ゲーム概要
スパイクより2006年10月5日にプレイステーション2用ソフトとして発売されたアクションゲーム。1人の忍となって、戦乱の世の中を生き抜いて行く忍者ゲーム。プレイヤーは戦乱の世に生きる、記憶を奪われた忍「ゴウ」となり、そのときの状況に応じて自由に決断し行動していく。だが、その行動が、戦乱に揺れる「宇高多」の行く末を決めることになる。※廉価版
プレイ画面
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レビュー
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カズタマ
★★★★ ★ 4.0
投稿日:2024年8月18日
忍道 戒(スパイク・ザ・ベスト)
『忍道 戒(スパイク・ザ・ベスト)』は、スパイクとアクワイアが手掛けた、究極の忍者ゲームです。このゲームは、リアリティを追求した物理演算エンジンを搭載しており、プレイヤーはまるで本物の忍者のようなアクションを楽しむことができます。特に注目すべきは、「ハラキリエンジン」というシステムです。このシステムにより、プレイヤーの行動が物語や世界に直接影響を与え、プレイするたびに異なる展開が楽しめます。
さらに、このゲームには「匠モード」が搭載されており、プレイヤーは自分で任務を作成し、無限に遊ぶことができます。これにより、飽きることなく長時間プレイを楽しめる設計になっています。自由度の高いプレイが特徴で、忍者としての多彩なアクションや戦術を駆使して、ミッションをクリアしていく過程は非常にやりがいがあります。
このゲームは、忍者アクションを存分に楽しめるゲームです。プレイヤーの選択が物語に深い影響を与えるこの作品は、リプレイ性が高く、何度でも楽しめる一作です。忍者アクションが好きな方には、ぜひプレイしていただきたいゲームです。
また、本作は先にプレイステーション2で発売された『忍道 戒』の廉価版となります。 -
★★★★★ 5.0
勝手がちがう
このゲームは新感覚ステルスアクションである。ステルスゲームなので敵は平常時と発覚時で行動が違う。 平常時であっても敵はキョロキョロと辺りを見回したりするため不用意には近づけない。歩かない見張りはいつまで待っても背中を向けない。 主人公を見つけた敵は見失うまでどこまでも追いかけて来る。むしろ行動を予測して先回りしてくる。見失った事を確認してから物陰に隠れれば気付かれない。 騒乱は付近にいる敵を集めてしまう。多勢に無勢、こりゃだめだ!と思ったら即逃走。勝てない戦いはしない。 血祀り殺法、敵を一撃で葬り去る技。背後から確実にいくか、正面から強引に狙うか。敵と対峙していたとしても隙を付く事が出来る。チャンスは必ずある。 任務の成否が主人公の評価と報酬を、そして時には運命を左右する。失敗がゲームオーバーになる場面ではその先に踏み込むか確認がされるが、基本的には失敗してもゲームオーバーにはならない。 材料持ち帰りと忍具制作がもう一つの忍道の楽しみ。シナリオクリアでアイテム持ち越しが可能であり、周回プレイが止められない。 広大でリアルな城!ひと癖もふた癖もあるライバル忍者軍団!ケレンミ溢れるストーリー!多彩な血祀り殺法!重厚な音楽!風の様に駆け抜ける爽快感!まさに空前の新感覚ステルスである。 ……夜な夜な繰り広げられる任務の制限時間はゲーム的に30分間。画面は暗い。 「もうすぐ夜が明ける」頃にはすっかり明るくなっているのとか芸が細かい。
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★★★★★ 5.0
歴史の闇に忍者あり
私は通常版を購入しましたが、1年以上経った今でも時々やってます。
従来の忍者ゲームって敵の侍と戦っても簡単に勝てるゲームが多かったと思いますが、これは天誅シリーズを世襲しつつも忍者が意外と弱い。
タイマン勝負なら勝てるけれど、ぐずぐずしていると敵が増援を呼ぶので4〜5人にあっという間に囲まれてボコられます。こうなると目も当てられないのでマキビシを撒いて逃げるしかありません。
そりゃそうですよね、複数の敵に囲まれて勝てるようなら「桃○郎侍」か「暴れんぼう○軍」にタイトルを変えなきゃなりません。
しかし屋根の上に逃げ隠れても、難易度を難しい以上に設定すると、上まで登ってきてこちらを探そうとします。敵の追撃がしつこいくらいです。
やはり、闇から相手の様子を窺い、隙を見て血祀殺法!(必殺技です)やっつけた敵を担いで見えない場所に隠す(隠さないと増援がきてしまうので)
そしてまた闇へ隠れ次のターゲットを探す・・・ごれぞ忍者の醍醐味
ボス戦になれば、様々な忍具を使って相手を幻惑しながらでないとなかなか勝てません。それが楽しかったりするのだけど・・・
忍具の出来がとてもいいです。種類も多く、調合でオリジナルの忍具を作れたり、強化もできます。
この忍具を使って様々な戦術を駆使できます。敵の死角から手裏剣を投げるのは序の口で、
敵が二人が近くにいるときは気絶玉を投げて同時にやっつけたり、
倒した敵をあえて目の着く場所に置いて、周りに埋火(地雷)を設置したりとアイデア次第で楽しみが増えます。
シナリオもよく出来ており、3つの勢力がおり、任務を通じて勢力バランスが動いてゆきます。忍者として歴史を影から動かしているような設定になってます。
ゲームバランス、難易度共にかなり歯ごたえのある作品です。
敵の隙を見つけるために、かなりの時間茂みに隠れたりしなければいけない時があるので、忍者になりきる人にはたまらん設定ですが、気の短い人には向いていないかもしれなせん。
忍者好きにはもちろんですが、潜入捜査系が好きな方にもおすすめの作品です。
値段もお安くなってますしね。 -
★★★★★ 5.0
「ステルス」と大乱戦の両立
凄い今更ですが、誰も言及してないことを幾つか。
本作は、「後ろから近づいて斬る」だけのゲームではありません。「隙を突いて斬る」ゲームなのです。
雑魚がやたら賢いのが肝になってます。建物の影に隠れたつもりでも、逆から回り込まれたりします。「仲間を呼ぶ」のもやるので、ウジャウジャ敵が集まってきます。屋根の上は安全ではありません。他の屋根づたいに登ってきたり、他流派の忍者はスーパージャンプで飛び移って来ます。ですので、例えば発覚することまで想定して、退路を確保する必要があるわけです。もしくは短時間で決着を付ける。血祀り殺法で。
そしてその血祀りのガイドとして「血祀りの予感」があります。後ろから近づいていくとピキーンと星が出て、その前後に△ボタンを押せば倒せます。そういうチュートリアルが有ります。ある程度やりこんでいくと、そのタイミングが思ったより多いのに気づくでしょう。それと、ピキーンが出なくても実は血祀れます。それが判ってくると、一気におもしろくなります。
血祀り殺法は、ターゲットとの位置関係で幾つかバリエーションが有りますが、前から近づくとかリスクの高いものほど発動が短くなってます。これが何時役にたつかというと大乱戦時ですね。敵味方入り乱れてると、血祀の発動中に斬られたりとかあるので。ステルスアクションという分類になってますがそういう任務もあります。しかし実はそれこそが本作の真骨頂です。
発売から何年も経ってるゲームですが、たまに無性にやりたくなるのは本作だけですね。
それほど独特の遊び心地を持っています。
通算100周以上、累積1万時間はやったかな。セーブデータに累積時刻は出ますが上書きしちゃうんで判らないんですよね。 -
★★★★★ 5.0
和風忍者ステルスゲーの最高傑作
まずなによりアクションゲームとして面白い!
敵にそっと近づいて必殺(血祀)を決めるのはまさに快感です!
私はアクションゲームが得意ではないので最初はかなり苦戦しましたが
難易度が三段階で設定でき、チュートリアルがあってなんとかなりました。
馴れると自分の思うように動かせられるようになり、
そのとき初めてこのゲームの自由度の高さに驚かされまます。
広い町で屋根から屋根へ颯爽と駆け抜ける疾走感や
敵に見つかってしまい隠れる場所を探す緊迫感はまさに忍者ゲーの真骨頂です。
敵も様々なキャラがいて侍なら刀と弓などの武器を使い分け
忍者なら手裏剣や煙玉を投げてきたりや体術を駆使してくるので
ステルスアクションだけではなく正面からの戦闘も熱いものになります。
何よりこのゲームは主要人物からザコキャラまで愛嬌のあるキャラクターで
彼らの独り言を聞いてるだけで思わず笑ってしまうこともしばしばあります。
他にも様々なところにさりげなくネタが隠されていて発見するたびに思わず
ニヤリと笑ってしまうことも…(笑)。
そういった点からもこのゲームは遊べば遊ぶほど愛着が出る、
いわゆる“スルメゲー”の部類のゲームだと思います。
このゲームのことはまだまだ語りたいことは山ほどありますが
ただ一つ言えることはハマったら中々やめられない素晴しいゲームです。 -
★★★★★ 5.0
噛めば噛むほど味が出る!
3人の大名に仕えながらストーリーを進める忍者ゲーム。
任務には敵を倒すものだけでなく、泥棒・輸出・誘拐・救出・警護など多種多様。
しかしこれでは終わらないのがこのゲーム特有のハラキリエンジン!
泥棒任務も盗んだ品を依頼主に届けたりせず別の大名に送って勢力アップ!
警護任務も普段は強い侍大将を守る振りして殺害!
面倒臭いとスルーされがちな"調合"。
これで自分オリジナルの忍具を作れば面白さ倍増!
大量の火薬と調合した強力"火薬武士騙し"(寿司型)。空腹の敵の前に放り投げると喜んで飛び付きます。そして食後は爆音と断末魔と共に宙を舞っています。
これが"忍道 戒"!!
戒めろっ!!
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最終更新日:2024年8月18日 PR