ゲーム概要
プリンセスソフトより2003年10月23日にプレイステーション2用ソフトとして発売された恋愛アドベンチャーゲーム。教育実習生となり、教え子や同級生とともに2週間を過ごす。幼なじみで神社の巫女「宇佐観月」、元担任にして実習先での担当教師でもある「綾小路育美」など、魅力的な6人の女の子たちと物語を紡いでいく。登場する日本史の専門用語を学べる「用語解説モード」も搭載されている。
プレイ画面
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レビュー
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カズタマ
★★★★ ★ 4.0
投稿日:2024年5月6日
Lost Passage 失われた一節
『Lost Passage 失われた一節』は、故郷の京都に戻ってきた主人公が、教育実習のための2週間を過ごすことから始まるアドベンチャーゲームです。このゲームはオーソドックスなノベルタイプのアドベンチャーで、プレイヤーの選択次第で異なるシナリオやエンディングを体験することができるマルチシナリオ・マルチエンディングを特徴としています。
PS2版では、PC版からの移植に際していくつかの改良が加えられています。特に注目されるのは、人気ヒロイン、山吹沙雪に関するシナリオが追加されたことです。この追加シナリオでは、彼女に関するトゥルーエンドと新たなラブラブなハッピーエンドが用意されており、より豊かな物語性を楽しむことができます。さらに、ストーリーは「教育実習中のラブストーリー」と「過去の因縁を巡る悲恋と純愛」という二部構成で再編されており、前半と後半で異なるテーマを深く掘り下げています。
また、歴史の背景に基づく物語の理解を助けるために「用語解説モード」が新設されており、これによりプレイヤーはゲームの内容をより深く理解し、物語に没入することが可能になっています。さらに、美しいCGギャラリーには新規のCGが追加され、きみづか葵氏と蓮見江蘭氏による魅力的なアートワークがゲームの魅力を一層引き立てています。
本作の魅力は、深い物語性と複数のエンディング、そして歴史的背景に裏打ちされたストーリーテリングにあります。教育実習を通じて紡がれる様々な人間関係や恋愛模様を、歴史と絡めながら楽しむことができるこのゲームは、アドベンチャーゲームファンにとって、特にプレイしてみる価値がある作品です。 -
ジーティン
★★★★★ 5.0
投稿日:2024年5月6日
2週間の教育実習の間に主人公が遭遇する様々な物語を描いたアドベンチャーゲーム
『Lost Passage 失われた一節』は、主人公が4年ぶりに故郷の京都に戻り、2週間の教育実習中に遭遇する様々な物語を描いたアドベンチャーゲームである。本作は、オーソドックスなノベルタイプのマルチエンド型アドベンチャーゲームであり、プレイヤーは基本的に2択の選択肢を選ぶことで物語が進展する。これにより、選択次第で様々なエンディングを体験することができる。
ゲームの特徴は、日本の伝統的な美しさが際立つ京都が舞台であることと、教育実習というユニークな設定を利用している点だ。この舞台設定は、物語性に深みを与え、日本文化に根差した豊かなバックグラウンドがプレイヤーに新たな発見を提供する。また、キャラクターの心情や成長が、選択肢によって大きく変わるため、再プレイの価値も高い。
本作は、ノベルゲームのファンはもちろん、日本文化や京都に興味があるプレイヤーにも特にお勧めできる。物語の展開と結末がプレイヤーの選択によって左右されるため、自分自身の判断で物語を形作っていく楽しさがある。複数のエンディングが用意されているため、一つのゲームで多様な物語を楽しむことが可能である。このゲームは、教育実習という一見平凡なシチュエーションを舞台に、深い人間ドラマを展開する点が魅力的である。 -
アマチャ
★★★★★ 5.0
投稿日:2024年5月6日
教え子や同級生とともに2週間を過ごすアドベンチャーゲーム
『Lost Passage 失われた一節』は、教育実習生となった主人公が、教え子や同級生と共に過ごす2週間を描いたアドベンチャーゲームです。このゲームでは、幼なじみで神社の巫女である「宇佐観月」や、元担任で現在の実習先の教師「綾小路育美」をはじめとする6人の女の子たちとの交流を深めながら物語が展開します。各キャラクターには独自の背景や魅力があり、それぞれのエピソードを通じてプレイヤーは彼女たちとの関係を築いていきます。
ゲームの一つの特徴は、「用語解説モード」が搭載されている点です。このモードを利用することで、物語中に登場する日本史の専門用語を学べるため、エンターテインメントを楽しみながら教育的な側面も感じることができます。この機能は、特に歴史に興味のあるプレイヤーにとって魅力的な要素でしょう。
実際にプレイしてみて感じたのは、キャラクターたちとのやり取りが非常に自然で心温まる点です。また、各キャラクターの個性が際立っており、彼女たちとの関係が徐々に変化していく様子は、プレイヤーを物語に引き込む力があります。ゲームを進める中で、キャラクターたちの背景や内面が明らかになり、それによって彼女たちとの絆がより深まっていく過程は、プレイヤーにとって大きな喜びとなります。
本作の魅力は、ただ楽しいだけでなく、教育的要素も含んでいる点にあります。キャラクターとの交流を楽しみつつ、日本史の知識も深めることができるこのゲームは、多くの人におすすめできる作品です。特に、アドベンチャーゲームが好きで、歴史に興味がある方には特に楽しんでいただけると思います。 -
★★★★ ★ 4.0
待望の移植
PC版で発売され好評を得た本作、ロストパッセージ。
原画に人気イラストレーターである、きみづか葵さんと蓮見江蘭さんを起用している点でまず評価はグッと上がります。
理屈なしで【可愛い】からです。
勿論、絵の好みは人それぞれですが
両氏の絵の才能には圧倒の一言。
美麗なCGは勿論のこと、キャラクターを活かすその繊細なタッチは
実際にゲームで見ると、溜息がでるほど見入ってしまいます。
しかし、絵が良くても大事なのはそのシナリオです。
本作は京都を舞台に
教育実習生として帰ってきた主人公と
久しく会うその教え子達との時間を綴る物語となっています。
一見ほんわかしたストーリーを想像したのですが
意外とシリアスな展開も多く、良い意味で期待を裏塊??られました。
またルートによっては非現実的な物語も展開していくため
一作で様々なストーリーを味わうことが出来ます。
もちろん、ヒロインとのラブラブな展開もありますので
幅広く、人に受け入れられる作品ではないでしょうか。
また舞台が京都ということもあって
ゲーム中で京都の実際の歴史等も丁寧に描写されている部分もあり
色々な意味で勉強にもなります。
また京都という日本独特の風情溢れる場所が舞台の為か
背景のCGや、音楽等も純和風な表現が多数用意されていて
非常に好感がもてました。
ちょっぴり郷愁を感じさせてくれる作品ですね。
ゲームもそうですが、音楽面でも非常に良い作品だなと感じたのを鮮明に覚えています。
移植にあたって新規追加されたシナリオやCG等もあるようなので
PC版をプレイされたことがない方にはまずお勧め出来ます。
PC版もプレイされた方には若干物足りなさがあるかもしれません。
元々が18禁ソフトですから、当然Hシーンがカットされています。
このHシーンがシナリオの盛り上げに重要な加勢をしている為です。
と言っても元の完成度が高いので、その点のことはユーザー各々の判断で良いと思います。 -
★★★★ ★ 4.0
ミステリアス
恋愛モノですが、かなり歴史的なお話。
何人かのヒロインにはミステリアスなシナリオが用意されてます。
やればやるほど選択肢が増えたり、謎が解けたり、エンディングが変わったりするのでやり込めました。
ちなみにバッドエンドは結構恐かったです
キャラも可愛く、CGも美麗。
サウンドも和風な感じでよかったです。 -
★★★ ★★ 3.0
知ってる声優一人もいなかった・・・
システム面はスキップ機能のスピード、キャラボイス付きの用語解説など良好。難易度はやや高め。育美先生と沙雪は一発でグッドエンドにならなかった。このゲーム、一部のキャラはグッドエンドの他にトゥルーエンドもあって、いわゆる物語の補足みたいなものですが、個人的にはグッドエンドの方が絵的にも幸せそうに見えた。日本神話と日本史が好きな方は物語を更に楽しめると思います。自分はあんま興味ないのでいまいち理解出来ませんでしたが(笑)
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最終更新日:2024年5月6日 PR