ゲーム概要
ジャレコより2002年8月29日にプレイステーション2用ソフトとして発売された恋愛アドベンチャーゲーム。3つのテーマに分かれた物語が展開し、カードゲームによるバトルも繰り広げられる。空から飛来した「宇宙エネルギー」の直撃で、「理性」と「欲望」という人格に分裂してしまった主人公の乃木ユキト。そんなユキトの「宇宙エネルギー」を巡って、6人の女の子が現れ、事態はとんでもない方向になっていく。
プレイ画面
※このページで利用しているゲームプレイ画像及びゲームイメージ画像の著作権は、メーカーであるジャレコ様が権利を所有しています。
© 2002 ジャレコ All Rights Reserved.
ピコピコ大百科 公式YouTubeチャンネル [PR]
ピコピコ大百科の公式YouTubeチャンネルでは画像からゲームのタイトルを当てるクイズのショート動画やゲームシリーズの紹介動画を中心に配信してます。面白そうなゲームを探す時にも気軽に視聴できるので、もしよろしければ観てみてください!
※気が向いたらチャンネル登録もよろしくお願いします...!
レビュー
-
カズタマ
★★★★ ★ 4.0
投稿日:2024年10月26日
フーリガン 君のなかの勇気
『フーリガン 君のなかの勇気』は、未知のエネルギーによって主人公が分裂し、それを巡ってさまざまなヒロインと関わり合いながら進む恋愛アドベンチャーゲームです。本作は、高校生の乃木ユキトが「煩悩」と「理性」という2つの人格と犬のISAOに分裂してしまうという突飛な設定が特徴で、3つのシナリオが絡むことで物語に奥行きをもたせています。それぞれのシナリオで、正義の味方の女の子、妖怪ハンターの巫女姉妹、宇宙人3人組といった個性豊かなキャラクターが登場し、プレイヤーは誰に味方するか選びながら進めるため、選択肢によって異なる展開を楽しむことができます。
さらに、各パートにはカードバトル要素が組み込まれており、駆け引きや戦略が求められる場面も多いです。このカードバトルはルールが簡単で、初心者でも楽しめるようにデザインされている一方で、プレイヤーが戦術を工夫する余地も十分にあります。また、本作のDDIシステムによって、キャラクターの感情がアイコンで視覚的に表示されるため、プレイヤーは感情の流れを把握しやすく、スムーズにゲームを進められる仕組みが整っています。
演出面でも注目すべき点が多く、オープニングムービーではアニメや特撮ヒーローでおなじみの串田アキラが主題歌を担当しており、視覚や聴覚を通して作品の魅力が引き立っています。さらに、200枚以上のイベントCGや新規収録のフルボイスなど、制作面での充実が感じられ、ボリューム感も十分です。
本作はコメディタッチのラブストーリーでありながら、涙あり、笑いありの多彩な感情の波を体験できる作品です。恋愛アドベンチャーに加え、戦略的なカードバトルや壮大なサイドストーリーを楽しみたい方にぜひおすすめしたい作品です。このゲームは、深い物語とアクション要素が見事に融合した魅力的なゲームです。 -
ジーティン
★★★★★ 5.0
投稿日:2024年10月26日
ゲーム『フーリガン 君のなかの勇気』のレビュー
本作は、ラブコメ要素とカードバトルを融合させたユニークなアドベンチャーゲームである。本作では、未知のエネルギーを浴びて分裂してしまった主人公が、それぞれ異なる面を持つ6人のヒロインたちとの騒動に巻き込まれるという奇想天外な物語が展開する。分裂した主人公は2人の人間と1匹の動物として存在し、これに個性豊かなヒロインたちが絡むことで、複雑かつコミカルな人間模様が描かれる。
ゲームシステム面では「DDI(Dramatic Dynamic Icon)システム」が特に印象的である。キャラクターのメッセージ表示に連動して表情が変化し、豊かな感情表現が可能となっているため、キャラクターのリアクションがより生き生きと感じられる。これにより、物語の感情の流れや各キャラクターの反応が視覚的に伝わりやすく、プレイヤーは登場人物たちの感情により深く共感できるだろう。
さらに、各ヒロインとの戦いがカードバトル形式で進行するのも本作の特徴の一つだ。カードバトルはじゃんけんに似た直感的なルールで、誰でも手軽に始められるが、相手の行動を予測しながら進める戦略性も備えている。特に、カットイン演出で見せる必殺技の演出は迫力があり、カードバトルに臨む楽しさを一層引き立てる。
本作は、ラブコメとバトルを融合させた多彩なストーリー展開、感情豊かなキャラクター表現、そしてシンプルで奥深いカードバトルを兼ね備えた作品である。ラブコメやアクションが好きな人、キャラクターとの駆け引きを楽しみたい人にはぜひプレイをおすすめしたい一作である。 -
アマチャ
★★★★★ 5.0
投稿日:2024年10月26日
3つのテーマに分かれた物語が展開し、カードゲームによるバトルも繰り広げられる恋愛アドベンチャー
このゲームを実際にプレイしてみると、斬新で複雑なストーリーが繰り広げられる恋愛アドベンチャーであると感じました。このゲームでは、主人公の乃木ユキトが「宇宙エネルギー」によって「理性」と「欲望」という2つの人格に分裂してしまい、そのユキトをめぐる騒動がメインの軸となります。ゲームは3つのテーマに分かれ、ストーリーごとに異なる展開が楽しめる構成が魅力です。
バトル要素も楽しめる点が特徴的で、カードゲーム形式で繰り広げられるバトルは、緊張感と戦略性が求められるので、恋愛アドベンチャーの要素に加え、少しスリリングなプレイ感覚も味わうことができました。特にカードの組み合わせによって戦局が左右されるため、どのカードを出すかという駆け引きが、意外なほどゲーム性を高めています。
さらに、6人の個性豊かな女の子たちが登場し、それぞれのキャラクターがユキトとの関係性の中で重要な役割を果たしており、選択によって異なる展開や結末が用意されているため、リプレイ性も高いと感じました。
このゲームは、恋愛アドベンチャーとカードバトルが絶妙に組み合わさった作品で、ユニークな設定と多様な展開がプレイヤーを引き込みます。恋愛シミュレーションと戦略ゲームの両方を楽しみたい方には、新鮮で満足度の高い体験ができる一本だと思います。 -
★★★★★ 5.0
今やるといい感じのレトロ感がある
コンシューマー版の発売時も購入しましたが、懐かしさから再購入しました。
1話1話区切りのアニメのような雰囲気の作品で、串田アキラ氏のテーマソングやBGMも含めてレトロな感じがします。八宝備仁氏の描くキャラが気に入れば楽しめると思います。
難点を挙げるとすれば、プレイ環境がプリンセスソフトやKID等に比べるとやや不便なことです。許容範囲ですが。
個人的には、ひろみシナリオをクリアした後に出現する「戦場にかける愛」というおまけシナリオが特に印象に残っています。本編では少ししか出番のないひろみの母、その若かりし頃のストーリーであり、ひろみの父とのラブストーリーは、おまけシナリオにするにはもったいないぐらいです -
★★★★ ★ 4.0
お気楽極楽ギャルゲー?
串田アキラさんによる熱い歌声を聞くと否が応にも盛り上がってきます。
作品は基本的にはお気楽ノリで、パロディ路線を突っ走ってますが、締める所は締め、後半はシリアスに盛り上がっていくって感じです。それもある意味、お約束かもしれませんが、王道っていうのは好きです。
カードゲームのルールも簡単だし、一話完結形式でストーリーが進行していくので、ちょっと手のあいた時間にプレイできるのも魅力的でした。
傑作とは言いませんが、個人的には超楽しめたので、OK。
※本ページに記載されているコンテンツの内容は当サイト利用規約を元に表記されています。
他のプレイステーション2(PS2)ソフトを探す
プレイステーション2(PS2)売上ランキング +
最終更新日:2024年10月26日 PR