ゲーム概要
任天堂より2011年11月23日にWii用ソフトとして発売されたアクションRPG。『ゼルダの伝説』生誕25周年を記念してゼルダ開発チームが5年の時をかけて創りこんだ、まったく新しい世界が繰り広げられるゲームとなる。Wiiモーションプラスで敵との戦闘シーンなどが更にリアルになっている。「スカイロフト」と呼ばれる空中に浮かぶ島で、どのような物語が紡がれるのだろうか…?
プレイ画面
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レビュー
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カズタマ
★★★★ ★ 4.0
投稿日:2023年2月19日
ゼルダの伝説 スカイウォードソード スペシャルCD付き
『 ゼルダの伝説 スカイウォードソード スペシャルCD付き』は、『ゼルダの伝説』生誕25周年を記念してゼルダ開発チームが5年の時をかけて創りこんだ、まったく新しい世界が繰り広げられるアクションRPGです。
Wiiモーションプラス専用だからこそ、好きな角度で剣を振り、相手の隙を狙うなど、剣を使った敵との戦闘がよりリアルになっています。また、剣以外のさまざまなアイテムも思い通りに操ることも可能です。
また、本作には「スペシャルCD」が付属しています。
【ストーリー】
物語の舞台は、空に浮かぶ島“スカイロフト”。
そこに住み、騎士になるために学校に通っている主人公の青年リンクは、行方不明になってしまった幼馴染のゼルダを捜すため、雲の下に広がる大地へと降り立った -
★★★★★ 5.0
笑えるゼルダ
任天堂の過去最大の費用とスタッフ数で作られたと鳴り物入りで売り出されたせいか、「トワイライトプリンセス」ほどの評価は得られていないようですが、個人的にはこれはこれで非常に面白かったです。
おつかいゲーム的な頼まれ事も多いのですが、ボス戦で疲れた後に気分転換にやるのにちょうどよく、私は快くパシリを引き受けていました(笑)
リモコンだと本当に自分が振ったようにリンクが剣を振ってくれるので、自分が本当に戦っているような臨場感が味わえました。
グラフィックも素晴らしく、殺風景なカカリコ村と違い、どこかノスタルジックなスカイロフトの村の建築物やインテリアに惹かれ、スカイロフトに帰って来るたび、自分の故郷に帰って来たような安堵感を覚えました。
コンプリートしてスタッフクレジットを見た時は「ああ、もうこれで長い旅路が終わってしまった」
と喪失感すら覚えました(大げさ?)
登場人物のキャラも立っており、今回のゼルダは姫ではなく、どこかのアイドルグループにいそうな、普通にいそうだけどすごく可愛い女の子で、このままリンクと結ばれてほしいと思いました。
初めはいじめっ子キャラだけど後に味方になってくれるパド、修理屋の陽気なお兄さん、澄んだ瞳の占い師さんが特に好きでした。
ナルシストキャラのギラヒムも最後には好きになってしまいました(笑)
「トワプリ」がシリアスだったので、今回は笑いを狙ったのでしょうか?
登場人物とのやり取りで、リンクの返答がありえない回答だったり、シーカーストーンのチャラい感じが面白く、ゲーム中に声を出して笑ったのはこれが初めてかも(笑)
ダンジョンデザインも非常に凝っており、個人的にはこれまでのゼルダシリーズの中では一番好きです。特に最後のパズルのような部屋のダンジョンが一番好きでした。
ただ、他のゼルダシリーズと比べると入手アイテム(武器)が少なかったのと、苦労してやっとたどりついた宝箱に無意味とも思えるアイテムが入っているとがっかりさせられたことも。(初めは各アイテムの収集を楽しんでいましたが、ある程度武器の強化で使用すると後半は必要なくなってしまいました)
鍵など、これがないと次に進めないような必修アイテムが入っている方がよかったかも知れません。
サイレンの雫集めはスリリングで面白かったです。森が水に沈んだ中のオトダマ集めも楽しかったですね。
余談ですが、リンクが宝箱を開ける時、蹴っ飛ばさず手で開けるようになっていましたが、子供の躾上悪いなどクレームでもあったのでしょうか?(笑)
3つのエリアを3周させられたこと(行くたびに新しいダンジョンができているんですが)同じボスと3回戦わなければいけなかったのは、ちょっと辛かったですね。
封印されしものは、封印しても封印してもすぐ復活してしまいますが、ラストであんな封印の仕方だと、また簡単に復活してしまいそうな(笑)
ストーリーのラストも、プレイヤーの想像に任せます的な終わり方に続編を期待してしまいました。
あれこれ書きましたが、ゼルダシリーズは本当に大好きなので、これからもいい作品をどんどん作って頂きたいです! -
★★★★★ 5.0
伝説の始まりを見事に描いた至高の一品
ただただ感動しました。BotWにてゼルダがマスターソードを人のように扱っていたことから興味を持ち、この作品をプレイしてみましたが…まさかマスターソードにそんなエピソードがあったとは…
リンクとゼルダが友達以上恋人未満という今までにない絶妙な関係性なのも評価できます。
この健気なゼルダ(と出来ればリンク)の血を受け継ぐのが歴代ゼルダ
この勇敢なリンクの転生(魂)が歴代リンク
そして従者であるファイ…泣けます。
操作性はまぁWiiのヌンチャクですので悪いです。ラスボス戦なんて
「手ぇ上に挙げてんだろーがーーーっ!!」
て叫ぶ事間違いないです。
緑の服やハイリアの盾の赤い鳥なんかもあー…だからかーと納得の嵐でした。
ラスボスは後のアイツだと思うのですがいつかまたアイツではなくこいつと戦い勝利し長き戦いに終止符を打って欲しいものです。
…それがBotW続編なら嬉しいな -
★★★★★ 5.0
面白いけどなんか物足りない
自分の行動がリンクの行動に直結して、熟練度が上がれば本当にリンクの手足を自分の手足のように動かせる。
その操作により生まれる没入感、まるで自分がゲームの世界に入り込んだように感じられる。
一つのゲームとしては間違いなく新しいものを切り開いたすばらしい作品だと言える。
しかし、この評価はあくまで一つのゲームとしての評価で、ゼルダの伝説と言うシリーズの中の一本としてみた時にはこの作品はまた別の評価が下せると思う。
筆者はこの作品をプレイしていて、ストーリー、ダンジョンの仕掛け、そしてシステムにものすごい「またこれかよ」と言う気持ちがあった。
もちろんゼルダなんだからゼルダらしい作品なのは当然だが、もはや全てが繰り返しすぎていて、ストーリーは先が読める。 謎解きも初見から大体わかる。空を飛ぶフィールド移動も、風のタクトで島から島へ移動したのを思い出した。
特にタイトルに「スカイ」とかはいってるから独特の世界観なのかと思ったらストーリーの八割が地上で行ける場所が砂漠と火山と森って…ゼルダお約束とはいえさすがに飽きる。
ゼルダの伝説を初めてやったならもっと楽しめたのになと思ってしまった。
テイルズの戦闘がどんなに面白くても何作品かシリーズをやったら飽きてしまうようにゼルダもどんどん新しい事をしていかなければ飽きてしまう思う。
逆に言えばすでにもう進化する部分がないくらい最適化されているともいえるが…
今までのゼルダでは新しい作品が出るたびに「こんなことできるようなったのかよ!!すげー!!」という驚きがあったが、今回のゼルダはその驚きが最初に挙げた没入感くらいのもので、あとは既存のものにちょっとずつプラスをつけたくらいに感じる。もちろん前作に比べてマイナスになった部分もある。
例えば細かなマイナスを挙げるとすれば戦いでは剣が中心なのに必殺技がない。(トワイライトの奥義のような)
鳥にのっての空中戦なし。(敵にぶつかって倒すとかあるけど)
町が一つしかないので人があまりストーリーに絡まない。(ムジュラの仮面に近い)
アイテムが少ない(弓矢的な)それでできることも少ない。
敵の種類が少ない。
キャラがデフォルメされてトワイライトより可愛い感じになったが敵キャラは迫力半減。
等々
まあそんなマイナスを計算してもやっぱり星五つの価値があると判断したので、そのとおり評価しました。
今までゼルダをやったことない人にはかなりお勧めできますが、いままでたくさんゼルダをやってきた方には少し物足りないかも
次のゼルダがいつ発売されるかわかりませんが 個人的にはもう王道すぎるのはお腹いっぱいで…風のタクトやDSのゼルダのような万人に受けるかわからなくとも確実に新しい試みをしてもらいたいです。 -
★★★★★ 5.0
埋もれた名作
スカイウォードソードは操作感がなれなくて何度も挫折してきましたがこの度やっとクリアしました
私はゼルダが大好きで神トラ以降のゼルダシリーズはほぼクリアしてます
そんな私にとってスカイウォードソードは好きなゲームベスト3に入れたいくらいよきゼルダでした
(他にはBoWやムジュラの仮面が特に大好きです)
スカイウォードソードの特徴
ゼルダシリーズの中でもストーリーがしっかりあるゼルダです
ゼルダ姫とリンクとは身分の隔たりがある事が多いですが今作のゼルダは姫ではなく幼馴染なので距離感が近くとても可愛いです
トワプリよりも進化した体感アクションでリンクとの一体感があります
好きなところ
wiiコンでの操作でリンクと一体感が生まれます
最初は慣れないのですがはじめの神殿をクリアした頃にはスムーズに動けるようになりました
BGMがすごくいいです
グラフィックがリアルよりではなくアニメチックなところが好きです
私はゼルダの世界観がとても好きなのですが特に今作はラネール砂漠が全体的にエモすぎてやばかったです…
このラネール砂漠は本当に面白いのでぜひやってほしいです
ゼルダはロボットやSFチックな要素もゼルダの世界観にあうようになってるのでいいですね!
探索しながら昔はこんな感じだったのかな…と思いを馳せる楽しさがあります
今作のキャラでは相棒のファイは勿論なのですが船長というキャラがいてこのキャラが本当に可愛くて大好きになりました
虫とりが意外とめっちゃ楽しかったです
ちょっと残念なところ
リンクはよく馬で移動しますが今作では大きな鳥に乗って移動します
その鳥に意外と愛着が持てなかったのが残念です
また空のパートはもうちょっと楽しさが欲しかった気もします
※空に浮いている色々な島にいくのは面白かったですがもっと面白さを掘り下げてほしかった
今作では盾に耐久性があり壊れてしまいますが新しく盾を買いに行くのが面倒で盾なしで過ごす事も多かったです
終盤は耐久性があがって使えてましたが盾の仕様は改善したほうがよかったと思いました
空から地上に降りる際は自由にワープできるのですが地上からだとワープできない仕様が面倒で探索がスムーズに行えず残念でした
総評
スカイウォードソードがゼルダ初めて!って人とゼルダをプレイしてきてスカイウォードソードをやるのはストーリーでの感じ方が違うかなと思います
私はゼルダシリーズを色々プレイしてきたうえでのスカイウォードソードだったので色々胸にくるものがあって感動して泣きました
ゼルダ好きならやらないと勿体ない作品です
スカイウォードソードはBoWと発売時期が近いこともあってわりとBoWと通じてる点も多いですし、謎解きも簡単なものが多いので、BoWが初めてのゼルダで他のゼルダもやってみたい!と思った人に結構おススメです
体感アクションは好みがわかれるかもしれませんが他にはないアクションが楽しめておススメできます
スカイウォードソードは色々な点で埋もれてしまった名作という印象が強いです
本当にすごくいいゲームなのでぜひプレイしてほしいです
今後switchでもプレイできるようになってほしいと願います -
★★★★★ 5.0
神ゲー
10数個のゼルダシリーズをやって来ていますが、中でも神ゲーです。
これまでのゼルダと違い、腕の振る向きなどを細かく求められるもので、その機能をふんだんに活かした冒険ができるようになっており、これまでのゼルダになかったギミックが沢山で、とにかく新鮮で終始楽しかったです。
また、ブレワイが人気ですが、大きな攻略ポイントが神獣4つだけであるブレワイと違い、スカウォは数多くの神殿を攻略しなければならず、また、神殿以外にも攻略しなければならないことがあったりして、「まだ終わらないの!?」と、そのボリュームに嬉しい悲鳴を何度もあげました。本当にボリューム凄いです。
ブレワイはオープンワールドであり、神獣4つと、祠も多数ありますが、これまでのゼルダの神殿達と比べるとその神獣の攻略の難易度やクオリティ、量に物足りなさがありました。祠もどれも簡単で、冒険というよりミニゲームのようで物足りませんでした。
スカウォはオープンワールドでは無いものの、ふんだんに神殿などを攻略することが出来て大満足でした。オープンワールドのブレワイとはまた違った面白さがあります。
物語も感動しますし、本当にオススメです。
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最終更新日:2023年2月19日 PR