ゲーム概要
バンダイより2001年9月6日にプレイステーション2用ソフトとして発売されたリアルタイム戦術級シミュレーションゲーム。『機動戦士ガンダム』の一年戦争を舞台に、ジオン軍の指揮官となって連邦軍と戦うゲーム作品となる。ジオン軍のMSをうまく運用し、ミッションをクリアしよう。シミュレーターモードでは、シャアなど名だたる戦士たちとの模擬戦闘を、ストーリーモードでは一年戦争に参加して数々の戦場を戦っていく。
プレイ画面
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レビュー
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カズタマ
★★★★ ★ 4.0
投稿日:2023年5月2日
ジオニックフロント 機動戦士ガンダム0079
『ジオニックフロント 機動戦士ガンダム0079』は、ファーストガンダムの世界をジオン兵士からの視点で体験できる、リアルタイムシミュレーションゲームとなります。
プレイヤーは、オデッサやジャブローなど対連邦最前線を舞台に3機のMSで編成されたジオン軍MS部隊で激戦の一年を戦い抜いくことになります。ザク、グフなど数々の名機で部隊を編成し、進攻ルートを決定し、指示を与え、数々の任務を遂行していきます。魅力あるオリジナルキャラに加え、シャア、ガルマなども登場します。 -
★★★★★ 5.0
隠れた名作
ジオンの特殊部隊の、シミュレーション+アクションゲームです。
ガンダム系はまぁまぁのゲームが多いのですが、これは意外と名作でした。
まず、雰囲気や設定がリアルです。後ろだと1発で即死です。こういうのが欲しかった!
グラフィック良し、シナリオ良し、キャラクター良し、ゲーム性良し、操作性良しで文句ありません。
ジオン側ってのもいいです。また、シャア大佐やキシリア少将からのきつい台詞はたまりません。
ただし、始めるまでに色々と覚えないといけません。
戦術も練らないとクリアできません。
そのせいか、名作のわりに評価と知名度が低いです。
「おしい点」
・年齢がいい加減。魅力的なキャラを作ってるのにもったいない!
・マットの声なのか演技なのかわからないが、気に入らない>< 録音の仕方が悪かったのかも。
・攻撃ボタンを押したらキャンセルできない。ザクがバズーカ撃つのがめっちゃ遅いのですが、攻撃ボタン押して、のろのろ照準合わしてる間に敵の攻撃に気づいても、キャンセルできないから避けれない。遅いのが問題なのかも。
・ビームライフルや、グフのヒートロッドがマップを貫通する。岩に隠れたまま敵を撃てるので、ゲームバランスが崩れる。グフをおびき寄せる作戦だったのに、壁を貫通してヒートロッドがきた。
・左右交互に避けるとき、少しでも後ろ側に傾くと、敵に背中を見せて回転する。判定が厳しすぎる。普通前を向いて回転するだろうに。
・サポート装備使用中と格闘中は無敵。
・サポート装備の煙幕を投げるとき、いちいち止まる。
・2週目のミッション12で、いつのまにか3チームともスタートポイントが重なっていた(バグ?)1秒1秒が重要なこのミッションで、10秒くらいロスした。
「その他」
・トレーニングは最初から6個選べたほうがいいと思う。プレイヤーを逃がさないように。
・クリア後にステージが選べたらよかった。
・ルート設定の保存はやっぱり無理でしょうか?せっかくいいルート設定ができたのに。
・他の機体に比べて、ドムとガンタンクは速くないでしょうか?ドムは強すぎるし、ガンタンクはガンキャノンより速いです。でもリアルならこっちのほうがいいですが。
・敵も味方もCPUが弱い。馬鹿なのは仕方がないけど、せめて左右に避けてほしい。 -
★★★★★ 5.0
このリアリティは凄い
一年戦争のとあるジオンの部隊の物語。
まず最初に言っておきますがこのゲームはガンダムがアクションをするようなゲームではなく、通常難易度でも戦略を練らないとまずクリア不可能で、従来のガンダムゲームのようになにも考えず単機で敵陣に突っ込んだりすると予期せぬ所から敵機が現れ集中放火で即死、なんてことは当たり前。
プレイヤーの部隊はMSを使うのですが、それよりも格が低い敵の戦車部隊でさえ背後から砲撃を受けたらやはり即死、更には敵MS小隊と正面衝突なんてしたら激しい撃ち合いの消耗戦になり自殺行為も同然。
ならどうやってクリアすんだよ!…となりますが、基本は戦略を練り、敵の位置を知ることが大事。
例えばジャマー(レーダー妨害装置)を使い、敵に発見されないように近づいて攻撃…建物に隠れながらレーダーを使い敵の移動ルートを知り、背後から強襲…などなどリアルな戦略をすることができます。
更に原作再現でミノフスキー粒子が存在し、レーダー、赤外線センサー、ソナー…これらを状況に応じて使い分け敵に位置が発見されずに、かつ敵の位置を知る緊張感には手に汗にぎります。
逆に言えば高い難易度、アクション性や爽快感がない、ロード時間が長いなど欠点もありますが、それを補って余りあるリアリティ。これに限ります。
ストーリーも評価でき、ジオンという過酷な軍の哀愁を漂わせてくれて、基地の攻撃から始まり、オデッサ防衛、ジャブロー強襲、更にはガンダムの情報を収集など多彩なミッションがあります。
特に発見されずに敵部隊を壊滅させた時の達成感は従来のガンダムゲーの比じゃないです。
シュミレーションゲームが得意な方にオススメしたい一品。逆にチマチマとしたやり方は苦手、という人には非常に向かないので注意してください。
弾や緊張感が飛び交う危険な戦場をあなたの戦術でくぐり抜け、過酷な戦争を生き抜いてください。 -
★★★★★ 5.0
かなり異質なガンダムのゲーム
感覚的には今までのガンダムゲーム+メタルギアシリーズみたいな感じです。
ド派手な戦闘は全く無いです。アクションによる爽快感を求めるのならこのゲームは選ばない方がいいです。
いかに敵に発見されずに多くの敵を撃破するか。 って感じです。
敵に見つかった時点でミッション失敗になるミッションもあります。
初期の頃はガンダムとかと真面目に交戦するとまず死亡ですが2周目くらいからBアーマーとかAアーマーとかが入手出来るとザクでもガンダムと正面で撃ち合って勝てるくらいになります(笑)
2周目は1周目と比べかなり鬼畜な難易度でしたが、1周目の武装引き継ぎなのである程度まではスイスイ進めます。
ただ、100%クリアっていうのはかなり難しいです。 正直1周目とシュミレーター全Sは出来ましたが、2周目の一部のミッションがSを取るのは至難の業になっています。 -
★★★★★ 5.0
異色であり究極のガンダムゲー
初めて購入したのは中学1年生、その後10年間で2度買いなおしました。
やはり最近のガンダムのゲームにはない「リアル」、「渋い」、「泥臭い」の三拍子そろういいゲームだと思います。
重力化で負担のかかるバーニアでのジャンプがほぼ不可能、戦車のように前部装甲は強力なものの、背面装甲が貧弱という設定、そして戦車や自走砲でも計画なしに正面からやり合おうとすると痛い目を見るというのも戦闘にスリルと緊張感を加味してくれました。
そして、「白い悪魔」ことガンダムがいかに高性能、アムロがどれほど強力なパイロットかということも思い知らされた気がします。
ガンダムの視界に入った途端1個中隊規模のザクが消滅。なんてこともざらでしたね。
現状ではこの先このような異色のガンダムのゲームソフトが出る可能性は薄いかもしれませんが、自分としてはガンダムシリーズを題材にしたゲームソフトの中では3本指に、2000年以降のゲームとなれば一位かもしれません。 -
★★★★★ 5.0
玄人向け
この異色作が発売された時、私は13歳の厨房だった。
当時はこのゲームの戦略性やガンダムゲーらしからぬ独特な雰囲気とシステムに惹かれ、毎日のようにプレイした(最初はろくな戦略も立てられなかったが)。今思えば異常だったかもw
このゲームはただ突っ走って敵を倒せばいいというわけではない。こちらがバズーカを装備したザク2でも、下手な戦略・操作の下ではトーチカと戦車隊にすら負けることもある。
しかし的確な戦略を立て正確な操作をし、最適なタイミングで突撃をかければ旧ザクでジムの大部隊を叩くことだって出来る。
勿論ある程度のアクション要素もあるので、ビームライフルを装備したドムトローペンで無双したりも出来る。
しかし問題はやはり難易度の高さにある。下手をすれば最初のビッグトレーでいきなり詰まることも。
万人向けではないが、根気があれば今でも充分楽しめるゲーム。
ちなみに私は未だに、ゲルググやケンプファーが登場するであろう『ジオニックフロント2』の発売を夢見ている。マジで。
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最終更新日:2023年5月2日 PR