ゲーム概要
ビクターより2002年7月11日にプレイステーション2用ソフトとして発売されたアクションアドベンチャーゲーム。宇宙の指名手配犯・シルバーを追っていた宇宙パトロール隊「プッチメン」が、地球にある普通の一軒家「ユウキ家」に不時着したことから巻き起こる騒動を描いた「頑張らない」ゲーム作品。散らばってしまった仲間達を救出しながら、シルバーの逮捕を目指す。ほのぼの、のんびりとした物語を堪能できる。
プレイ画面
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レビュー
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カズタマ
★★★★ ★ 4.0
投稿日:2024年9月2日
ボクは小さい
『ボクは小さい』は、身長5センチメートルの小さな宇宙人「ポム」を操作して、仲間を救い出していく3Dアクションアドベンチャーゲームです。このゲームでは、「プッチメン」という宇宙の平和を守るスペースパトロール隊の見習い隊員であるポムが、指名手配者を追跡中に撃墜されて生き別れになった仲間たちを助けるため、ユウキ家という人間の家庭を舞台に冒険を繰り広げます。
物語の進行は時間軸に沿って進み、プレイヤーは「タイムピース」を集めることで時間を進めることができます。これは、指名手配者シルバーが仕掛けた爆弾の影響で時間がバラバラになってしまったためで、タイムピースを集めない限り同じ1時間をループし続けるという、少し変わった仕組みが特徴です。この設定により、プレイヤーは「4Dドラマ」と称される時間と空間を行き来する独特の体験ができます。
ポムは、ユウキ家の中で小さな体を生かして、時には小走りに動いたり、少しだけ跳んでみたり、立ち止まって人間たちの行動をぼんやりと観察したりします。その動きはどこかのんびりとしていて、プレイヤーに「がんばらない」姿勢でゲームを楽しむよう促してくれます。この緩やかな進行が、ゲームのユニークな魅力を生み出しています。
このゲームの最大の魅力は、ポムの視点から見る普通の家庭の風景が、巨大な冒険の舞台として新鮮に感じられる点です。人間の世界を小さな宇宙人の目線で見ることで、普段何気なく見過ごしている日常の風景が、驚きや発見に満ちたものとしてプレイヤーに映ります。また、「タイムピース」を集めて時間を進める仕組みや、時間軸を超えた「4Dドラマ」の要素も、プレイするごとに新たな体験をもたらしてくれます。
このゲームは、日常の中に非日常を見つける楽しさや、時間を超えて広がる物語を堪能できる、独特のアクションアドベンチャーです。ゲームを進める中で、のんびりとしたテンポで楽しみたい方や、新しい視点で物語を体験したい方にはぜひおすすめしたい一作です。 -
ジーティン
★★★★★ 5.0
投稿日:2024年9月2日
優しさと笑いとちょっぴりの驚きが詰まった、おセンチなゲーム
本作は、一風変わったアクションアドベンチャーゲームであり、プレイステーション2で新しいセンスを持つ作品として登場した。主人公はちっちゃくて弱々しい異邦人で、舞台はごく普通の一軒家である。しかし、その一軒家はタバコサイズの主人公にとっては広大な世界に変わり、見慣れた日常の風景が一変する。
このゲームのユニークさは、プレイヤーが小さな視点から家の住人たちを観察し、彼らの秘密やドラマに引き込まれていくところにある。住人たちは何やら怪しい行動を見せ、その背後には謎のタイムパトロールや悪人たちが登場する。ゲーム内では、3Dの空間に「時間」という新たな要素が加わり、独特の「4Dドラマ」が展開される。この奇妙でおかしな物語が、プレイヤーをさらに深く引き込む力を持っている。
また、操作は簡単で爽快なアクションが楽しめる仕様となっており、仲間を助けながら、新しい能力を駆使して家の中を自由に動き回る楽しさがある。プレイヤーは、この“のんびりとした”広大で平凡な世界の中で、未知への好奇心をくすぐられながらキャラクターを操り、自由に冒険することができる。
特に注目すべきは、このゲームが持つ手触り感である。3Dグラフィックで描かれた世界は、デジタルでありながらもアナログの温かみを感じさせる作り込みがなされており、のんびりとした世界に浸る感覚をプレイヤーに提供してくれる。また、優しさと笑い、そして少しの驚きが詰まったストーリーが、ゲームを進めるにつれて「変だけどあたたかい」世界観を形成し、プレイヤーの心を和ませる。
本作は、普通の一軒家を舞台にしながらも、全く新しい視点と発想で展開されるゲームであり、その独特の世界観とセンスに惹かれる人も多いだろう。変わったゲームを楽しみたい人や、のんびりとした冒険に身を置きたい人にはぜひプレイを勧めたい。プレイヤーはこの“ぼくちい”ワールドで、不思議な物語と心地よい新体験を楽しむことができるに違いない。 -
アマチャ
★★★★★ 5.0
投稿日:2024年9月2日
ちっちゃくて、よわっちぃ異邦人が主人公の優しさと笑いとちょっぴり驚きが詰まったおセンチなゲーム
このゲームは、たばこサイズの小さな異邦人が主人公となる、優しさとユーモア、そして少しの驚きを感じさせるおセンチなゲームです。舞台は一見すると普通の一軒家ですが、主人公にとってはその一軒家が驚くほど広大な世界に変わります。ゲームの目的は、主人公が仲間を助けるために家の中を少しずつ進んでいくというものです。のんびりとしたテンポで進むストーリーは、ちょっとした謎解きや意外な展開でプレイヤーを楽しませてくれます。
家には当然ながら住人がいて、その行動が少し怪しかったり、時には奇妙な動きを見せたりするのも面白いポイントです。その中で、主人公は謎のタイムパトロールや悪人たちに出会い、次々とドラマが展開されていきます。主人公は新しい能力を獲得しながら、家の中を自由自在に冒険していきます。広大で平凡な世界の中で、小さな存在である主人公が繰り広げる冒険は、まるで自分もそのミクロな世界に迷い込んだかのような気分にさせてくれます。
ゲームを遊んでみて感じたのは、主人公のサイズ感を活かしたユニークな世界観と、それによって生まれる独特の視点の面白さです。普段見慣れた家具や日用品が、巨大な障害物や驚きの仕掛けに変わることで、想像力がかき立てられ、まるで子供の頃に戻ったような感覚を味わえました。また、シンプルな操作とわかりやすいストーリー展開の中にも、ちょっとした笑いと驚きが織り交ぜられており、プレイ中はずっと飽きることがありませんでした。
このゲームは、ちょっとした息抜きやリラックスしたいときにぴったりのゲームだと感じました。ユニークな視点で描かれた世界で、日常のちょっとした冒険を楽しみたい方には、ぜひ一度遊んでみてほしいゲームです。 -
★★★★★ 5.0
頑張らないアクションアドベンチャー
戦闘があるゲームがとにかく苦手で途中で投げ出したゲームがかなり多い私でもクリアできたゲームです。
アクションが得意な人には物足りないと思いますが、戦闘苦手な人ならちょうどいいぐらいだと思います。
やりこみ要素もそこそこあり、バグを使っていろいろやってみるのもまた楽しいです。
そして個人的に、このゲームはステージ内を探索、散歩するのがとても楽しかったです。
このゲームに結構な時間を持ってかれました。アクションゲームが苦手な人にはおすすめなゲームです。 -
★★★★★ 5.0
ああ、人生
大きな人間の家の中で、もくもくと、小さな仲間を助けつづける。
助けにいくと、のんきだったり、文句いわれたり。
それでももくもくと、ポムは救助を続ける。
でも、絶対死なないの。
がんばらなくてもいいんです。
なごみたい人にはおすすめ -
★★★★ ★ 4.0
これはスゴイ!
ユウキ家で散り散りになった仲間を、
送られてくる写真から場所を推理して助け出すアクションゲーム。
簡単に言うとこうでしょうが、とても作りこまれています。
まず仲間の救出ですが、
写真から場所を推理して目的の場所に行ってみたら、
時間帯が違っていたために救出できなかったりと、
このゲームの
とにかく細部まで作りこまれている。
1本で2度おいしい、かなりお勧めできるゲームです。 -
★★★ ★★ 3.0
ドキドキハラハラしたくないアナタのためのゲーム。
踏まれようがバズーカで砲撃しようが人間に見つかることは絶対にありません。
まさかのノーリアクションです・・・。
それゆえ難易度は易しいですが、潜入モノのような、かくれんぼ的ハラハラドキドキ感は
味わえませんのでご注意を。
ほとんどのステージは密室のため移動手段はコンセントか
ハムスタータクシーという二種類のワープで行う。
個人的には各部屋のドアを少し開けておいてくれたほうが
楽しめたと思う。
たとえば・・・
<<<向こうの部屋に行きたいのに廊下に人がいる、よしワープだ!
まてよ今この部屋のコンセントはプラグがささっていて使えない・・・
ハムスタータクシーの特別料金ハイスピード走行なら
気づかれずに行けるかもしれない・・!?
いでよハムタク、カモーーン!!!>>>
こんな風にゲームに絡めてくれたらワープやタクシーの必然性も
高まったはず・・・
そして健全な男子諸君!!
風呂、トイレなどのステージも用意されているが
スペース倫理法により映像の検閲は避けられないので
せくしぃしょっとは無い!涙!涙!涙! -
★ ★★★★ 1.0
超つまらない
操作性もよくないし、ゲーム性もそんなになくて退屈でした。
なんでこんなゲームに高い評価をするのか意味がわからないです。
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最終更新日:2024年9月2日 PR