ゲーム概要
「空想科学世界ガリバーボーイ」は集英社、ハドソン、レッドカンパニー3社の合同によるメディアミックス企画。ハドソンによるゲーム化をメインにスタートし、テレビアニメ化も決定したことによりそれぞれが同時進行で制作された。ゲームはテレビアニメ版放映中に発売され、プレイしたユーザーは当時、テレビでまだ放映されていない後半の展開をゲームで先に体験できた。
プレイ画面
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レビュー
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カズタマ
★★★★ ★ 4.0
投稿日:2024年5月31日
空想科学世界ガリバーボーイ
『空想科学世界ガリバーボーイ』は、集英社、ハドソン、レッドカンパニーの3社によるメディアミックス企画で生まれた作品です。ハドソンによるゲーム化をメインにスタートし、テレビアニメ化も決定したことで、各メディアが同時進行で制作されました。ゲームはテレビアニメ版の放映中に発売され、プレイヤーはテレビでまだ放映されていない後半の展開を先に体験することができました。
このゲームは、プレイヤーが主人公となり、空想科学世界での冒険を楽しむアクションRPGです。プレイヤーは多彩なキャラクターとともに、敵と戦いながらストーリーを進めていきます。ゲームプレイ中には、アニメとリンクしたイベントやキャラクターの成長システムがあり、物語の進行とともに深みが増していきます。
このゲームの魅力は、メディアミックスならではの緻密なストーリーとキャラクターの豊かさにあります。アニメを見ながらゲームをプレイすることで、物語の世界観をより深く楽しむことができる点が非常に魅力的です。さらに、テレビ放映中にゲームを先行して体験できるというユニークな楽しみ方が提供されており、ファンにとってはたまらない作品となっています。
ぜひこのゲームをプレイして、空想科学世界での冒険と、アニメとリンクした物語の奥深さを体験してみてください。 -
★★★★ ★ 4.0
サターンユーザーで良かった!
・・・と、率直に思える作品です。
当時、PlayStation派が大多数を占める中、僕はあえてPlayStationには目もくれずSEGA SATURNをプレイしていました(笑)。
そんなある日、たまたま手に取ったのが本作でした。
個人的に広井王子さんの大ファンでもあったので、本作との出会いは必然でもあったんですが、とにかく2012年現在に至るまで、この作品以上に好きなゲームはありません(つまり僕にとっては世界一の作品)。
仮に、自分がPlayStation派だったとしたら出会えなかったかもしれないのです。
本作がPCEからの移植作品である事を知ったのは、購入後から暫く経った頃でしたが、とにかく魅力的なキャラクター達と世界観には驚愕するばかりで、当時夢中になって遊び倒しましたよ。
累計で軽く10周近くはやってると思います・・・それくらい大好きなんです(笑)。
オリジナル(PCE版)から変更された点を纏めると・・・
※PCE版/サターン版
【ムービー】
PCE版=HuVIDEO仕様(モノラル音声)/サターン版=シネパック仕様(ステレオ音声&画面拡大)
【ゲームBGM】
PCE版=PSG音源/サターン版=内蔵音源&アレンジも若干変更されている
【画面比率】
PCE版=特に問題無し/サターン版=若干縦長(?)になっている
【ディスク枚数】
PCE版=1枚組/サターン版=2枚組
【クリア後のお楽しみ】
PCE版=「ウハウハモード」&「ガリバーボーイ開発室」/サターン版=「ウハウハモード」のみ
基本的には、サターン版移植によって様々な点がパワーアップしています。
特にゲームBGMは大幅な変更(バージョンアップ)がされている印象です。
ただ、やはり「ガリバーボーイ開発室」が丸々削除されてるのはかなり残念な点だと言えます。
ゲーム版のアニメムービーは作画が神掛かってるだけに、クリア後に再度観返したいと思われた方もきっといらっしゃるんじゃないでしょうか?無論BGMにも同じ事が言えます。
そういう方々は是非オリジナル(PCE版)を入手して下さい・・・その願いを思いっきし叶える事が可能になりますので(笑)。
個人的には思い入れがかなり強い作品なので、有無を言わさず満点をあげたい気持ちですが、やはり惜しい点を鑑みると満点は付けられないです・・・ただ、このゲームのワクワク感たるや、そこらのゲームにはないモノがあるのも確かです。
機会があれば、是非一度その手にとって楽しんで頂きたい・・・そんなゲームです(^^。 -
★★★★★ 5.0
名作移植
もともとPC-ENGINEで出ていた名作RPGを、サターンに移植したものです。
「天外魔境」シリーズ、「サクラ大戦」シリーズの広井王子、「魔神英雄伝ワタル」「魔動王グランゾート」の芦田豊雄の作品ですので、面白さは保証つき。
ちなみに1995年に一年間フジテレビ系でTVアニメとして放送されていましたが、TVアニメのゲーム化ではなく、このRPGの方が原作。
TVアニメの方は、PC-ENGINE版「空想科学世界ガリバーボーイ」のタイアップ企画で制作されたものです。
なお、このRPGのアニメーション・シーンはセルアニメを利用しているため、TVアニメのクオリティに負けていません(PC-ENGINE版はマシン・パワー不足で「アーケードカード」が無いとざらざらした画面になっていましたが、PC-ENGINEよりパワーのあるサターン版はこの点も改善されています。)。
移植作という事であまり宣伝もされていませんでしたが、この作品はPCエンジンの最後期の名作ですので、今プレイしても全く古さはなく、素晴らしい冒険活劇に仕上がっています。 -
★★★★★ 5.0
このセンスが良い
このゲームをやったのはもう何年も前ですが、すごく面白いです。
上手く言えませんが、ゲーム本編に出てくる全てのキャラクターが、敵も味方も個性があって生き生きとしており、ストーリーは王道なんですけど、広井氏と故・芦田氏の二人のセンスの良さに始終ワクワクしながらプレイしていました。
正直貿易システムはあっても無くてもよかったです。
終盤はほとんど使いませんし。しかしこのゲームはギャグ、シリアス、パロディのバランスが絶妙で、スタッフも楽しんで作っているというのが伝わってくるのです。
例えば仲間になる獣人のハンマーイーグルのイベントはモロ「あしたの○ョー」だし、ピンクタイガーなんて、当時放送されていた「ピンク○ンサー」だろと突っ込みたくなります。
他にも12気筒エンジンのことを、この世界では12人の祈祷師が念力で動かすことから「12祈祷エンジン」とか言ったりして、それらのセンスがすごく笑撃的でした。
出演している声優も豪華です。その他にも街の人たちとの会話や小さなイベント1つ取ってもとてもユニークで面白いです。
何度プレイしたか分かりません。
間違いなく名作だと思います。
今なら100円位で買えるでしょうし、やったことのないサターンユーザーの方は是非ともプレイしてみてほしいです。 -
★★★★ ★ 4.0
大作
クリアまで27時間。実際はもっとプレイしていたように感じる。ボリュームのある大作。
プレイした感想としては、原作者が同じだからか、なんか「天外魔境 第4の黙示録」に近い印象を受けた。
まあ、発売したのはこちらが先だが。
ゲームバランスも、サクサク進むのでテンポが良い。難しい謎解きなどもない。
レベルもポンポン上がる。クリアした時は、レベル300くらいだった。
装備などを買う必要がほとんどないので、そういうのがめんどくさいという人にもいい。
悪い点は、使えない道具が多い、貿易システムも、金があまり必要ないのでいまいち使えない、ストーリーに分岐があるが、ボリュームがあるので、あまり繰り返しプレイする気にならない。など。
今プレイしても、あまり古さが感じられない、十分遊べる名作だと思う。 -
★★★★★ 5.0
すごく面白い!
イタリア、フランス、モナコ、サウジアラビアや日本まで世界じゅうを船で旅するので、当時小学生だった私はこれで国名や地名を覚えました(笑)
ちょっとした歴史の勉強にもなると思います。
国と国を股にかけた壮大なストーリーで、本当に楽しめました!
もちろん今やっても十分に面白いです^^
あとはストーリー以外にもカジノのスロットで遊んだり、貿易でお金儲けしたりできます
オススメです!
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最終更新日:2024年5月31日 PR