ゲーム概要

ワープより1997年7月18日にセガサターン用ゲームソフト発売されたインタラクティブサウンドドラマ。本作は映像が一切存在せず、音だけでプレイする。基本的にはラジオドラマと同じであるが、サウンドノベル形式のように選択肢によってストーリーが変わるマルチエンディングとなっている。ストーリーの分岐点でチャイムがなり、ストーリー進行が停止し、ここでコントローラを使って選択肢を選ぶこととなる。

プレイ画面

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© 1997 ワープ All Rights Reserved.

レビュー

  • ★★★★ 4.0

    視覚障害の人でも楽しめる

    サウンドノベルアドベンチャーは健常者ならず視覚障害者の人でも楽しめることが売りだと思う。画面を見なくてはできないゲームばかりではあまりにも不公平ではある…と思った矢先(だいぶ前の話です)に発売されました。障害をもった方が友達にいらっしゃるならば、その方に勧めて見ては?

  • ★★★★ 4.0

    今も保存してあります

    この作品には映像が無く、音楽と音声のみでした。
    発売から半年ほどで価格が暴落したような記憶があります。
    絵が無いのはちょっと・・・という感じで、暴落した頃に買いました。
    無茶句茶面白いモノではありませんが、主人公が昔を思い出す度に流れる曲を聴くと、何故か懐かしく感じます。鐘の音が鳴る曲です。
    小学生のとき蒸し暑い夏の日の外、セミの鳴き声がうるさい中で女の子と話した記憶。
    その女の子の名前はなんと言ったか。
    そんな事を考えながら、女の子との約束を果たす内容です。
    クリアした後には、ヒロインの声の人を好きになりました。
    何故かプレイヤーまで懐かしい気分になるから本当に不思議です。

  • ★★★★ 4.0

    野心が作ったのか。

    飯野氏がSSで放った野心作。
    画面が真っ暗という一種ビジュアル作りを放棄したか・・というゲーム業界での新分野を作ろうとした挑戦作ともいえよう。
    しかし、つくりは脚本家、音楽家、俳優陣も技巧派ばかりがそろっていて、一度目のプレイでは感涙モノ。
    柏原崇さん、管野美穂さん、そして篠原涼子さんが声優として出演しており、ラジオドラマとしての新しい一歩を踏み出している。
    プレイヤーには物語の岐路での選択肢が与えられ、劇中では非常に奇妙な作詞家の音楽が聴かされるが、舞台が夏、台風となっているのでこのお盆の時期にはオススメである。
    誰しも少年、少女期には心に旅へのあこがれや、ワンフレーズのわけのわからないものを追求した思い出があるとおもう。そんな心の琴線に触れてくれるゲーム。

  • ★★★★★ 5.0

    とても好きな作品

    音のみで描かれるドラマ。選択肢を選ぶことのできるラジオドラマ。
    画面には何も映らない。寝転がってプレイするのがいいと思う。
    お話は恋愛物、声で出演する役者さんたちは声優をつかってないからこそ逆にいい感じにプレイできる。
    ゲームが好きというより、ドラマが好きな人たちに向ける作品だと思う。
    この作品はとても貴重な作品だと思う。売れ行きが伸びなかったため、続編のホラーストーリーのリアルサウンド2は発売されなかったことが非常に悔やまれる。

  • ★★★★ 4.0

    試みがとても良いと思います

    これは映像がなく画面は真っ暗、テレビから音のみが聞こえてくるというゲームで物語は大学生である主人公の初恋の記憶を辿る話です。プレイヤーは、物語の所々で台詞による選択肢を与えられ、それを選び話を進めます。当然、視力にハンデがある方も楽しめるように、操作は確か方向キーだけで出来たと記憶してます。私はこのソフトを発売したワープという会社に敬意を表します、拍手したいです。というか当時二十歳位だった私はエンディング後真っ暗なテレビの前で拍手しました!(笑)全てが素晴らしかったから。物語は懐かしさ切なさを刺激される作品でした。このソフトは「心の引き出しを開ける」みたいな事と「夏の終わりの夕方にプレーしてほしい」みたいなことを確かワープの社長さんが言ってたような記憶があるのですが、まさに、そのような中身でした。エンディングは選択で分岐します。バッドエンドをリアルに夏の夕方に迎えるとかなり切なかったです(体験談)あぁ、終わってく…取り返しつかない…てな感じでした。ただグッドエンドはハッピーな気持ちになれます。矢野晶子さんのエンディングソングがピッタリな感じの幸せさ加減です。これぞハッピーエンド!エンディングだけでなく、物語全編に流れる音楽が秀逸でした。鈴木慶一氏万歳てくらい、ドンピシャなんです。例えば同じ曲だとしても、場面や状況に合わせてアレンジが加えてあり、その曲調は人物の心理を表現している、と感じます。実に繊細です。物語の核になる子供の頃のヒロインとの会話を、数回に分けて思い出して行くのですが、こまぎれな記憶を全て思い出す時、後ろで流れる曲が微妙に変化するのです、それは正に、「ああ、そうだった」と主人公が思ってるんであろう心境を実に上手く表しているな、と感じました。その演出全てに鳥肌がたちました。その他にも、天気予報の歌等々名曲だらけです。話も音楽も素晴らしい作品です。お勧めします。

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最終更新日:2021年5月20日 PR