ゲーム概要
グローバル・A・エンタテインメントより2004年1月15日にプレイステーション2用ソフトとして発売された戦略シミュレーションゲーム。第二次世界大戦下のヨーロッパ戦線を舞台とした作品。ドイツ軍を始め、ヨーロッパ諸国、アメリカの兵器が多数登場し、ドイツ軍の敗北により実戦投入されなかった幻の兵器も生産・使用する事も可能。RPG的な要素が高い戦闘システムを採用する事で初心者にも親しみやすい作りになってる。
プレイ画面
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レビュー
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カズタマ
★★★★ ★ 4.0
投稿日:2024年8月21日
第三帝国興亡記
『第三帝国興亡記』は、第二次世界大戦のヨーロッパ戦線を舞台にした戦略シミュレーションゲームです。プレイヤーはドイツ軍の指揮官として、戦車部隊や航空部隊を指揮しながら、ヨーロッパ各国への侵略を進めていきます。このゲームの大きな特徴は、3つのフェイズに分かれたゲーム進行です。
まず、「戦略フェイズ」では、兵器の生産や軍団・師団の編成、そして軍の移動が行われます。次に、「エリアフェイズ」では、各師団の侵攻ルートを指定し、戦略的な移動が求められます。最後に、「戦闘フェイズ」では、敵師団との遭遇時に戦闘コマンドの設定を行い、戦術的な戦闘が展開されます。これらのフェイズが緊密に組み合わさることで、プレイヤーは戦略を練りながら戦局をコントロールする楽しさを味わうことができます。
さらに、リアルなムービーが収録されており、特に戦車同士の戦闘シーンは迫力があり、ゲームの雰囲気を一層盛り上げてくれます。このような演出が加わることで、戦略シミュレーションゲームとしての没入感が高まります。
このゲームの魅力は、リアルな戦闘演出と、緻密な戦略性が融合している点にあります。戦略シミュレーションファンには、安心しておすすめできるタイトルです。第二次世界大戦の歴史に興味がある方や、深い戦略を楽しみたい方は、ぜひプレイしてみてください。 -
ジーティン
★★★★★ 5.0
投稿日:2024年8月21日
第二次大戦“ヨーロッパ戦線”を題材にした本格戦略シミュレーションゲーム
本作は、第二次世界大戦のヨーロッパ戦線を題材にした本格的な戦略シミュレーションゲームである。プレイヤーはドイツ軍の総統としてヨーロッパ統一を目指し、様々な兵器や師団長、戦術を組み合わせてユニットを作成し、実戦で戦わせながら師団長を成長させていく。このゲームは「戦略フェイズ」、「エリアフェイズ」、「戦闘フェイズ」という3つのフェイズに分かれて進行する。
特に、戦略フェイズでは、兵器や師団長の組み合わせによるユニット作成が重要な要素であり、プレイヤーの戦略性が問われる。エリアフェイズでは、従来のターン制とは異なり、あらかじめ移動先を決定するオート移動システムを採用しており、戦術的な移動計画が重要になる。さらに、戦闘フェイズではRPG要素が強調されており、必殺技(特殊攻撃)を駆使した戦闘が展開される。このフェイズは、90種類以上の兵器モデルと美麗な背景が戦闘をより一層盛り上げる。
本作の特徴は、戦略性とRPG的要素が融合したゲームシステムにある。多彩な兵器と戦術を駆使し、戦局を有利に進める楽しさが詰まっている。また、オート移動システムの採用により、従来の戦略シミュレーションとは一味違ったプレイ感覚が楽しめる。戦略シミュレーションゲームや第二次世界大戦の歴史に興味があるプレイヤーにとって、本作はぜひプレイする価値がある一作である。 -
アマチャ
★★★★★ 5.0
投稿日:2024年8月21日
第二次世界大戦下のヨーロッパ戦線を舞台とした戦略シミュレーションゲーム
このゲームは、第二次世界大戦下のヨーロッパ戦線を舞台にした戦略シミュレーションゲームです。プレイヤーはドイツ軍を含むヨーロッパ諸国やアメリカの兵器を操り、戦局を有利に進めていくことが求められます。特に、ドイツ軍が実戦投入することがなかった幻の兵器を生産・使用できる点が、このゲームの大きな魅力の一つです。
戦闘システムはRPG的な要素を取り入れており、初心者でも親しみやすい作りになっています。各ユニットの成長やスキルの取得が戦局に影響を与えるため、戦略を練りながら進める楽しさが感じられました。また、操作もシンプルで直感的に行えるため、複雑な戦略ゲームに慣れていないプレイヤーでも安心して楽しめます。
実際にプレイしてみて感じたのは、歴史的なリアリティとゲームとしての楽しさのバランスが非常に良い点です。歴史に基づいた兵器や戦術を駆使しながら、もしもドイツがこの兵器を実戦で使っていたらどうなっていたか、というifのシナリオを楽しむことができました。
このゲームは、第二次世界大戦に興味がある方や、戦略シミュレーションゲームが好きな方には特におすすめです。実際にプレイすることで、歴史的な背景とともに戦略の奥深さを体験でき、満足感の高いゲーム体験を得ることができました。 -
★★★★ ★ 4.0
高いシミュレーション性
欧州全土を舞台にしながら、何とかプレイのしやすさとシミュレーション性を守っている。普通は「大戦略」などのように単純な戦闘の積み重ねでごまかしてしまうゲームが多い中、健闘している。
詳細なメカが登場する戦闘シーンが好きというマニアには勧めにくいが、「1939年当時のドイツがどこまで欧州を支配できるか」という問題に興味ある人は満足できる。
緒戦でポーランドに進撃、次にフランス・・・という訳にはいかない。これは史実と同様で無理攻めすればドイツ敗退もあり得た、という状況を楽しめる。航空機・艦船は登場しないが、制海空権や支援攻撃で黒子として活躍してくれる。 -
★★★★ ★ 4.0
問題点など
「基本的にはよくできたゲームである」と言えるだろう。
武器の生産にラインシステムを採用したことや(性能の高い兵器は生産に時間がかかる)、師団長の能力によって師団の能力に差ができたりするなど、兵器の性能だけが全てという訳ではないというのがよいと思う。また、ヘクスを廃してリアルタイムで敵味方が戦場を動き回るところなどはリアルでよいと思う。
ただ、ひとつのマップに対して9個師団までしか投入できないことや一方向からしか進行できない点、歩兵師団が弱すぎるところ、総師団が少ないところ(←コレは第三帝国の国力の限界を示していてシュミレーションとしては逆に面白いかもしれない)などが問題点だろう。 -
★★★★ ★ 4.0
ノリがいい♪
同社から出てる信長戦記と戦闘は同じでそちらをして楽しかった人はこちらも楽しめるかと思います。不満としては一定の所でしか編成できない事!せめてスキルくらどこでもできて欲しかった…戦車と歩兵の歩調があわせにくい!後これが一番痛いかな?戦略フェイズで中断できない事!
があります。
まぁ、大戦略のような難しいゲームをしてイライラしてる人
には丁度いいストレス解消ゲームかも…(笑) -
★★ ★★★ 2.0
「第二次世界大戦」風RPG
プレイしていて「第二次世界大戦」シミュレーションゲームという風には感じない。ゲームのシステムの所為もあるがRPG見たいだ。
面白い面は軍団・師団の編成(不満もあるが)や生産ラインの仕組み、歴史に合わせた展開やそれについての参謀のサポート等。
進撃方向を決め後はオートで展開されるのは面白いが、マップ上の軍団(師団)数が少ないので戦線を張って大軍がぶつかり合う様な「第二次世界大戦」的展開にならない所が残念。
ゲーム中で不満に感じたのは戦車師団に歩兵(自動車化も)が編成できない事。また、軍団間で師団のやり取りもできない。この当りは柔軟な師団・戦闘団の運用が当たり前だったドイツ軍では考えられない。人選についてもマンシュタインとビットマンが同列なのもなんだかなあと思う。
ゲームとしては面白い面もあるが、歴史の追体験と言う意味でのシミュレーション性は低い。 -
★★ ★★★ 2.0
第三帝国興亡記
題材、発想は面白いのですが、今までに同じようなゲームと比べられると、かなり見劣りしてしまいます。比べられるの覚悟でこの題材を選んだでしょうが、それならもう少し捻りが欲しいところです。次回作に期待ですね。
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最終更新日:2024年8月21日 PR