ゲーム概要
角川書店より2006年8月31日にプレイステーション2用ソフトとして発売されたマルチサイトアドベンチャーゲーム。小次郎視点とまりな視点の両方から物語の本筋を追っていく作品。通常のアドベンチャーとは異なり、会話を進めるために様々なボタンを駆使して適切な答えを導きだすシステムを採用。ゲームを進めていくうちに捜査範囲も広がっていく。事件の流れを見極め、捜査すべき場所へ向かい事件を解決しよう。
プレイ画面
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レビュー
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カズタマ
★★★★ ★ 4.0
投稿日:2024年5月30日
イヴ ニュー・ジェネレーション
『イヴ ニュー・ジェネレーション』は、1998年にセガサターンで発売され大ヒットした推理アドベンチャーゲーム「EVE」の続編です。このゲームは、小次郎視点とまりな視点の両方から物語を追っていくマルチサイトアドベンチャー形式を採用しており、プレイヤーはそれぞれのキャラクターの視点から事件の真相に迫ることができます。
通常のアドベンチャーゲームとは異なり、この作品では会話を進めるために様々なボタンを駆使して適切な答えを導き出すシステムが採用されています。行動選択はコマンドメニューを開くことなく、コントローラのボタン配置で対応できるため、煩わしい操作が一切なく、直感的にプレイを楽しむことができます。ゲームを進めるうちに捜査範囲が広がっていき、プレイヤーは事件の流れを見極めながら、捜査すべき場所を選んで事件を解決していきます。
このゲームの魅力は、マルチサイトアドベンチャーによって多角的な視点から物語を楽しむことができる点と、直感的な操作システムにあります。推理とアドベンチャーが融合したゲームプレイは、一度始めると夢中になること間違いありません。推理アドベンチャーゲームが好きな方には、ぜひプレイをお勧めします。 -
★★★★★ 5.0
文句なしに良作でした。
EVEの続編、ロストワン、ZERO、TFAとプレイしてきましたが、はっきり言ってバーストエラーに比べると見劣りするものばかりでした。どれもバーストエラーにつながることを意識して作られており、毎回変な設定を組み込んできましたが、このニュージェネレーションは違いました。確かに、時間軸的にバーストエラーの続きではありますが、つながっているのはバーストエラーのみです。それ以外の続編のプレイは全く必要ないです。しかもバーストエラーもキャラクターが再登場するぐらいで、前作未プレイでも十分遊べます。ニュージェネレーションの意味は、EVEを知らない新しいユーザーにもプレイしてほしい、という意味かな、と思ったぐらいです。
今回の良かったところ
・マルチサイトの切り替えがマークで表示される
・調べる必要がない場所は「ここには用がない」と教えてくれる
・ストーリーがしっかり作られてあり、ストーリーを進めるだけで楽しい、またフラグを立てるために迷うこともない
悪いところ
・キャラクターを描く絵師さんが変わったからか、弥生と本部長はものすごく違和感があります。
・プレイ時間が長い
(人によるかもしれませんが、自分はクリアまでに30〜40時間かかった気がします。具体的にどれぐらいかかるかはプレイ時間表示がないのでわかりません)
2番目のほうは、アドベンチャーゲームなので、まとまった時間を作るのが難しい人にはおススメしないという意味で、ゲーム内容がつまらないという意味ではありません。
これだけ良作のものが、EVEが廃れてから出たことで、あまり知れ渡っていないことが残念で仕方ないです。もしバーストエラーの続編として期待が高かったロストワンの代わりに発売されていたら、歴史は変わっていた気がします。
バーストエラーを超えるとまでは言いませんが、EVEの続編としては十分すぎる出来である。中古価格が安く、お手軽に手に入る。
という点から、この評価とさせていただきました。 -
★★★★★ 5.0
価値観少し変わったかも・・・
バーストエラー(PS2)をプレイした後のプレイの感想ですが、とても良い出来です!
劇中での様々な人の考え方や、概念等には関心させられるものがありました。
たしかに話の内容が分からないと言って敬遠する方もいるのでしょうが、それ故の面白さです。
今作は他のゲームと比べて、広く浅くでは無く、狭く深く、と言う感じです。(分かりにくくてすいません^^;)
だから面白かったのだと思います。
誰もが簡単に分かる物で面白いと言われているものに本当に面白いものはありませんでした。
なんだか、久々に「面白い」ものをやらさせてもらった気がします。
(最近は「売れる」ものしかないですよね・・^^;) -
★★★★★ 5.0
なかなかの傑作です。
かつてのEVEシリーズとは、直接的なつながりは無いようですが、これはこれでなかなかの出来だと思います。でも、EVEでおなじみの科学的な部分においては今までと若干かぶりそうです。ただ、氷室恭子の出番が少ないのはちょっと残念。説明書にも名前が載っていないし(笑)。
この作品においては、主人公ばかりではなく、他ならぬプレイヤーであるあなた自身が騙されたり、錯覚することが多いでしょう。まさかまりなが、小次郎が…と、プレイヤーが錯覚してしまう場面が多いです。この物語で起こる事件やその当時の状況が、果たして自分が考えている通りのものなのか、自分が見たことは本当に正しかったのか?自分は既に先入観でそう思い込んでしまっているだけではないか?それをよくよく考えながらプレイしないと、完全に騙される可能性があります(私が騙されやすいだけかもしれないが)。
あと注意する点は、プレイ中、とある主要な人物が、決定的な言葉を発しますので、それを忘れないようにしながらプレイするべきということです。
「全ては愛のために」
これ以上はもはや書く必要が無い…というか、書けばネタ晴らしになりそうなので、止めます。
従来のエルディア編から少し距離を置いた感じのある本作品ですが、なんとなく、この次にまたエルディア編に繋がりそうな…(特に科学的な部分においては)。 -
★★★★★ 5.0
これはEVEですね。
私の中ではburst error以外の作品はソフトも全部手放し「無かったモノ」として片付けてありますが、これは正統な続編と見ました。保存します。
burst errorとはしっかり分けて作られてあるので前作をぶち壊す様な事にはなってない。それでいてEVEと感じさせるストーリーだと思います。
最後の最後まで真相を掴むことが難しい展開は前作を思い出させてくれました。
(やっぱりわかる人にはわかるんでしょうか?私は最後までわかりませんでした。) -
★★★★★ 5.0
久々の傑作
シナリオライターは打越鋼太郎先生。かの名作Ev○r17を手がけた方です。その才能はこのゲームでも発揮されてます。
最初から中盤にかけての設定を見事に終盤で利用しています。
キャラクターとプレイヤーをだます妙技はさすがです。見事にだまされました(俺が単純なだけかもしれないですが)。
推理的な要素はほぼ皆無ですが。バーストエラー以外EVEを面白くないという意見の方もおそらく満足できるかと思います。
中盤まで星三つ。中盤からラストまでのすさまじさは星十個くらい上げたいです。
次回作もぜひ打越鋼太郎先生にやってもらいたいです。
ところで……ADAMはどうなった?
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最終更新日:2024年5月30日 PR