ゲーム概要

日本一ソフトウェアより2007年11月15日にプレイステーション2用ソフトとして発売されたホラーアドベンチャーゲーム。都市伝説を題材にした人気ゲーム『流行り神 警視庁怪異事件ファイル』の続編。捜査中の選択肢次第で、科学的真相かオカルト的真相に変化するマルチエンディング方式を採用し、「分岐ツリー閲覧機能」など新機能を多数搭載。警視庁の刑事となり、数々の怪奇事件に挑んでいく。

プレイ画面

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レビュー

  • カズタマ

    ★★★★ 4.0

    投稿日:2024年6月27日

    流行り神2 警視庁怪異事件ファイル

    『流行り神2 警視庁怪異事件ファイル』は、2004年8月に発売されたPS2用ソフト『流行り神 警視庁怪異事件ファイル』の続編です。本作は怪奇事件をベースにした都市伝説を題材にしており、本編4話+αのオムニバス形式で物語が楽しめます。プレイヤーは警視庁の警察史編纂室に所属する風海純也を操作し、さまざまな怪奇事件の謎を解明していきます。前作から引き続き登場するメインキャラクターには、部下の小暮宗一郎巡査部長も含まれています。

    ゲームのシステムは会話を選択しながら物語を進めていく形式を採用しています。推理のカギを握るのは、各話ごとに取得できる「カリッジ・ポイント」です。これらのポイントは特定の選択肢を選ぶ際に必要ですが、消費するかどうかはプレイヤーの判断に委ねられます。早々にポイントを使い切ってしまうと、終盤で重要な選択肢を選べなくなることもあり、慎重な判断が求められます。

    また、登場人物の相関図を完成させていく「推理ロジック」、自問自答形式で推理状況を整理する「セルフ・クエスチョン」、ゲーム中に判明した都市伝説や怪談、心理学、民族学など200種類もの用語をまとめる「データベース」など、推理や物語を把握するのに役立つシステムが豊富に用意されています。

    このゲームの魅力は、緻密に構築された都市伝説をベースにしたストーリーと、それを解き明かすための多彩なシステムにあります。プレイヤーの選択によって物語が大きく変化し、何度も繰り返しプレイする価値があります。推理アドベンチャーが好きな方や、都市伝説に興味がある方には特におすすめです。さまざまな怪奇事件の真相を解明し、自分だけの結末を見つけてみてください。

  • ジーティン

    ★★★★★ 5.0

    投稿日:2024年6月27日

    “都市伝説”を主な題材としたテキストアドベンチャー「流行り神」の第2弾

    『流行り神2 警視庁怪異事件ファイル』は、現代社会に突如として現れ、瞬く間に広がっていく“都市伝説”を主な題材としたテキストアドベンチャーゲームである。前作「流行り神」の続編であり、怪異事件解明のロジックをテーマにしている。本作では、捜査中の選択肢によって、科学的真相かオカルト的真相に変化するマルチエンディング方式を採用しており、「分岐ツリー閲覧機能」などの新機能が多数搭載されている。

    ゲームはプレイヤーが警視庁の刑事となり、数々の怪奇事件に挑むという設定である。ストーリーは謎と恐怖に満ちており、プレイヤーは捜査を進める中で、科学的アプローチとオカルト的アプローチのどちらを選ぶかによって、物語の展開が大きく変わる。これにより、同じ事件でも異なる視点から楽しむことができる。

    『流行り神2』の大きな特徴は、「分岐ツリー閲覧機能」である。これにより、プレイヤーは過去の選択肢を振り返り、どの選択肢がどのエンディングに繋がるかを確認できるため、全エンディングを目指すプレイヤーにとって非常に便利である。また、前作よりもボリュームアップしており、より多くの事件とエピソードが追加されている。

    ゲームのグラフィックや音楽も、ホラーアドベンチャーの雰囲気を効果的に引き立てている。特に恐怖シーンでは、音楽と効果音がプレイヤーの緊張感を高め、没入感を強化している。キャラクターの描写も丁寧で、それぞれのバックストーリーがしっかりと描かれているため、感情移入しやすい点も評価できる。

    本作は、緻密に作り込まれたストーリーと選択肢による多様な展開が魅力のテキストアドベンチャーゲームである。科学的アプローチとオカルト的アプローチの両方を楽しむことができ、新機能の「分岐ツリー閲覧機能」もプレイをサポートする。ホラーアドベンチャーや都市伝説に興味がある方には、ぜひプレイを勧めたい一作である。数々の怪奇事件の真実を解き明かし、あなたの選択で物語を進めていってほしい。

  • アマチャ

    ★★★★★ 5.0

    投稿日:2024年6月27日

    都市伝説を題材にした人気ホラーアドベンチャー『流行り神 警視庁怪異事件ファイル』の続編

    『流行り神2 警視庁怪異事件ファイル』は、都市伝説を題材にした人気ホラーアドベンチャーゲーム『流行り神 警視庁怪異事件ファイル』の続編です。このゲームでは、プレイヤーは警視庁の刑事となり、数々の怪奇事件に挑みます。捜査中の選択肢によって、科学的な真相かオカルト的な真相に変化するマルチエンディング方式を採用しており、プレイヤーの選択が物語の結末に大きな影響を与えてくれます。

    新たに搭載された「分岐ツリー閲覧機能」は非常に便利で、プレイヤーがどの選択肢でどのエンディングに繋がるのかを確認しやすくなっています。これにより、全てのエンディングを目指してプレイする際に、効率的に進めることができます。

    実際にプレイしてみると、都市伝説をベースにしたストーリーが非常に魅力的で、次の展開が気になってどんどんゲームを進めてしまいました。捜査中の選択肢によって事件の解釈が大きく変わるため、プレイヤー自身が探偵となって真相を解明していく感覚が味わえます。科学的なアプローチを選ぶか、オカルト的なアプローチを選ぶかの選択が常に緊張感を生み出し、ゲームに深みを与えています。

    グラフィックや音楽もホラーアドベンチャーの雰囲気を非常によく引き立てており、特に恐怖感を煽るシーンでは、音楽と効果音が一層の緊張感を生み出していました。キャラクターたちの描写も丁寧で、個々のバックストーリーがしっかりと描かれているため、感情移入しやすかったです。

    このゲームは、都市伝説を題材にした緻密なストーリーとプレイヤーの選択によって変化するマルチエンディング方式が非常に魅力的です。分岐ツリー閲覧機能も追加されており、全てのエンディングを目指すプレイヤーにとって非常に便利です。ホラーアドベンチャーゲームや都市伝説に興味がある方には、ぜひプレイしていただきたい作品です。怪奇事件の真相を解明し、自分だけのエンディングを見つけてみてください。

  • ★★★★★ 5.0

    ありそうでなかったゲーム

    これまでやったノベルゲームの中でも、屈指の素晴らしい出来でした。
    オカルト色の濃い前作に比べて今作は妙な現実感をもったお話が多く、起承転結までが丁寧に書かれています。
    本編はミステリー色が強いなあと思って進めていたら、サブシナリオがホラーでえらく怖い目にあいました。
    オカルトとよく知る現実の融合した何とも言えない、このシリーズ独特の不可思議な感じを全編に渡って楽しむことができます。
    特に音楽や効果音が良いので、世界観にどっぷり浸かることができました。

    2になりシステムも洗練されてきてフローチャートが追加され、事件の全体像や細かい分岐まで見渡せるようになりました。
    分岐が複雑なのでフローチャートはかなり便利です。
    既読文章のスキップ機能も非常に快適でした。
    ただ、セーブデータからロードするとバックログ機能が使えない点はちょっと不便で、前回遊んでから間が空いてしまうと話がわからないので辛いかもしれません。

    シナリオの読破を含めてそれなりにやりこんで、40〜45時間程度かかりました。
    主人公もキャラもそれぞれに魅力があってかなり愛着がわきます。
    遊んだ後の後味もよく、十分に満足できました。オススメできるゲームです。

  • ★★★★★ 5.0

    1作目より断然面白くなってる〜!

    2はかなり面白くなって帰ってきました!
    1の勢いでやってると、もったいないですね。
    都市伝説を題材にしたストーリで、ホラーと実際現実の状況をうまくミックスさせたかんじで、こちら側にも納得行くストーリー仕立てで、引き込まれます。
    話数も多く、しかも長い!
    ダラダラと意味の分からないホラーですすむ感じではなく、ちゃんと現実味のある感じで納得いくストーリーですすむので、引き込まれて楽しいです。

    断然買いでしょう♪

    今年の秋は機種に関わらず、ホラーミステリーアドベンチャーソフトの目白押しです、かなり内容が似通ってますが、都市伝説ならこれが一番?な感じもしますが、まだ「四拾八」が出てないので、なんともですが両方買っても損はないでしょうね。

    流行り神の1は本当につまらなかった・・でも数少ないアドベンチャーホラーだから仕方なくやったけど、ただスキップして文章読んでって感じで終わった感が担えない感じでした。
    なんだかホラー怪奇な部分が目立って、やってる側にはかなり納得行かない感じで、もうちょっと筋立ててあって欲しかったです。

  • ★★★★★ 5.0

    道明寺レポートまですると3買いたくなります

    個人的にはおまけのサブシナリオのほうが好きなストーリーがありました。
    後ストーリーはほとんどせつなくなるようなものが多くひさしぶりにセンチメンタルな気分になりました。そして空想にしろ刑事になってみたいなーと前作をした時も思ったんですが思わせてくれる感覚にもなれてよかったです。
    後小暮という人物がこのゲームでは出てくるんですけ不器用な人物ですがあるセリフで男だね、かっこいいと思わせてくれて自分も少しは純粋な気持ちを見習いたいとか現実でも心にジーンと響くようなそんなゲームでした。ホラーをうまく使った人間ドラマです。後かごめの話もよかったよ。それとめんどいけど道明寺レポートまですれば組織の関係とか今まで行方不明だった人の居所もわかるし生き残るのは誰かな。みたいな本格的なシリアス路線の続編が期待できるので是非してみてください。自分は道明寺レポート見て3が出たら絶対買うと思いました。

  • ★★★★★ 5.0

    クリアした感想

    本編と隠しシナリオをクリアした上での感想です。
    まず前作ではなかったフローチャートがあることにより大変やりやすくなっていました。ホラー要素もかなり怖かったです
    シナリオも続編でありながら、2からでもはいりやすですし逆にやっていればさらに面白さが増します。
    また、隠しシナリオではキャラクター達をより深く掘り下げて語られるので良い感じでした。
    ボリューム的にも本編と隠しシナリオをあわせると約40時間と結構あったので、お薦め出来る作品です

  • ★★★★★ 5.0

    期待以上

    登場人物の絵が独特なのでそこは好き嫌いが分かれるかもしれません
    内容は最初は単調ですが進むにつれて引き込まれていきます
    ミステリー編だけではなくホラー編でも結構、頭を使うので謎解きが得意な人は堪能できそう
    前作と比べるとシステムはよくなっていてこれは嬉しかったです
    怖さもかなりあるのでホラー好きの人にもおすすめできます

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最終更新日:2024年6月27日 PR