ゲーム概要
NECより2002年8月8日にプレイステーション2用ソフトとして発売されたアドベンチャーゲーム。夏の田舎町を舞台に、3人の少女との出会いと交流を描くPC版で人気アドベンチャーゲームを移植。幼いころから母に聞かされてきたメッセージの意味を捜して、旅を続ける主人公・国崎往人は小さな町で出会った3人のヒロインと、不思議な体験をしていく。往人は果たして母のメッセージの意味を知ることができるのか?
プレイ画面
※このページで利用しているゲームプレイ画像及びゲームイメージ画像の著作権は、メーカーであるNEC様が権利を所有しています。
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レビュー
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カズタマ
★★★★ ★ 4.0
投稿日:2024年5月18日
AIR
『AIR』は、PCやドリームキャストで発表され、多くのユーザーから絶賛されたアドベンチャーゲームのプレイステーション2移植版です。このゲームでは、ドリームキャスト版と同様に登場キャラクターはフルボイス仕様ですが、プレイステーション2版では主人公の声などがさらに追加録音されています。また、別売りのソニー製「デジタルフォトプリンターDDP-MP1」を使えば、ゲーム中の好きな場面を写真のようにプリントアウトできる機能も追加されています。
ゲームのストーリーは、空の上にいるといわれる少女を探し旅をする主人公の青年が、夏の田舎町で3人のヒロインと出会い、交流していくものです。無邪気で空が大好きな少女の神尾観鈴、腕にバンダナを巻いた元気少女の霧島佳乃、天然ボケでミステリアスな優等生の遠野美凪など、ヒロインたちは皆個性的で魅力的です。
ゲームは画面下部に表示されるウインドウのテキストを読み進めることで進行し、発生する選択肢の選び方によって物語がヒロインごとのシナリオに分岐していきます。プレイヤーは、ヒロインたちとの交流を通じて、日常の悲喜劇からファンタジックなエピソードまでさまざまな展開を体験することができます。美しくも儚い夏の情景の中で繰り広げられる、多くの驚きや感動に満ちた物語です。
物語のラストでは、胸を締め付けるような強い感動が用意されており、非常に完成度の高いストーリーとなっています。プレイヤーは、思わず涙を流してしまうことでしょう。このゲームの魅力は、感動的なストーリーと美しいビジュアル、そしてフルボイスによるキャラクターのリアルな表現にあります。『AIR』をプレイして、夏の田舎町で繰り広げられる感動の物語を体験してみてください。 -
ジーティン
★★★★★ 5.0
投稿日:2024年5月18日
夏の田舎町を舞台に3人の少女との出会いと交流を描く感動のアドベンチャーゲーム
『AIR』は、夏の田舎町を舞台に、3人の少女との出会いと交流を描くアドベンチャーゲームである。PC版で人気を博したこの作品が移植され、ビジュアルの追加および主人公まわりの音声が完全フルボイス化されている。本作では、幼いころから母に聞かされてきたメッセージの意味を探し続ける主人公・国崎往人が、小さな町で3人のヒロインと出会い、不思議な体験をしていく。
プレイヤーは、往人として町で出会う3人のヒロインと交流しながら、彼らの背負う運命や秘密に迫っていく。各ヒロインとのストーリーは個別に展開され、それぞれに感動的なエピソードが盛り込まれている。物語の中で、往人は母のメッセージの意味を解き明かすことができるのかが、大きな焦点となる。
本作の最大の魅力は、細部まで丁寧に描かれた夏の田舎町の風景と、リアルに描かれたキャラクターたちの感情表現にある。音声が完全フルボイス化されていることで、キャラクターたちの感情がよりリアルに伝わり、物語への没入感が一層深まる。また、追加されたビジュアルも、物語の美しさと感動を引き立てている。
特に「AIR編」は、多くのプレイヤーに涙を誘う感動的なエピソードが詰まっている。プレイヤーは、胸が締めつけられるような悲痛な感覚を味わいながら、キャラクターたちの運命を見届けることになる。
本作は、感動的なストーリーと美しいビジュアル、繊細なキャラクター描写が魅力のアドベンチャーゲームである。プレイヤーは、夏の田舎町で繰り広げられる人間味あふれる物語を体験し、感動と共に涙を流すことができるだろう。感動的なゲームを求めるすべてのプレイヤーに強くお勧めしたい。 -
★★★★★ 5.0
感動で涙を流したことがありますか?
私はこのゲームをやって、初めて感動で涙が止まらない、という経験をしました。
涙がポロっとこぼれるとかそんな生易しいものではなく、あとからあとから止めどなく溢れてくるという経験です。
これほどの衝撃に私は今まで出会ったことがありませんでした。
ギャルゲー、美少女ゲームなどとカテゴライズされる今作品ですが、
はっきり言って恋愛要素は薄いです。
主人公を操作して好みの女の子と仲良くなる、そういったことがメインではなく
”AIR”という世界を彩るいくつかのエピソードと出会う、その過程で恋愛が生まれるといった感じです。
一生のうちでこれほどのものに出会えるというのは何回あることでしょうか。
私はこのゲームに出会えてよかった。本当に心から思います。
是非とも一度プレイすることをお勧めします。
きっとあなたもそう思えるはずです。 -
★★★★★ 5.0
胸の奥が震える感動
シナリオも音楽も演出もとにかく全てが最高レベルでこの傑作を構成しています。
この作品について賛否両論があるそうですがそれはこの作品がひとつの形を極めているからじゃないでしょうか。ちなみに私は今までプレイしてきた数多くのこういうアドベンチャーゲームの中でこれが一番お勧めできます。自信を持って胸張って言えます。
この作品をプレイし感動に触れたとき心が打ち震えるような感じを受けました。私の中で何かが変わってしまった瞬間でした。家族であることがどういうことか少しわかったような気がしました。
涙どころでは済まない感動を与えてくれるような作品は数少ないですが、この作品は間違いなくその内のひとつです。ぜひ多くの人にプレイしてもらいたいと思います。 -
★★★★★ 5.0
人が創れる物語ではない
シナリオを書いた人間が信じられない。一体、普段から何を考えて生きているのだろうかと思ってしまう。
既存する、様々なジャンルの物語を見ても、この作品以上に感動を味わえるものは存在しないのかも知れない。あるとするならKEY作品でしかあり得ないか・・・
AIRもそうだが、Kanonをプレイした時の驚嘆は特に凄まじかった。
涙が止まらなくなった自分に対し「何かがおかしい。」と感じる。でも、これがきっと僕という人間の素直な反応なんだろうと無意識のうちに悟っていた。
この作品の意図するところ・・・それに気付いた時、本当にその壮大さにただただ圧倒された。本当に人が創りだしたものとは思えなかったし、信じられなかった。
ギャルゲーは今まで何作もプレイしてきたが、この作品はPS2の隠れた名作とうたわれるEVER17をも超越している。全体の完成度の高さを見ても、やはりこの作品をギャルゲーとは位置付けない方がいいかもしれない。少なくとも僕の中では、KanonやAIRはノンジャンルに分類される。 -
★★★★★ 5.0
人生を大きく変えた作品
プレイ中、そしてその後も人間はここまで美しい物語を紡ぐことができるのか、と思いました。
一人ではない生き方。家族として誰かと生きることが、こんなにすばらしい事だと今まで知りませんでした。反抗期で、家族なんてうざいと思っていた時に出会ったからなおさらだったかもしれませんが、自分と無縁だ、無縁であってほしいと思っていた家族の絆。それがこんなに近くにあって、それがずっと自分を支えてくれていた、と気づき、涙が止まりませんでした。
この作品は確かに人によって捕らえ方が大きく変わる作品です。キャラに癖があるのもそうですが、そもそもゲームだと思ってプレイすると少しがっかりするかもしれません。冒険活劇やギャルゲーを楽しみたい方にはお勧めできない作品です。しかし、本を読むような気分で物語を読む作品だと覚悟した上で、この作品をやると、必ず人生のバイブルにもなる作品と感じられるでしょう。
決して明るい作品ではありません。それでも私はこの作品のおかげで人生を明るく過ごすことができています。人生につまっている人は絶対にやるべきです。そうでない人もこの作品は人生を変えてくれます。是非やってみてください。 -
★★★★★ 5.0
ギャルゲーじゃないような感じもします。
やっと購入し、AIRプレイしました。
やり終わって思った事は、ギャルゲーでいいのかな。
と思いました。
確かに主人公は男の人ですし、攻略対象(といっていいのかどうか)も女の子なのですが…。
ギャルゲーとは違ったような印象を私は受けました。
AIRのPS2版は声がついていますが、
あえて声をオフにして一回目はしてみました。
その後の2回目はオンにしたのですが…正直に言って声なしのほうがAIRには合っているのではないかと思いました。
声優さんの演技はとても上手いと思うのですが……声なしのほうが私は感動できました。
普段、私は声優さんの声が合った方がいい!と思う方なのですが
…AIRは違いました。
AIRは声がなくても…十分に物語を堪能出来ました。
今のゲームでは…ほとんどと言っていいほどに声優さんを起用しているゲームがありますが…声に頼らないゲームも増えていって欲しいと思いました。
やはり、ゲーム部分を堪能出来るゲームがいいと思いました。
上手く説明出来ないのですが…。
声も重要だとは思いますが…頼りすぎるのもどうかと…(苦笑)
声に明らかに頼っているゲーム、を見るととても残念に思えてしょうがありません。
話が少しそれてしまいましたので、戻します;
AIRはオススメできるか?と聞かれたら、
私はオススメ出来ると答えます。
やはり人それぞれの評価があるのではないかなと思います。
キャラクターも独特なので…苦手な人は苦手かもしれません;(^^;)
いいと言う人もいれば悪いと言う人もいる作品だと思いますが…。
私はいい作品だと思いました。
プレイしてみて良かったと思える作品だったので。
思い出してはAIRをプレイしています。
やはり、3、4回すると涙はでないのですが…それでもいいと思える所が凄いなと感じました。
けして、手放したくはない作品です。
沢山心に残る言葉がありました。
素敵な作品を有難う御座いました、とAIRを作った方々に言いたい気分です。
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最終更新日:2024年5月18日 PR