ゲーム概要
プリンセスソフトより2003年7月31日にプレイステーション2用ソフトとして発売された恋愛アドベンチャーゲーム。人気のない校舎で巻き起こる1本の芝居を軸とした物語をシリアス&コメディで描いた作品。生徒達が帰省し、無人の全寮制学校に残った主人公・草薙誠ら数人の男女の前に現れた転校生・明日香が、1冊の古ぼけた本を渡し、これを芝居にしてほしいと依頼する。そして草薙たちは奇妙な事態へと巻き込まれていく。
プレイ画面
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レビュー
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カズタマ
★★★★ ★ 4.0
投稿日:2024年5月6日
SAKURA 雪月華
『SAKURA 雪月華』は、サーカスとプリンセスソフトがコラボレーションして制作したオリジナルのアドベンチャーゲームです。このゲームでは、キャラクターデザインに七尾奈留と鳴瀬ひろふみが携わっており、春休みの学校の寮を舞台に、1冊の古い本の物語と現代の物語が交錯しながら進行します。
物語は、他の生徒たちが帰省した後の寮に残された主人公草薙誠、その仲間たち、そして春から入学する従姉妹の小雪が中心です。彼らの前に現れた転校生・明日香が持ってきた作者不明の古ぼけた本を、彼らは芝居にすることになります。この本を基にした平安編の脚本を作り、練習していく中で、彼らは不思議な運命へと導かれていきます。
ゲームの進行は、平安時代の物語を現代の舞台に置き換えて表現する独特のアプローチが特徴的で、プレイヤーを次第に物語の深みへと引き込んでいきます。また、堀江由衣が歌うオープニング曲や野川さくらが歌うイメージ曲、さらに各ヒロインたちが歌うエンディング曲もゲームの魅力を一層高める要素となっており、音楽もこのゲームの大きな魅力の一つです。
本作の魅力は、単なるアドベンチャーゲームを超え、古典文学を現代の芝居として再解釈することで新しい物語性と深い感動を提供する点にあります。音楽、キャラクターデザイン、物語の織りなす雰囲気が融合して、プレイヤーに忘れがたい体験をもたらすでしょう。文学的なテーマに興味がある方や、深い物語を楽しみたい方に特にお勧めのゲームです。 -
ジーティン
★★★★★ 5.0
投稿日:2024年5月6日
プリンセスソフトオリジナルタイトル第2弾
『SAKURA 雪月華』は、プリンセスソフトからリリースされたオリジナルタイトル第二弾のアドベンチャーゲームである。春休みの始まりに、他の生徒たちが全て帰省してしまった無人の校舎と寮を舞台に、4人の少年少女と1人の教師、そして春から入学する従妹の小雪が、それぞれの事情から寮に残り続ける。この静寂の中、退屈を紛らわすために集まった彼らの前に現れたのは、ミステリアスな転校生、明日香である。明日香から受け取った無名の作者による一冊の古ぼけた本を、彼らは芝居にすることになるが、その芝居が彼らを不思議な運命へと導くことになる。
このゲームの特徴は、季節感を感じさせる春の設定と、校舎という閉じられた空間で繰り広げられるミステリアスなストーリー展開である。キャラクターたちはそれぞれに魅力的で、彼らが抱える内面的な問題やコンフリクトが物語を通じて解決されていく過程は、プレイヤーに深い感情移入を促す。また、古ぼけた本を芝居にするというユニークなアプローチは、従来のアドベンチャーゲームに新たな息吹をもたらしている。
本作は、シリアスでありながらもウィットに富んだ台詞やシーンが織り交ぜられており、そのドラマチックな展開は、アドベンチャーゲームファンだけでなく、広い層のゲームプレイヤーにも魅力的である。舞台脚本を作成する過程で起こる不思議な出来事や、それによって変わっていくキャラクターたちの運命は、ゲームを一層引き立てる要素となっている。物語好き、ミステリー好きなプレイヤーに是非ともお勧めしたい作品である。 -
アマチャ
★★★★★ 5.0
投稿日:2024年5月6日
人気のない校舎で巻き起こる1本の芝居を軸とした物語をシリアス&コメディで描いたアドベンチャー
『SAKURA 雪月華』は、無人の全寮制学校を舞台に展開されるシリアスかつコメディーな要素を兼ね備えたアドベンチャーゲームです。このゲームは、生徒たちが帰省し、残された主人公・草薙誠と数人の男女の前に突然現れた転校生・明日香から一冊の古ぼけた本を渡され、その本を芝居にすることから物語が始まります。この依頼がきっかけで、彼らは奇妙な事態に巻き込まれていくのです。
ゲームで感じるのは、その独特の設定と魅力的なキャラクターたちが織り成すストーリーの深さです。シリアスな展開とコメディーのバランスが絶妙で、プレイヤーを飽きさせません。また、古ぼけた本をめぐる謎解きやキャラクターたちの関係性が次第に明らかになる過程は、サスペンスフルで引き込まれる要素が満載です。
本作の魅力は、孤独感溢れる舞台設定とその中で展開される生徒たちの交流、そして予測不能なストーリーラインにあります。プレイヤーは主人公たちと共に、謎に満ちた芝居の製作とそれに伴う不思議な現象を解き明かしていくことになります。このプロセスでキャラクターたちが互いに影響を与え合い、成長していく様子も見どころの一つです。
本作は、アドベンチャーゲームが好きな方や、独特なストーリーとキャラクターに魅力を感じる方に特にお勧めの作品です。芝居を通じて紡がれる友情と謎解き、そして時には現実を越えた出来事に心躍らせながら、忘れられない体験を提供してくれます。 -
★★★★ ★ 4.0
プレーイヤーに配慮した良作
まず、このゲーム、オープニングで引き込まれます。これから展開する物語に期待を抱かせる、良い出来です。
システム面は、細部にわたり設定でき、とても親切。しかも、芸が細かい。細かい部分でもユーザーを楽しませようという、製作者サイドのこだわりを感じます。
一枚絵は非常に綺麗で丁寧に描かれていて、好感が持てます。
反面、立ち絵に若干の違和感があるような気がするのが残念。
しかし、このゲーム最大の売りは、良く練られたシナリオ。
序盤の軽い展開からシリアスに・・・と、思ったら絶妙なタイミングでツッコミが入ったりと、なかなか楽しませてくれます。
また、現代編、過去編を交互に展開するため、長いシナリオであるにもかかわらず、内容はしまっており、中だるみを感じさせま!せん。
選択肢は普通か、やや少なめ。ゲームというよりは、選択肢付きのデジタルノベルという感じ。
とにかくこの作品、プレイヤーを楽しませることに配慮して作られた作品という印象を受けました。シナリオもボリュームたっぷりで、笑いあり、せつなさありの良作です。サーカス色が濃いので、サーカスの他の作品が好きな人は買って損はしないでしょう。 -
★★★★ ★ 4.0
泣けます
文句無しに良いお話でした。
豪華声優陣による丁寧な芝居。
現実世界と
演劇世界
各キャラクターのエンディング
それぞれの話が良く作られていると思います。
ただ、演劇の話が長く、途中でダレてしまう人もいるでしょう。
現実世界よりも長い場合もあるので。
ギャルゲーというよりも、超大作の一冊の本を読む感覚で挑めば問題無いと思います。
GOODエンドも、BADエンドも、細かく話が作られていますので自分はオススメします。
クリアした時、一つの達成感と一つの感動が生まれる筈です。
明日香は小雪の後にやるとより泣けますよ。 -
★★★★ ★ 4.0
ほっちゃんボイスにメロメロ
さて、このゲームは声優さんが豪華です。堀江由衣さんに田村ゆかりさん、子安さんに置鮎さんまでまだまだいるぞぉHaHaHa
内容はとても楽しめました。過去から続く悲恋を転生しつつも繰り返すって内容なのですが…久遠の絆が好きな人にもおすすめですよ。
私は終始堀江由衣さんことほっちゃんの熱演にハァハァしつつプレイしていました。システムボイスとかも時間帯で変わったりとかなり凝っているので、お好みの声優さんが出演しているなら手を付けてみてはいかがでしょうか? -
★★★★ ★ 4.0
期待の新作!!!
ヒットアドベンチャーゲーム「夏色の砂時計」に継ぐプリンセスソフトのオリジナルシナリオアドベンチャーゲーム第2作。春休みの無人の校舎、無人の寮。従兄弟の「草薙 小雪」と主人公「草薙 誠」と3人の少年少女と一人の教師しかいない学校に不思議な転校生「出雲 明日香」と主人公が出会った所から物語は始まる。
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最終更新日:2024年5月6日 PR