ゲーム概要

プリンセスソフトより2005年2月24日にプレイステーション2用ソフトとして発売されたシリアスなアドベンチャーゲーム。PCの人気ゲームに新シナリオ・グラフィックなどを追加したPS2版。1人の少女を殺したという記憶。妹がいたという記憶。主人公の脳裏に浮かぶ2つの罪の記憶。マージという名のタイムトリップを可能にするという薬が、主人公を、彼を取り巻く少女達が抱える心の深みへと導いていく。※限定版

プレイ画面

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レビュー

  • カズタマ

    ★★★★ 4.0

    投稿日:2024年5月12日

    何処へ行くの、あの日 光る明日へ 初回限定版

    『何処へ行くの、あの日 光る明日へ 初回限定版』は、2004年に発売されたPCゲーム『何処へ行くのあの日』のコンシューマーリメイク版で、新たなシナリオとグラフィックが追加されてPS2で登場しました。このゲームは、一人の少女を殺したという記憶と妹がいたという記憶という、主人公の心に刻まれた重い罪の記憶を背負ってスタートします。物語は、マージと呼ばれるタイムトリップを可能にする薬を使い、主人公が過去を訪れ、真実を追求していく過程を描いています。

    プレイヤーは、主人公とともに時間を遡りながら、彼と関わる少女たちの心の深みに触れ、彼らが抱える問題や秘密に迫っていきます。新しいシナリオは、元の物語にさらなる深みと複雑さを加え、ゲームの世界に没入することを促します。リメイク版では、グラフィックも向上しており、キャラクターの表情や背景の細部に至るまで精細に描かれています。

    このゲームの魅力は、ただのタイムトリップ物語ではなく、主人公と登場人物たちの心理を巧みに描き出している点です。プレイヤーは、タイムトリップを通じてキャラクターたちの過去の出来事を解き明かすことで、彼らの行動や決断の理由を理解することができます。また、シリアスで心に訴えるストーリーは、感情的な反応を引き出し、長く記憶に残る体験を提供します。

    本作は、深い物語と複雑なキャラクターの心理描写を楽しむことができるゲームであり、シリアスなアドベンチャーゲームが好きな方に特にお勧めします。過去を変えることができるかもしれないという希望と、それに伴う重大な選択の影響を体験することで、プレイヤー自身の考えも深まっていきます。
    また、本作は本編のゲームディスクの他に「設定資料集」「書き下ろしドラマCD」が同梱された初回限定版となります。

  • ★★★ ★★ 3.0

    生半可では火傷する(ネタバレ含む)

    まず前置きして、このレビューはストーリーの根幹に触れることになる。

    ヒロイン全員クリアしたが、良いお話だったと思う。

    マージという薬を使ったタイムトラベルと並列世界の話になるわけだが…テンポ良くサクサクと読み進められて登場するヒロインも可愛らしかった。

    星3つの評価にしたのにはいくつかの理由がある。

    まずひとつは、難解であること。
    通常、恋愛ゲーというのは好みがあるためこの娘とこの娘の見た目が好きだから個別ルートは2人か3人やればいいやという考え方をする場合もあるがこのゲームはそれが許されない。

    各個別ルートでこの世界の秘密や謎を少しずつ明かすためヒロイン一人をクリアしただけでは、なんのことやらとなる。

    しかも、攻略順番が強制されており千尋は4周目から、絵麻は5周目から攻略可能。

    さらに、全てのルートをクリアしても謎が全部明かされるわけではない(サンデーは一体何なのか?千尋の出生など)。
    つまり、難解なストーリー部分も含めて考察が必須。

    絵麻ルートの最後が場面展開が激しすぎるのも難解さを生み出す原因になっているかと思う。

    ほかに星を減らした理由は、鬱展開。

    まず救いようがない。
    個人的には鬱ストーリーは好きだが、この叩き落とし方は恋愛ゲーの中でトップクラス。

    絵に惹かれたからやってみようだと、(難解なストーリーも含めて)確実に火傷する。

    ヒロインと恋愛関係になるにはなる、しかしそれに希望を持ってはいけない。

    通常のゲームだとゲームオーバー、もしくはバッドエンディング扱いがこのゲームだと正規のエンディングに相当する。

    個人的にはこのゲームを全てクリアしても、大きな感動はなく、凄まじい空虚感が残った。

    正直、プレイする人間を選ぶゲームだが考察が好き・鬱ストーリーが好きという人にはおすすめ。

    《考察》
    絵麻には幼少期から未来の可能性を見る力があり、選ぶことが出来たと思われる。
    しかし、自分と主人公が不適切な関係になる未来は最終的に主人公がほかのヒロインを選んでしまう。
    これが個別ルートに相当するのだが、現実性の低い世界なので抹消されるか悲劇的な結末になる。
    絵麻ルートでは主人公は誰とも恋愛関係にならない。
    絵麻はそこに希望を賭けたが、結局はそこも消される運命から逃れられない事を知り愕然となる。
    絶望した絵麻は、現実性の高い未来を選ぶ。
    それは、自分が死に主人公が桐李と結ばれるという世界。
    絵麻が死なずに主人公と桐李が結ばれる世界も現実性が高かったかと思われるが、主人公と自分が結ばれない世界に意味はないし自分の存在意義はないと決断した。
    本作品で桐李ルートが唯一ハッピーエンドに近く、絵麻ルートは個別にもかかわらずそこでも桐李と終盤結ばれるのはそういった背景があるからと思われる。

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最終更新日:2024年5月12日 PR