ゲーム概要

セタより1995年11月24日にセガサターン用ソフトとして発売された将棋ゲーム。金沢伸一郎の開発したコンピュータ将棋のプログラム『金沢将棋』シリーズの一作。『金沢将棋』シリーズは探索延長の判断に将棋プレーヤーの経験則を持ち込むなど斬新なアイデアで1990年代に最強を誇っていた。本作では一手あたり10秒の持ち時間で戦う「10秒将棋」搭載。また、コンピュータの棋力が非常に高く、初心者には厳しい内容。

プレイ画面

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レビュー

  • ★★★★ 4.0

    腕に自信のある人向け

    極シリーズでおなじみの金沢伸一郎が思考部分を開発した将棋ソフト。
    コンピューターの戦法に振飛車を指定できるなど、より本格的な対戦が楽しめる。
    対振飛車、将棋ソフトユーザーに一番望まれている戦法。
    家庭用将棋ソフトで初めて、コンピューターの戦法を居飛車、振飛車に指定できる。
    10秒将棋。一手あたり10秒の持ち時間で戦うモード。将棋モードとしては初。

    プレステ版でも強いという印象はあったのだか、今回も相変わらず遊び心のない正統派。
    飛車角落ちでの対戦や棋譜のセーブ、音声での読み上げなど一応機能は備わっているが、コンピューターと対戦して勝つか負けるかだけというシンプルなもの。

    世界最強と謳うだけあってかなりの手ごたえがありそうだ。もちろん初心者は門前払い。
    ヒントなどはないしハンディをつけての対戦でも勘弁してくれといいたくなるほどの強さなのだ。
    この強さハンパでないのだ。心してかかれ。

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最終更新日:2021年5月18日 PR