ゲーム概要

エレクトロニック・アーツより1997年2月7日にセガサターン用ソフトとして発売されたシューティングゲーム。本作は、西暦2057年の地球と近宇宙における、人工衛星打上の請負等を主業務とする宇宙開発企業・尽星の私設部隊『蒼穹紅蓮隊』と、ライバル企業・八福星間開発公司や、テロリストと化した中小企業連合、過激派自然保護団体との武力衝突が舞台となっている。BGMは崎元仁が手がけている。

プレイ画面

※このページで利用しているゲームプレイ画像及びゲームイメージ画像の著作権は、メーカーであるエレクトロニック・アーツ様が権利を所有しています。
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レビュー

  • ★★★★★ 5.0

    アーケードからの良作シューティングの移植

    同名の業務用縦スクロールシューティングゲームの移植作品です。業務用がセガサターン互換基板で製作されているためか、ゲームそのものは完全移植。さらにプラスアルファの要素もあり非常に素晴らしい出来と言えると思います。

    設定上の特徴は、ストーリーが戦争や地球侵略といったものではなく、日本の企業間の争いなどの現在の自分たちにややなじみのあることを発端にした争いを背景にしたものであることです。ゲーム中は設定をそれほど意識することはありませんが、オープニングやボス登場時に明朝体の漢字で情報が表示され、独特の雰囲気を醸し出しています。

    ゲームシステムでは、ショットとボムの他にもうひとつ、奥行きを含む一定範囲にワイヤフレームを展開し、その中に入った敵をロックオンして攻撃するウェブと呼ばれる武器があります。これは多数の敵機を同時に攻撃が出来るため非常に爽快感があります。また、たくさんの敵を同時にロックオンするほど点数が上がるので、スコアを高めるためには重要な要素です。

    自機は3種類あり、それぞれに基本性能およびウェブの性能が異なります。またウェブの形状も広範囲型と集中型の2種類を装備していますので、いろいろな遊び方が出来ます。難易度は低くはないですが、その独特な世界観やビジュアルの美しさ、ゲーム性の高さからシューティング好きの方にはかなりオススメ出来る作品です。

  • ★★★★★ 5.0

    流石、互換基盤移植です

    SS版こそ決定版でしょう。PS版も悪くはありませんが、同じ価格帯ならわざわざPS版を選ぶメリットはないとさえ言えます。強いて言うなら上位互換でPS3でも遊べる事から、いずれの移植作もPS版の方が需要が高いと言えます。サターンと初代PSはフローティングローディングでCDが浮いた状態でマウントされますが、PS2以降トレイ式やスロットイン方式です。傷も付きやすくなりますので、PS版購入の際には状態にご注意下さい。

  • ★★★★★ 5.0

    なんか設定が・・・でも良作。

    数年前ゲーセンでAC版を初めてプレイする機会があり、本当に横画面なんだと驚いた。
    というわけで本作は横画面縦スクロールシューティング&ST-V(サターン互換)基盤からの移植で内容もバッチリとスキのない作品です。
    ロックオンレーザーがメインになるのですがワイヤーフレームで範囲を表示したり、高低差から同軸に出てくる演出、また明朝体によるミッション説明等の設定を活かした演出も見どころ。
    ロックオンレーザーメインが過ぎて初見だと誘導ミサイルによる被弾や事故死も多いがサターン版ではステージ毎に練習できる、そして練習と難所の破壊優先機のパターン化を積み重ねれば決して無理ゲーではない。
    ボムも通常とWEB展開中とロックオン中で効果が違い使い分けや決めボムをパターンにすると攻略も非常に楽になります。
    ゲーム部分は少ないボタンで非常に多彩な操作が多いものの密度の高い演出と美麗な描画で目に優しくないです。また、上でも述べたように詳細な設定をゲーム中の演出に活かしていますが、その分設定も非常に力を入れています。
    プレイヤーは(株)尽星(ブラック企業1)の社員なので説明書は入社案内、敵機殲滅で特別賞与とか(笑)、尽星の健全な(笑)商売を邪魔するのはライバル企業の八福星間公司(ブラック〜2)や仕事を回されなくなった中小企業連合、自然保護団体と聞いているだけで今の時代に出せそうもない設定です(笑)。
    それはステージ開始時に説明されるのですが入社案内(説明書)を見ながらだと理解も深まります、例えば4面ステージは(株)尽星の会社概要ページにある資源採掘用小惑星「天源」をライバル企業に破壊されたために暗唱中域になったのか・・・殺ったそいつらに報復か。とか(笑)。
    そんでもってマスコミには隠蔽済みの情報をリークして新聞とかには蒼穹紅蓮隊、救助で大活躍!みたいな。
    凝り過ぎて逆に笑えます。

    総じてビジュアルやゲーム内容、説明書の凝り方とかサターンを代表する作品だと思います、当時はシルバーガンが人気すぎたのかも。
    今はプレイ環境とか鑑みると初心者の方は追加機体・キャラ(オッサンです)がありナレーションもあってストーリーがわかりやすいプレステ版がいいのではないでしょうか?
    まあ、シューティング大好き野郎は迷わず両方買え(笑)。
    僕は両方とも大好きです。

  • ★★★★★ 5.0

    難しいけど、時限的にオプションが!

    難易度が高いとお嘆きの方へ!
    何度もプレイしていくうちに、オプション項目が増えます。(ググってね)
    で、ショットとウェブが同時に使用可能になりんす!
    後は、適当にPADに割り振ってやればスイスイ先に進める。
    と思います。
    たぶん。
    あくまで、クリア目標のヌルゲーマー向けですが。(私の事)

    ちなみに、PS版には こんな設定無かったような。(でも、画質はキレイ)

  • ★★★★★ 5.0

    90年代シューティングの良作

    このシューティングゲームは極太明朝体や世界背景が企業間の対立などインパクト重視で見られがちですが、ゲームのシステムはしっかり作られてます。高速弾とも弾幕ともロックオンともとれるイイトコどりのシステムが爽快感を感じさせます。しかもサターン版はクリアした後の追加オプションでライジングの他の作品の音楽も聞くことができます。難易度は低くはないですが十分に楽しめる作品です。

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最終更新日:2021年5月19日 PR