ヴィオラートのアトリエ グラムナートの錬金術士2

Viorate no Atelier - Gramnad no Renkinjutsushi 2
★★★★4.9(8件)
機種
プレイステーション2 (PS2)
ジャンル
ロールプレイング (RPG)
発売日
2003年6月26日
メーカー
ガスト
定価
6,800

ゲーム概要

ガストより2003年6月26日にプレイステーション2用ソフトとして発売されたロールプレイングゲーム。錬金術をテーマにした『アトリエ』シリーズに新たな物語が誕生。自分の店を開いて商売し、アイテム探しの旅に出たり、お店の成長具合や周囲の人々との関係により、10種類以上ものマルチエンディングを用意。主人公のヴィオラートとなり、アイテムを調合して新しいアイテムを作り出す「錬金術」を使って村おこしをしよう。

プレイ画面

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レビュー

  • カズタマ

    ★★★★ 4.0

    投稿日:2024年8月15日

    ヴィオラートのアトリエ グラムナートの錬金術士2

    『ヴィオラートのアトリエ グラムナートの錬金術士2』は、PlayStation2で展開される「アトリエ」シリーズ第5作目です。本作の舞台は前作『ユーディーのアトリエ』と同じくグラムナート地方にあり、カロッテ村という片田舎が舞台となっています。ここで主人公となるのは、錬金術師の卵であるヴィオラート・プラターネです。彼女の目標は、人離れが進むカロッテ村を活気づけ、再び人々でにぎわう村にすることです。

    ゲームの基本的な要素である材料を採取し、錬金術で調合するという部分は前作と共通していますが、本作ではシリーズ初の試みとして、プレイヤーが自分自身のお店を持ち、商品を販売することが可能になっています。お客さんの好みや性格に応じて、お店の評判が変化し、さらに村の発展の仕方も変わっていきます。例えば、武器を多く扱えば要塞のような村になり、珍品を多く扱えば奇妙な村になるといった具合に、村の見た目も徐々に変化していくのが特徴です。

    ヴィオラートが店主として経験を積んでいくと、棚が広がったり、新しい看板や装飾品が手に入ったりと、お店を繁盛させる楽しみも増えていきます。さらに、友人をお店番として勧誘することで、一緒にお店を切り盛りする楽しさも体験でき、その過程でキャラクターの意外な一面が見えることもあります。

    加えて、冒険要素も充実しており、妖精として冒険物語を夢見るアウトローのパウルが登場します。ダンジョンをクリアすることで行き先を増やしていくルート開拓システムが採用され、ワールドマップでの冒険も楽しめます。さらに、テクニックを駆使してアイテムを競り落とすチャリティーオークションや、過去作『エリーのアトリエ』に登場したアイゼルの活躍も描かれ、初めてのユーザーでも、シリーズファンでも楽しめる作りとなっています。

    このゲームは、錬金術の楽しさと冒険のスリルが融合した作品です。自分だけのお店を持ち、村を発展させる過程を楽しみつつ、さまざまなキャラクターとの交流や、新しい発見を楽しむことができます。シリーズファンだけでなく、新規プレイヤーにもお勧めの一作です。

  • ジーティン

    ★★★★★ 5.0

    投稿日:2024年8月15日

    アトリエシリーズ第5弾

    『ヴィオラートのアトリエ グラムナートの錬金術士2』は、アトリエシリーズの第5弾として登場した作品である。主人公ヴィオラートの目的は、さびれた農村であるふるさとのカロッテ村を、多くの人々でにぎわう街へと発展させることである。このゲームでは、プレイヤーが錬金術を駆使して何を創り、どのように売るかによって、カロッテ村の発展が決定される。

    調合システムには、前作『ユーディーのアトリエ』で高く評価されたシステムが採用されており、さらに奥深いアイテム調合を楽しむことができる。錬金術を通じて、自分だけのオリジナルアイテムを創り出し、それを使って村を発展させていく過程が、本作の大きな魅力となっている。

    また、材料の採取中に敵と遭遇すると戦闘シーンに突入する。戦闘は多彩な視覚エフェクトが施されており、5.1chドルビーサラウンドによる迫力ある音響効果も相まって、臨場感のあるバトルが楽しめる。これにより、単調になりがちな素材集めや冒険が、緊張感のあるものへと変わる。

    本作では、3年間のゲーム期間内でお店の成長具合によってエンディングが変わるマルチエンディングが採用されており、その結末は10種類以上に及ぶ。このため、プレイヤーの選択によって異なる物語を体験することができ、リプレイ性も高い。

    本作は、錬金術を通じて村おこしを行うユニークなRPGであり、アイテム調合の奥深さや、プレイヤーの選択によって変わるマルチエンディングが魅力である。村をどう発展させるか、どのような結末を迎えるかはプレイヤー次第であり、シリーズファンのみならず、新規プレイヤーにも楽しめる作品である。錬金術の楽しさと、村おこしの達成感を味わいたい方に、ぜひプレイをお勧めしたい。

  • アマチャ

    ★★★★★ 5.0

    投稿日:2024年8月15日

    錬金術をテーマにした『アトリエ』シリーズに新たな物語が誕生

    このゲームは、錬金術をテーマにした『アトリエ』シリーズの新たな物語を描いた作品です。このゲームでは、プレイヤーは主人公のヴィオラートとなり、錬金術を駆使してアイテムを作り出し、自分のお店を開いて商売をしていきます。さらに、アイテム探しの旅に出るなど、錬金術師としての生活が多彩に描かれています。

    ゲームをプレイして感じたのは、アイテム調合を通じて自分だけのアイテムを作り出す楽しさと、それを活用して商売を発展させていく過程の面白さです。自分の店を経営しながら、村おこしを目指して奮闘するヴィオラートの姿がプレイヤーにしっかりと伝わってきます。調合システムはシンプルながらも奥深く、どの素材を選ぶかによって出来上がるアイテムが変化するため、何度も試行錯誤する楽しみがあります。

    また、このゲームの魅力のひとつは、10種類以上用意されたマルチエンディングです。お店の成長具合や、周囲の人々との関係性によってエンディングが変わるため、プレイごとに違った結末を楽しむことができます。これが、何度もプレイしたくなる要素になっています。

    さらに、ゲーム内での冒険要素も充実しており、アイテム探しの旅に出ることで、新たな素材を発見したり、思わぬ出会いがあったりと、ストーリーに深みが増します。冒険と商売、錬金術の要素がバランスよく融合されており、飽きることなく楽しめる作品です。

    このゲームは、錬金術を使って村おこしをするという独特なテーマを持ち、アイテム調合の楽しさと、自分のお店を成長させるやりがいが詰まったゲームです。何度もプレイしたくなるマルチエンディングや、充実した冒険要素が魅力で、シリーズファンや新規プレイヤーにもおすすめの一作です。

  • ★★★★★ 5.0

    アトリエシリーズ第5弾

    第5弾のアトリエは錬金術によって店を経営し村を発展させていく「村発展シュミレーション」です。店で何を売るかによって村の発展のしかたはさまざまに変わってゆき、最終的にどんな村(町)になるのかはプレイヤーしだいです。また好評だったマルチエンディングを採用し前作では2種類と減ってしまったエンディングも10種類以上と大幅に増え、またやり込める作品へなりました。そして今回は少し大人になったアイゼルも今度はヴィオラートに教える立場で登場する模様。エリーにとってのマリーみたいな感じかな?シリーズ通してやっている人はもちろん一味も二味も違うから初めてアトリエをやる人も違和感なくできると思います。

  • ★★★★★ 5.0

    これは買い!

    アトリエシリーズ第5作目のヴィオラートのアトリエ。
    今作は自分の店を持ち経営をできると、いままでのアトリエシリーズには無かった発想のシステムです。
    イラストレーターの方も前作と同じ方なので、ユーディーが好きだった人はおすすめできるかもしれません。
    プレイ年数が3年と大幅に短くなっていますが内容は今まで以上の濃さです。
    今作は自宅に家庭菜園を作ったり氷室を作ったりと新要素ももりだくさんです。過去最高のダンジョン数もいいです。

  • ★★★★★ 5.0

    お店経営が楽しい

    前作ユーディーは材料探し&調合の冒険色の強いゲームでしたが、今作はお店経営が加わり更におもしろくなっています。商品の配置や売る品によって町の様子が数パターンに変化するので何回でもプレイできそうです。あとヘルプ機能などのシステム面が前作より更に良くなっているためシミュレーションは苦手という人でもすぐに覚えることができます。アトリエシリーズ未経験の人もおもしろいのでぜひプレイしてみてください。

  • ★★★★★ 5.0

    楽しい〜!

    なんだか小難しい世界観やら、斬新だけど難解なゲームシステムやら、私のようなオールドゲーマーには楽しめるゲームが少ない今日この頃。
    このゲームはゆったりじっくり遊べて、本当に親切な作りで楽しめます。宣伝に派手にお金をかけて魅力的に思えるゲームでも、実際プレイしてみて「だめだこりゃ」と悲しい思いをしたことが有る方、ぜひやって見て下さい。
    エンディングもいくつか種類があって、何度も楽しめてお得です!

  • ★★★★★ 5.0

    前性に会わなかったという方でも

    私は別に前作でも問題なかったが、(PSの頃より面白くないとは思いますが)前作で不満を持った方でも十分楽しめると思う。エリーの頃のように最初は三年間、村の発展に尽くすための営業が基本です。勿論、発展が好調だとマイスターランクのように延長したり。新しいオークションというイベントは、なかなか終わらずちょっとかったるいけど、アイテムコンプリート要素があるので結構燃える。店の接客にしても、その人それぞれの思っていることや、まわりの人間関係が見えたりして面白い。よく見たら4角関係くらいになってたりね・・・。あと、例えば採取地から工房へアイテムを送る事のできる便利なアイテムも増え、システム面でも前悪かった点が大方改善されている。キャラクターも増えに増え、一回では!網羅できないようなので何週も遊ぶモチベーションになっているような気がする。更に更にダンジョンも増えて、それぞれ面白いイベントがあったりしてなかなか楽しい。そのイベントを判明させるためにはある程度の冒険、錬金LVがないと難しいので更にやりこむ楽しいさUPとなっている。相変わらず物は腐るが、家に氷室が設置できて心置きなく者を拾える。溶鉱炉と氷室を同時に建てられないのが難儀といえば難儀だが、そのくらいでなければつまらなかっただろう。何はともあれこのゲームは実際面白いと思う。是非一本。

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最終更新日:2024年8月15日 PR