、小隊長のLvが上がればより上級の傭兵を雇えるようになります。
金と経験値を稼いで強くなり、より強大な敵と戦うという点では典型的なRPGなのですが、このゲームはキャラ個人の戦いではなく、傭兵を率いての集団戦争です。
傭兵には複数の兵種があり、それぞれの相性で有利・不利があるため、戦闘ではその点も考慮しなければなりません。
また小・中隊長クラスはそれぞれ魔法が使え、これが戦争では必要不可欠なものとなっています。
特に攻撃魔法は鬼のように強力で、敵の部隊を一瞬で消し飛ばせるものなどは、見ていてスカッとし、当然楽に戦闘を進められます。
集団戦争とは言っても1小隊が25人、1中隊が最大3小隊での編成なのでそれほど多くもなく、そこがまたゲームを良い具合にシンプルに仕上げられているポイントだと思います。
残念な点は、小・中隊長クラスはイベントやお金次第でどんどん増えていくのですが、戦争に出陣できるのは最大で18小隊(3小隊×6中隊)までなのでどうしても隊長クラスがあぶれてしまいます。
そうなってくると使い勝手の良い隊長ばかりがレギュラーメンバー化して、使わない隊長はレベルが上がらないためますます使えなくなるという悪循環が生じがちになります。
例えば「10中隊まで出陣できる」とか「傭兵団を2手に分けて仕事を同時に請け負える」ようになっていれば更にゲーム性に幅が出て良かったのではないかなと思います。 -
★★★★ ★ 4.0
中世の雰囲気を・・・
美しいグラフィック、攻防せめぎあう王国、そこにはせ参じる傭兵団として・・・・。
中世の雰囲気を醸し出しつつ、ライバル傭兵団と戦いながら主人公は過去の悲しみをこえて戦いに赴く。
そんなゲーム。でもなにが一番アツイって、最初は傭兵団の一員でしかない自分。
一生懸命戦うといつのまにか団長に担がれて運命を大きく変える一大勢力になってしまうということ。
そして敵キャラの書き込みもよい。
山賊を倒すと「ぐふ・・・俺も弟たちを食わせなきゃならんのだ・・」
と言わせる辺り戦場の悲しみを脚本の中で描ききった作品だといえよう。
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最終更新日:2024年5月6日 PR