ゲーム概要

コーエーより2001年3月29日にプレイステーション2用ソフトとして発売されたシミュレーションゲーム。大迫力の戦闘を楽しめる歴史ドラマシミュレーション『決戦』の続編となる。「愛と戦い」をテーマに三国志の世界を完全オリジナルで構成している。集団戦闘を実現する「群れ制御エンジン」はさらに進化し、「陣形」の要素も取り入れて、豪快かつリアルな戦闘を演出。劉備が恋人の貂蝉を救うため、曹操に闘いを挑む。

プレイ画面

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レビュー

  • カズタマ

    ★★★★ 4.0

    投稿日:2023年10月9日

    コーエー完全オリジナルストーリー

    『決戦2』は、コーエーが贈る完全オリジナルストーリーの戦略シミュレーションゲームです。この作品では、劉備と曹操、二大英雄の壮絶な対決が物語の軸となり、その周りには歌姫の貂蝉、豪傑の関羽、女将軍の美三娘、そして謎めいた美少女ヒミコなど、個性豊かなキャラクターたちが登場し、愛と戦いのドラマが展開されます。

    グラフィックや演出において、プレイステーション2の性能を最大限に活かしており、前作に比べて戦闘規模が約500人にも達する大規模なバトルが実現されています。通常の野戦に加えて攻城戦や水上戦が登場し、戦闘ステージも前作の約3倍に拡大。プレイヤーはリアルタイムで展開する戦闘シーンの中で、妖術や計略を駆使して戦局を左右することができ、戦闘の臨場感が存分に味わえます。

    声優陣には市川染五郎や中山エミリといった実力派が出演し、キャラクターたちに生命を吹き込んでいます。その結果、ゲーム内のキャラクターたちは個性的で魅力的に描かれ、物語に一層の深みを持たせています。

    『決戦2』は、プレイヤーに魅力的なストーリー、大規模な戦闘、迫力の演出を提供してくれます。歴史にインスパイアされたこの作品は、三国志の舞台に新たな一ページを刻むことに成功しています。

  • ジーティン

    ★★★★★ 5.0

    投稿日:2023年10月9日

    前作は戦国時代が舞台であったが、この作品では三国志の世界がモチーフ

    『決戦2』は、プレイステーション2の初期に登場し、前作『決戦』の成功を受けて制作された続編だ。前作が戦国時代を舞台にしたのに対し、この作品では三国志の世界が舞台となり、劉備が恋人の貂蝉を救うために曹操に立ち向かうオリジナルストーリーが展開されている。

    まず、ストーリーについて。『決戦2』はオリジナル性に富んだシナリオが特徴で、戦国時代の枠を超えて三国志の物語を楽しむことができる。意外性に富んだ展開がプレイヤーを引き込み、物語に没頭させてくれる。

    ゲームプレイにおいて、前作の良さを受け継ぎつつも、より現実的な要素が取り入れられている。特に「群れ制御エンジン」の強化により、より大規模な戦闘が可能となっている。500人規模の戦闘が繰り広げられ、陣形の要素が取り入れられることで、戦略的な要素が一層充実している。また、2人同時プレイの導入もうれしいアップデートとなる。

    声優陣の起用にも力を入れ、市川染五郎や中山エミリ、古谷徹、小山茉美など豪華な声優陣が個性的なキャラクターに命を吹き込んでいる。ゲーム内の演出や映像も高品質で、プレイヤーを没頭させること間違いない。

    クリア後には曹操編も楽しむことができ、別の視点から物語を楽しむことができるのも魅力の一つだ。『決戦2』は前作の成功を踏まえつつ、多くのアップデートと新要素を加え、より一層楽しめる作品となっている。

  • ★★★★★ 5.0

    総大将の器が試される

    プロの俳優陣が声を担当しているので、アニメよりも映画に近い感じがする。
    キャラもそれぞれ個性的で、自分の好みにあった軍師の戦術をつい採用したくなるのもリアル。
    父の仇を討ちたいと名乗る武将を前線に出すと一騎打ちで意外な勝利を得たり、まさに総大将になった気分が楽しめる。
    劉備側でクリアした後は、曹操側から再度プレイできるのも楽しいが、それも敵味方の両方に役者が揃っているからだろう。
    戦闘はリアルに進むので、各部隊を攻めさせたり退かせたりしながらできる限り多くの部隊を勝利させることが大事。
    自分の戦術力を試したい人には特にお薦め。

  • ★★★★ 4.0

    好みのわかれる作品

    諸葛亮が市川染五郎氏
    貂蝉が中山エミリ氏
    劉備はガンダムのアムロなどで有名な古谷徹氏
    荀イク(このゲームでは荀郁)は島本須美氏と、豪華な俳優、声優陣。

    コーエーのドラマCD「三国志満漢全席」と、ほぼ同じキャスト(声優のみ。一部違う方もおられます)なので、そちらのCDを聞いている方には倍楽しめる作品かと思います。

    三国志をベースにしたファンタジーだと思えばオリジナルのストーリーも面白く、演義や他の三国志作品と比較して楽しむ事も出来ます。

    貂蝉が劉備の恋人であったり、諸葛亮をはじめとする軍師達が妖術を使ったり、荀イク(このゲームでは荀郁)が女性だったりとトンデモな内容ですが、個人的にはとても楽しめました。

    三国志や、三国志のゲームに堅苦しいイメージがある方は、決戦2から手をつけてみるのも良いかもしれません。

    政略、軍議などは、軍師・将軍達が三つの案を出してくれてその中から一つを選ぶだけという、簡単なものです。

    戦闘前にはムービーが流れ、戦闘中に軍師達の使う妖術は迫力があります。
    PS2なので画像も綺麗で、映画を見ているような感覚で進んで行くゲームです。

    ただ、劉備編から始まり、それをクリアすると曹操編が楽しめますが、残念ながら呉には孫権編がありません。
    (その上、孫堅・孫策は出ません)

    呉の将を自分で動かすには劉備編の赤壁の戦いの前でセーブしておき、クリア後そのデータを上書きせずに何度も堪能するくらいしか手がありませんので、呉以外に興味のない方にはあまりおすすめ出来ないゲームです。

    ・蜀か魏のファンで冗談の通じる方
    ・キャストに魅力を感じる方(フルボイスなので堪能できます)
    ・趙雲の居ない長坂の戦いが見たい方

    などは、是非どうぞ。

  • ★★★★ 4.0

    このゲームは色んな意味でうける

    とにかく,出てくる武将の人たちの鎧が派手派手で可笑しい。
    しかも意外な人物が女性化していて笑えます・・・。
    特におかしかったのは劉備の性格で、「俺は、民の為ではない・・・貂蝉の為に戦っているのだ!!」
    (たぶんこんなセリフだったと思う)という国を担うリーダーにあるまじき発言をします(笑)
    その直後に趙雲が去っていきました。個人的に腹がよじれました。
    ギャグでやるならいいかと。

  • ★★★★ 4.0

    良かった!

    私も母も、この決戦2が大好きでやりこんでいました。
    だけど、ある日からおかしな画面が映ったり、声優さんの声がだぶったりして、できずじまいでした。
    しかし、あきらめず、これで決戦2買ったのが3回目。
    これでできなかったら、ps2購入するつもりでいました。
    そして、今さっきプレイしてみたら、平常に動いてくれました。
    まあ、セーブ時に、字が薄くなっているというバグはあったものの、ちゃんとゲームできて、嬉しく思ってます。

  • ★★★★ 4.0

    前作よりパワーアップしています

    「決戦2」は5〜8時間程度でややボリュームアップし、その2倍分遊べます。オリジナルストーリーとなりストーリー性が大幅アップ。ただしオリジナルのため、原作ファンで武将に思い入れが強いほど受け入れられないかも知れません。初めて三国志に触れた人が誤解しないか心配です。戦闘システムも見直され、快適になったように感じます。

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最終更新日:2023年10月9日 PR