ユア・メモリーズオフ ガールズスタイル 初回限定版

Your Memories Off - Girl's Style - Shokai Genteiban
★★★★★3.8(6件)
機種
プレイステーション2 (PS2)
ジャンル
アドベンチャー (ADV)
発売日
2008年1月31日
メーカー
5pb.
定価
9,400

ゲーム概要

5pb.より2008年1月31日にプレイステーション2用ソフトとして発売された女性向け恋愛アドベンチャーゲーム。数多くの感動を与えてきた人気恋愛アドベンチャー『メモリーズオフ』のシリーズ初完全女性向け作品。シナリオ・キャラデザイン・声優陣などに豪華スタッフを起用。自分の選択した行動を相手がどう感じたかを追体験する「リバースモード」を搭載。新たな形の『メモリーズオフ』が始まる。※限定版

プレイ画面

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© 2008 5pb. All Rights Reserved.

レビュー

  • カズタマ

    ★★★★ 4.0

    投稿日:2024年5月3日

    ユア・メモリーズオフ ガールズスタイル 初回限定版

    『ユア・メモリーズオフ ガールズスタイル 初回限定版』は、長年にわたり多くのファンに感動を提供してきた『Memories Off』シリーズの一作であり、シリーズ初の完全女性向け恋愛アドベンチャーゲームです。このゲームでは、シナリオ、キャラクターデザイン、声優陣に至るまで、豪華スタッフが起用されており、そのクオリティの高さが際立っています。

    ゲームの最大の特徴は、「リバースモード」と呼ばれる新しい機能です。このモードでは、プレイヤーが選択した行動が相手にどのように感じられたかを追体験することができます。これにより、プレイヤーは自分の行動が相手にどのような影響を与えたのかをより深く理解することができ、恋愛の相互作用のリアリティを体験することが可能です。

    本作では、多彩なキャラクターたちが登場し、それぞれに独自の背景や物語が用意されています。プレイヤーはこれらのキャラクターとの関係を深めることで、彼らの隠された一面や成長する様子を見ることができます。また、美しいビジュアルと感情を揺さぶる声優の演技が、物語の世界に没入する手助けをしてくれます。

    このゲームは、『Memories Off』シリーズのファンであればもちろん、新たな恋愛アドベンチャーゲームを求めている女性プレイヤーにとっても魅力的な作品です。リアリスティックな恋愛体験とキャラクターたちとの深い交流を楽しみたい方には特にお勧めします。その豊かなストーリーテリングと革新的なゲームプレイは、プレイヤーに新たな形の『Memories Off』体験を提供してくれます。
    また、本作は本編のゲームディスクの他に「サウンドトラック2枚組CD」「ドラマCD付き設定資料集&ノベルBOOK」が同梱された初回限定版となります。

  • ★★★★ 4.0

    好き嫌いがはっきり分かれます(ネタバレ有り)

    ときメモGSが大好き、乙女ゲームが大好きな私が、

    「これからは、『GS』といったら『メモオフ』」

    …というキャッチコピーに挑発され、予約して購入しました。

    攻略キャラ5人に対し、エンド数が19あります。

    はじめは、俊一ルートに「グッドエンド」「ノーマルエンド」「バッドエンド」
    「ワーストエンド」の計4つエンドがあるので、心が折れそうになりましたが、
    その他のキャラは「グッドエンド」「バッドエンド」の2種類のみだったので、
    コツを掴んだ後は、案外サクサクと進むことが出来ました。

    そんな数あるエンドのうち、今回「面白い」と思ったのは、
    メイン攻略キャラ「俊一」の視線でストーリーが進む「Syunichi's Story」ルート。

    俊一目線で主人公「月岡海(名前固定)」を落とすルート(グッド&バッドルートあり)、
    同じバンドメンバーの市井清孝との関係が炙り出しにされる「キヨルート」
    (これもグッド&バッドルートあり)があるのですが。

    そのキヨルートのバッドエンドが、果てしなく落ち込むつくりで。
    これは好き嫌いがはっきり分かれると思います。非常にダークなので。
    精神的な怖さがある。18禁ゲームのBadエンドの様で。
    ゾクゾクとする、そんな怖さがある。ソコが、ツボでした。

    因みに19エンド目は、全ルート攻略後、
    とあるセーブ地点からやりなおすと出現する『Your True End』。

    これを見ないと、Extra音声や、画像が見られないという、
    マニア心を刺激するつくりでついつい、寝る間も惜しんで
    コンプリートしてしまいました。

    そんなゲームで、唯一大変だったのは『女性キャラが怖い』
    しかも「身内に敵がいる」。

    主人公(プレイヤー)である海ちゃんの姉が、
    病的なまでに意地悪なんですよ。明らかにおかしい。
    凄いイライラするのに、何の対処も出来ないので、
    非常にストレスがたまりました(笑)。

    秀巳ルートで「彼女の過去」と、「何故そんな性格になってしまったのか」
    という謎が解明かされるとはいえ、私が実際この子(海)の立場だったら
    間違いなく家出しちゃうな、と思いました。

    あと、バンドの追っかけの女の子(りかの)がサイコスティックです。
    この子が、俊一ルートで、自殺をほのめかす手紙を置いて姿を眩ますんですが、
    その手紙が本気で怖い(笑)。

    ゲームの中では、彼女は「電波」の言葉で片付けられてますが
    「電波」ではなく「サイコ」だと思いました。。

    そんなゲームでしたが、シナリオが良く練られてて、
    やりこむほどに味のある、なかなか良いゲームだと思いました。

    やり込み要素が多いと燃える方、
    バンドマンと恋愛してみたい方、
    鋼の心を持っている方にはオススメのゲームです☆

  • ★★★★ 4.0

    好き嫌いが出るかもしれません

    私は最初にゲーム雑誌等で見た情報にあまり惹かれていなかったのですが、逆にプレイしてみて良かったな〜と好印象に転んだクチです。

    システム面:
    水の旋律などをプレイした方ならわかると思いますが、自動でクイックセーブをしてくれます。
    やりなおしも楽なので徹底的に攻略したい方にはオススメです。
    オート・スキップ機能もあるので一回目以降はスムーズに出来ると思います。

    ストーリー面:
    キャラクターによってバラ付きがありました。
    共通ルートが長いので、後から出てくるキャラはやはり内容が薄かったです。
    他のキャラは割とせつない感じで重い話しが多かったように思います。
    ラブコメ的な展開が好きな方にはオススメできるゲームではないです。
    ただ、キャラEDだけではなく、総合的なバンドEDもあるので、全部のEDを見た後にそれを見ると、ホッとしました。

    ちょっとダークで重い話しが大丈夫な方にはオススメ出来ますが、ラブコメだったり明るくて甘いお話が好きな方にはオススメ出来ないゲームだと思います。

  • ★★★★ 4.0

    このシリアスさも味。

    ストーリーの重さが酷評されがちですが、私的には大丈夫でした。むしろこの重さもそれなりに楽しめました。ラブコメタッチの乙女ゲーが多い中、このシリアスさは逆に斬新で面白かったのではないかと。
    ただヒロインが感情に左右されやすく鬱々となりがちなので、一緒に落ち込んでしまう方は要注意(笑)

    一応バンドの話だからでしようか、EDで流れるキャラソンのクオリティーは高かったです。特に清孝の歌はとてもよかった!

    残念なところは名前変更ができないところです。声優さんがデフォルト名を呼んでくれるのは悪くないのですが、やっぱり慣れ親しんだ自分の名前を表示させてプレイしたかったです。

  • ★★★★ 4.0

    いい感じ☆

    雑誌の初見を見た感じではなかなかの好感触。
    最初小さなカットを見たときにはイラストが好みではないと思ったんですが、雑誌の特集を見たかぎりでは、なかなかいい感じ☆でした。
    主人公海ちゃんも可愛いしバンドを扱った乙女ゲームは他社さんでもありましたが、そのときは裏方だったのが今度はどうやらボーカルのようなので期待してしまいます。
    他社さんでは、どのキャラを攻略しても、キャラが違うだけで一本道だったシナリオもどうやらマルチシナリオ&エンディングらしいので、その辺はさすがにキッドのメモリーズオフシリーズだなと思います。
    雑誌で見たかぎりでは、ピンとくるキャラがいなかったので、シナリオやイベントの充実で、その辺を補ってほしいです。
    ところでメモオフの名物男、信君は出ないのでしょうか? メモオフと銘打つかぎり、登場させてほしいところですが(キャラデザがかわったから無理かな…笑)

  • ★★★ ★★ 3.0

    過去のメモオフと比べると

    実際にプレイし、複数クリアしたので、
    以下、良い所
    ・声優の演技力。少しキャラの年齢に比べ、大人すぎるかと思う声もありましたが
    全体的には皆さん上手いです。
    ・阿保剛氏の音楽 切なげで素晴らしいBGMと効果音が多数。
    以下、残念な点及び、好みが分かれるそうな点
    ・共通ルートが長い。特にパンドのメンパーは個別ルートに入ってからも
    共通シーンが多いので飽きが生じる。
    ・恋愛過程をもっと克明に、複数パンドメンパーと似たようなイベントを経て恋愛に入るので
    これも飽きる、主人公が攻略キャラを、攻略キャラが主人公どの辺りで好きになったのか分かりづらい
    ・主人公。気持ちの浮き沈みが激しく、歌や音楽に対するやる気が少し中途半端に思えた。
    ・姉、月岡陽。事情があり、同情もしますが、性格が歪みすぎでは。
    あるルートでの、主人公と和解するまでの黒さには、そこまで言うのかと思い、嫌になりました。
    りかのも、ルートによりヒステリック気味になりますが、まだ可愛い。
    ・俊一ルートのキヨ編は、男同士の友情以上だと思うので、好き嫌いがあるかと…
    ・俊一ルート作るなら他の男性のルートもあれば、なお良い
    ・テンチョー、トビー。過去作品に出ていた二人。今作にも出てきますが、キャラクターデザイン変わってしまったので、別人に、トビーは声優も 個人的に前の志倉氏の方が良かった。
    過去のメモオフ作品と比べると、パンチが弱いです。きつい言い方ですが、メモオフとしても恋愛ゲームとしてもなりきれていない。ただ、見方を変えれば、どちらの良さも入れようとして、ちょっと失敗した作品にも思える。
    共通ルートが多く、エンドもあっさりめで、余韻がもっと残して欲しかった。
    1ゲームとしては、平均以上ですが、メモオフ作品に愛着がある方は、少し物足りない作品だ
    と思います。
    今後、女性向けメモオフを作るのなら、メモオフの良さは、何かもう一度考えて欲しい。
    深いストーリーが練りこまれた作品を期待します。

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最終更新日:2024年5月3日 PR