ゲーム概要
日本一ソフトウェアより2009年3月19日にプレイステーション2用ソフトとして発売されたアドベンチャーゲーム。『雨格子の館』の続編。前作の主人公・一柳和と売れない俳優・日織が、ヨーロッパの山奥にあり、悪魔を幽閉したと噂される呪われた城を舞台に巻き起こる新たな惨劇に挑む。誰を協力者として選び、一緒に推理するかによって、物語が変化する。さまざまな登場人物と協力して真実を導き出そう。※廉価版
プレイ画面
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レビュー
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アマチャ
★★★★★ 5.0
投稿日:2024年6月21日
自ら推理して事件を解決する本格派推理アドベンチャー第二弾
このゲームは、自ら推理して事件を解決する本格派推理アドベンチャーゲームです。ヨーロッパの山間に佇む古城が舞台となり、不気味な伝承が残るその城で起きる殺人事件を解決するために、主人公の大学生「一柳和」が再び事件に巻き込まれます。
この古城は、黒魔術師であった初代ルロイ伯爵が悪魔召喚の儀式を研究していた場所です。儀式の中で悪魔が取り憑いてしまった少年を生きたまま幽閉したという伝説があり、その少年を探し求めた母親が霊となって城を彷徨っているという設定です。
ゲームの進行は、城内を歩き回り、キャラクターとの会話や気になる場所を調べることで新しい情報(キーワード)を入手し、真相に迫っていく形式です。アクションゲージを消費して行動するため、効率的に情報を集めることが求められます。特定の相手や場所からしか手に入らない情報もあり、戦略的な行動が必要です。
また、物語の途中で挿入される選択肢によって、どのキャラクターの意見に賛成するかが物語の展開に大きく関わります。その選択によって一緒に行動するキャラクター(パートナー)が変わり、同じ物語を異なる視点から見ることができます。様々な立場から見える真実を繋いで、古城で巻き起こる殺人事件の真相に辿り着くことが目的です。
実際にプレイしてみると、緊張感のあるストーリー展開とキャラクターとの対話が非常に魅力的でした。特に、選択肢によって物語が変化する点が面白く、何度もプレイしたくなる要素です。また、グラフィックや音楽も雰囲気を盛り上げており、プレイヤーをゲームの世界に引き込んでくれます。
このゲームの魅力は、緻密に構築されたストーリーとプレイヤーの選択が物語に大きな影響を与える点にあります。推理アドベンチャーゲームが好きな方にはぜひプレイしていただきたい一作です。多層的な謎と緊張感あふれるストーリーを通じて、真犯人を探し出すスリリングな体験を楽しんでください。 -
カズタマ
★★★★ ★ 4.0
投稿日:2024年6月21日
奈落の城 一柳和、2度目の受難(ザ・ベスト・プライス)
『奈落の城 一柳和、2度目の受難(ザ・ベスト・プライス)』は、2007年3月に発売された「雨格子の館」の正統続編です。ヨーロッパの貴族の奇妙な城で起こる惨劇を舞台に、再び巻き込まれた主人公、一柳和が事件を解決できるかがテーマとなっています。このゲームは、本格派の推理アドベンチャーとして、推理する楽しみを存分に味わうことができる作品です。
前作に引き続き、イラストレーターの西野幸治氏が描く魅力的なキャラクターたちが、物語に深みを与えています。特に女性からの人気が高いキャラクターたちは、ストーリーの展開を一層盛り上げます。ゲームシステムは前作を踏襲しつつ、フローシステムが追加されており、攻略率を把握しやすくなっています。これにより、より遊びやすくなり、何周でも楽しむことができる仕組みが整っています。
緊張感あふれるストーリー展開と、推理の難易度が非常に良いバランスで提供されていると感じました。ヨーロッパの古城という設定も、雰囲気を盛り上げる要素となっており、プレイヤーを引き込みます。キャラクターたちとの対話や、細部まで作り込まれたシナリオが、プレイヤーに深い没入感を与えてくれます。
また、一度クリアするだけでは全ての謎を解き明かすことは不可能であり、クリアするたびに新たな謎やストーリーが見えてくる仕組みも、プレイヤーを飽きさせない工夫がされています。何度もプレイすることで、新しい発見や考察が深まり、推理アドベンチャーとしての魅力が一層引き立ちます。
このゲームの魅力は、深く練り込まれたシナリオと、魅力的なキャラクター、そして何度も楽しめるリプレイ性の高さにあります。推理アドベンチャーが好きな方にはぜひプレイしていただきたい一作です。多層的な謎と緊張感あふれるストーリーを通じて、真犯人を探し出すスリリングな体験を味わってください。
また、本作は先にプレイステーション2で発売された『奈落の城 一柳和、2度目の受難』の廉価版となります。 -
★★★★ ★ 4.0
いいよ
だれが、犯人か、わからないから、おもしろい
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★★ ★★★ 2.0
まぁ、酷いです。
攻略サイトには頼らずにクリアしたのですが、他の方も言われているようにまぁ酷いですね
初回プレイ時の初日〜2日目には真犯人以外の大体の真相は分かる程度の話なのですが
それが分かっていても、それを突き止めることが出来ない。(フラグが無いので)
まぁ推理アドベンチャーにはありがちなことなのですが、前作はそれが分かれば犯人を突き止めたりする
ことが可能だっただけに残念ですね。
そしてやはり暗号が酷い。
クリア後調べてみるとランダムで3種類のうちの一つが選ばれるようで、私はその内の2つ
王のいない国と天宮しか出なかったのですが、天宮の方は多分暗号の答えと実際の答えが合っていない部分がある。
設定ミスだと思います。
虱潰しで選ぶことは可能なので、自力クリアは可能ですが、正直無駄な労力にしか思えないというか…
暗号の答えは分かるのになぜ総当りしなければならないのか…?と虚しくなります。
王のいない国の方も酷い出来ですが、ギリギリヒントになっている気はしました。
ルートも何種類かあるのですが、1本の物を無理に6分割したような水増し感を得ます。
既読スキップはあるものの、ジャンプなどは無いので、新しい部分へ行くのに時間がかかり、後半はゲンナリでした。
そして苦労してたどり着いた最後のオチも茶番…というか何か他のゲームでもよくあるオチというか…
まぁ茶番と知りながらもホロリとはしてしまいましたが…
茶番以外の部分ではキャラは全体的に良いです。
とにかく推理ゲームではなく探索ゲームといった感じでしたね。推理する部分は無いに等しい。
FCの迷作、AKIRAやミシシッピー殺人事件が好きな人にはオススメできるかもしれません。
大部分でセーブ、ロードが可能なのでミシシッピーよりはやりやすいかと思います。
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最終更新日:2024年6月21日 PR