ティアリングサーガシリーズ ベルウィックサーガ
(プレイステーション2・ザ・ベスト)

TearRing Saga Series - Berwick Saga - PlayStation2 the Best
★★★★4.8(6件)
機種
プレイステーション2 (PS2)
ジャンル
ロールプレイング (RPG)
発売日
2005年12月1日
メーカー
エンターブレイン
定価
2,800

ゲーム概要

エンターブレインより2005年12月1日にプレイステーション2用ソフトとして発売されたシミュレーションRPG。本格SRPG『ティアリングサーガの続編。戦闘マップにヘックスを採用し、敵味方の行動タイミングが混在する同時ターン制の導入により、戦略性が大幅にアップ。侵攻するラーズ帝国を討つため、ナルヴィア城へと騎士団を率いて向かうシノン公子である主人公リース。今、王道騎士物語の幕が上がる。※廉価版

プレイ画面

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レビュー

  • カズタマ

    ★★★★ 4.0

    投稿日:2024年6月15日

    ティアリングサーガシリーズ ベルウィックサーガ(プレイステーション2・ザ・ベスト)

    『ティアリングサーガシリーズ ベルウィックサーガ(プレイステーション2・ザ・ベスト)』は、本格シミュレーションRPG『ティアリングサーガ』の続編として登場しました。このゲームでは、戦闘マップにヘックスを採用し、敵味方の行動タイミングが混在する同時ターン制を導入しています。このシステムにより、戦略性が大幅にアップし、プレイヤーはより高度な戦術を駆使することが求められます。

    物語は、侵攻するラーズ帝国を討つためにナルヴィア城へと騎士団を率いて向かうシノン公子リースが主人公です。リースとともに、ベルウィック同盟に属するシノン公国の「シノン騎士団」を率いて戦いに挑むプレイヤーは、壮大な王道騎士物語を体験することができます。2001年5月にPS用タイトルとして発売された前作からキャラクターを一新し、より本格的なシミュレーションゲームに進化しています。

    最大の特徴は、数多くの登場人物による重厚なストーリーです。各キャラクターには独自の物語があり、それらが複雑に絡み合うことで深みのあるストーリーが展開されます。プレイヤーはリースとなり、様々なユニットを駆使して敵軍を打ち破り、任務を遂行していきます。戦闘パートでは、六角形のヘックスマップを採用しており、ユニットの配置や行動タイミングが戦況を左右します。このシステムによって、従来のシミュレーションゲームにはない緊張感と戦略性が生まれています。

    このゲームの魅力は、緻密な戦略性と重厚なストーリーにあります。プレイヤーはリースとともに壮大な物語を体験し、複雑な戦術を駆使して戦闘を楽しむことができます。シミュレーションRPGファンにとって、このゲームは非常におすすめです。ぜひプレイして、リースとともに戦い抜いてください。
    また、本作は先にプレイステーション2で発売された『ティアリングサーガシリーズ ベルウィックサーガ』の廉価版となります。

  • ★★★★★ 5.0

    壮絶なストーリー、戦争とは常に残酷

    まずこのゲームを始める前に注意したい事があります。よくトラキア776プレイヤーがこのゲームをやり始めて序盤でやめてしまう人が多いのですが正直もったいないと思います。FE慣れしてる方だとどうしてもアイテムやキャラ、捕縛のコンプリート、ステータスマックスを目指す人が多いですがはっきり言って至難の業です。私もようやく5週目でやりたい放題出来ました。良い装備を持ってるボスをすべて捕縛もしましたがそういうプレイはおすすめしません。素直に評価マックスプレイを目指した方が遥かに楽です。それほど針の穴を通すような確立のプレイが要求されます。

    ☆さてここからが本題☆
    従来FEやSRPGすべてに言えることですが敵の強さのインフレで難しかったり簡単だったりとバランスを取っているSRPGがほとんどですがこのゲームはそれだけではありません。戦略が幅広く有り、戦略的な難しさを感じるゲームです。なので従来のSRPGに慣れてる方で硬いキャラで壁を作れば一安心、強いキャラで敵陣に突撃して無双、こういうプレイが通用しません。基本的にはFEに似てるところが多いですが、その代わり今までにないような、同時ターン制である本ゲームのシステムを逆手にとって射撃待機を組み合わせたり、遠距離武器に近距離キャラが切りこみ反撃、射程の概念の違い、挑発でおびき寄せ、ダメージを食らったら反撃出来ないので強キャラが一方的に攻撃されるといった様々なシステムが有り、それを駆使して出撃してる全キャラを上手く役割分担させ連携してクリアを目指すまったく新しいタイプのSRPGです。よくここまでアイデアと仕組みを考えて作ったなと感心しました。
    初めの方は命中率の悪さもあって少し苦しい戦いが続くのでそこで飽きてしまう方が多いですが、それを乗り越えればどんどん戦略の幅は広がっていきます。まさにプレイヤー自身が名軍師になったように錯覚を起こさせるような感覚になりました。ストーリーも素晴らしく王道タイプの感動的ストーリーで例えるならサガフロンティア2のような雰囲気とストーリーが近いと思います。また各キャラたちのアナザーストーリーが用意されており、その各個人個人のストーリーの出来も素晴らしいです。プレイヤーは慣れないうち常に金欠と戦力不足に悩ませられますが、ストーリーもそのような状況におかれてる立場なのでとても感情移入出来ました。BGMに関しては歴代ゲームトップクラスの音楽でした。気になった方は、非情な運命を背負わされた若くて優秀な主人公リース公子を是非あなたが手助けし導いてやってほしい。

  • ★★★★★ 5.0

    スルメゲー 噛めば噛むほど・・・

    噛めば噛むほど味が出るスルメゲーです
    育てゲーでもあり序盤は貧弱だったユニットが後半に連れて強くなっていくのは楽しい
    私が特に注目すべきシステムは騎兵の槍による攻撃がヘックス1に対して攻撃力が加算されるところです
    強力なチャージで騎兵による一撃粉砕は実に気持ちが良い

    運ゲーになるかはプレイヤーの腕次第です、何をもって運ゲーと言うかは個人の裁量ですが
    戦は戦場のみで決するのではありません、備えが十分でなければ死を招くおそれがあるのは当然です
    つまり編成もこのゲームの重要なファクターです、編成にかける時間が長いそして楽しい

    某動画サイトで生放送でノーリセクリアを目指している方が現在います(現在後半にさしかかり死者二名)
    終盤になるとただ数字の強い敵キャラをばらまいてさあ攻略しろというシロモノではありません
    当然ノーリセで進むには敵の癖も把握する必要がありますがスキルとマップに合わせたキャラを出すことで十分可能なのだ驚かされました

    昨今のぬるいゆとり設定に飽いた方々SLG好きの方々、挑めそして堪能せよこれこそ至高のSLGである

  • ★★★★★ 5.0

    評価の分かれるゲーム

    非常に評価の分かれるゲームですね。
    私はハマった派です。

    2回クリアし3週目に入りました。
    さすがに3週目はマップ戦略の熟知と慣れによってかなり楽です。
    1週目はシステムなど理解するのがやっとで楽しむまではいきませんでした。
    特に序盤は命中率も低くイライラしがちですが、レベルが上がれば(というか熟練度が一番重要)命中率で悩むこともなくなります。
    序盤の攻撃は、はずすものと割り切って4、5人で1体の敵を倒すようにした方がいいです。
    武器の熟練度をきちんと育てれば後半はかなり楽です。
    また回避率に影響する「俊敏」も大事です。
    キャラを育てるにあたり、攻略本などを参考に育てるキャラを選ぶのが良いと思います。
    各成長率はキャラによって相当差がありますし、全員騎士団入りさせるためにも攻略本は必須です。

    私はフェイ、ルヴィ、ディアン、クレイマーなどが育てやすくて好きです。
    またキャラ固有の特別な武器は壊れてもなくならないのである程度苦戦する敵には惜しみなく使う方がいいと思います。
    リペアストンも結構たくさん手に入るので使わないともったいないです。
    (キャラ固有の武器は壊れてからでもリペアストンで修復すると新品に戻ります)

    このゲームはやればやるほど味のでるゲームです。
    ただし相当な時間の余裕と根気、忍耐力のない方にはお勧めできません。
    そういった方はおそらくこのゲームの奥深さに気づくことすらできないでしょうから・・。

  • ★★★★★ 5.0

    クセのある名作

    この作品は他の人にはオススメできない

    なぜなら高い戦略が求められる上に、序盤から後半までお金の管理をする必要がある。
    さらに攻撃の命中率はポケ〇ンのように90台でも普通に外す。

    これだけ書くと、ただの悪いゲームに見えるが実はそうではない。
    このゲームの素晴らしさは、愛や勇気をプレイヤーに伝えてくれる魅力的なキャラクター達、
    そして広いマップでの同時ターン採用という、戦略性に富んだ戦い。

    さらに先に進みたい意欲を掻きたてるために、各キャラのイベントでのクラスチェンジ、壮大な世界観のストーリー、サブイベント、様々な収集要素…

    というような良いところも沢山あります。
    どうしてもやりたくなった人は買ってみて下さい。
    途中で投げ出さなければ、クリアしたときに何か不思議な感動に包まれますよ。

  • ★★★★★ 5.0

    SRPGの中でもかなり難しいゲームでした。

    最初は攻撃が当たらずイライラして一度は断念してしまいました。後日もう一度チャレンジして少しずつゲームが進むと次の展開が気になり、いつの間にかはまっていました。

    個人差があると思いますが、アイテム整理にかなり時間がかかりました。戦闘を有利に進めるためには仕方がないかな…と思います。
    ゲーム全体として敵が強くクリア条件が難しいところがあったり、セーブできるターンになるまで緊張感があります。それぞれの章をクリアしたときはいつもホッと一息ついていました。

    SRPGで終盤戦になると敵が相手にならないゲームがありますが、こちらは大丈夫です。
    敵から逃げるので精一杯だったり、一撃で瀕死に陥ることもよくありました。
    味方の特徴を活かして助け合えばクリアできると思います。
    やりがいはかなりあります。

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最終更新日:2024年6月15日 PR