ゲーム概要

マイクロキャビンより1996年11月8日にセガサターン用ソフトとして発売されたシミュレーションRPG。開発はマイクロキャビンが行なっており、「リグロードサーガ」の続編となる。前作から100年以上後の世界が舞台となり、前作に登場したキャラの子孫などが登場する。戦闘には高低差の観念が強まり、スキルでは、技融合システムが導入されている。

プレイ画面

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レビュー

  • カズタマ

    ★★★★ 4.0

    投稿日:2023年12月30日

    「リグロードサーガ」から100年以上後の世界が舞台となる続編

    『リグロードサーガ2』は、1996年にセガサターンで登場したシミュレーションRPGで、前作「リグロードサーガ」の続編です。今回は前作から100年以上後の未来が舞台で、前作のキャラクターの子孫などが冒険に加わります。

    世界観とキャラクター:
    新しい舞台の設定が面白く、前作のキャラクターの子孫がどのように成長したかが気になります。物語は分かりやすく、誰でも楽しめる展開です。

    グラフィックと音楽:
    サターンの性能を生かした3Dポリゴンで描かれたグラフィックは、さらに進化。戦闘や風景がよりリアルに感じられ、プレイヤーを引き込みます。音楽も冒険の興奮を盛り上げてくれます。

    戦闘システム:
    戦闘では高低差の考慮が追加され、立体的な戦略が求められます。また、新たな技融合システムが導入され、キャラクターのスキルがどんどん広がっています。

    難易度とプレイ時間:
    難易度は前作よりもやや高くなっており、戦略的なプレイが要求されます。しかし、やりごたえがあり、やりこみ要素も充実しています。プレイ時間もしっかり楽しめる範囲です。

    総評:
    「リグロードサーガ2」は前作の良さを受け継ぎつつ、新たな要素を追加した素晴らしい続編です。未来の世界での冒険や戦略的な戦闘は、誰でも十分楽しめるはず。サターンの名作RPGとしておすすめします。

  • ★★★★★ 5.0

    かなり面白い!

    とても大雑把に言うとワールドマップ(歩けるフィールド)があるシミュレーションRPG。

    ストーリーや世界観は王道的なファンタジーですが私は好きでした。(表現が稚拙で申し訳無いですが和と洋が入り乱れている感じ)

    冒険の途中で行く先々(村や城や洞窟内など)でシミュレーション形式の戦闘が入ります。

    個人的には特徴的な戦闘こそがこのゲームの真骨頂だと思っています。

    私はシミュレーションRPGが好きでよくプレイしますが戦場の高低差をここまで表現出来ているゲームを私は知りません。

    高低差を表現しているだけでなく、実際に戦術として利用するのが楽しいです。

    例えば戦場マップにて自軍ユニットを急勾配な斜面に移動させたとします。
    するとユニットが滑落して斜面を転げ落ち、ダメージを受けます。
    落ちた先が底なしだったり長距離転げ落ちたりすると即死することもあります。

    しかしこれは敵も同じ条件なので戦略の幅が増して色々考えるのが楽しいです。
    シンプルに敵を急斜面に誘導して落下ダメージを狙ったり、コツを掴むと自軍ユニットの技や魔法で地形を変化(地面を盛り上げたり凹ませたり)させて敵を突き落として大ダメージ与えたり出来ます。

    戦場のバリエーションも登場する味方ユニット数も豊富なので個性溢れる戦闘を楽しめるのが良いです。
    戦場によっては弓魔法キャラが活きたり飛行ユニットが大活躍したり。

    残念な点を強いて挙げるならば粗いグラフィックでしょうか。古いゲームなので仕方ないですが。

    このゲームが発売当時にどのような評価を受けてどの程度売れたのかは知りませんが、私が発売後1年〜2年でワゴン価格で買った事実やAmazonのレビュー数から察するに世間ではあまり受けなかったゲームだと思われます。
    それでも私はこのリグロードサーガ2は隠れた名作だと信じています。

    セガサターンで面白いシミュレーションRPG探している人には本当にオススメしたいゲームです。

  • ★★★ ★★ 3.0

    良い部分も多かったが悪い部分も多かった作品

    当時、新品価格が3000円に値崩れしてたので買ってプレイしました。

    このゲームは前作同様にレベルの上限が低いので、やり込み度は低いと思います。
    魔法系キャラは頻繁に広範囲スキルで敵を残滅するので終盤あっさりとレベルカンストします。

    広範囲に攻撃できる魔法系のキャラが圧倒的に強く使いやすいので、ぶっちゃけ肉弾戦の物理攻撃キャラはいらないです、というかいちいち移動させなければならないため足手まといです。

    このゲームは敵の技や魔法を盗むことができるので、それが凄く楽しかったです。
    ドラクエでいうとザオリク持ってる敵を確認したら、その敵からザオリク盗める感じです。
    なので、新しい敵が出たら、その敵のスキル欄を確認するのが、無性に楽しかったです。
    スキルには使えるようになるレベル上限が設定されてるので、すぐには使えないことも多いけど、スキル盗みは楽しかったです。

    声優さんが超豪華で演技も完璧でした。

    SRPGマップ上でA地点からB地点まで移動しなければならないことがあるんですが、全員移動させるのが、恐ろしく手間でそれが苦痛でした。

    音楽は独創的な和テイストな音楽が流れて非常に良かったです。

    難易度は魔法系キャラの広範囲スキルが強すぎなので、特に難しくありませんでした。

    ゲームの中にちょっとした女戦士の小説のようなものがあるのですが、その内容が素晴らしくていまでも印象に残ってます。

    後々、中古ショップのジャンクで10円で投げ売りされてるのを見たときは悲しかったですね。

    令和現在プレイしようとしたら荒いポリゴンのゴリゴリのグラフィックでクリアまでプレイしなければならないので、相当な覚悟が必要かとおもいます。パワーメモリーカセットも信用できないし。

    まあ、当時、攻略本見ずにクリアまで飽きずにプレイできたので星3にしときます。

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リグロードサーガ2

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最終更新日:2024年1月7日 PR