ファンタスティックフォーチュン2

レビュー

• カズタマ

  ★★★★ ★ 4.0

  投稿日：2024年5月2日

  ファンタスティックフォーチュン2

  『ファンタスティックフォーチュン2』は、女性向け恋愛シミュレーションゲーム『ファンタスティックフォーチュン』の続編です。前作でもキャラクターデザインと原画で注目を集めたゆうきあずささんが、今回はさらにシナリオ制作も手掛けており、彼女の描く独特の世界観がさらに色濃く表現されています。
  
  物語の舞台は、海に囲まれた神秘的な島「アロランディア」です。ここではラーハ神殿の予言によって選ばれた3人の「星の娘」が中心となります。プレイヤーはこれらの女性主人公の中から一人を選び、1年間にわたる彼女たちの目標達成の旅をサポートします。
  
  ゲームの進行では、8人の男性キャラクターとの恋愛だけでなく、同性のキャラクターとの友情を深めたり、それぞれのキャラクターの真の目的を達成することが求められます。前作のシミュレーション部分はインタフェースが大幅に改善され、よりスムーズで直感的な操作が可能になっています。また、フルボイスで進行する会話シーンや感情豊かなアップ画面は、キャラクターたちの感情をリアルに伝え、プレイヤーを深くゲームの世界に引き込みます。
  
  このゲームの魅力は、美しいビジュアルと感情に訴えかける物語、そしてキャラクターたちとの交流の深さにあります。オープニングやエンディングを含む全27曲のサウンドトラックCDもゲームの雰囲気を一層豊かにしています。恋愛シミュレーションゲームのファンはもちろん、美しいアートと感動的なストーリーを求めるすべてのプレイヤーにお勧めしたい作品です。

• ジーティン

  ★★★★★ 5.0

  投稿日：2024年5月2日

  女性向ファンタジー恋愛シミュレーション「ファンタスティックフォーチュン」の第2弾

  『ファンタスティックフォーチュン2』は、女性向けファンタジー恋愛シミュレーションゲームの第2弾である。舞台は、この世界とは異なる広大な海に浮かぶ島国「アフロランディア」で、プレイヤーは3人の女性主人公の中から1人を選び、夏の終わりから春までの7ヶ月間を過ごすことになる。このゲームでは、ただ単にお目当ての男性と恋愛関係を築くだけでなく、女性キャラクターとの友情を深め、各主人公ごとに設定された目標を達成するという多彩な展開が特徴である。
  
  また、感情の表現には「クローズアップシステム」が用いられており、キャラクターたちの感情の動きが豊かに描かれる。このシステムにより、プレイヤーはキャラクターの内面的な変化をより細かく感じ取ることができる。さらに、選択肢によって物語が大きく変わるため、何度でも新しい体験ができるリプレイ性も高い。
  
  このゲームの最大の魅力は、恋愛だけではなく友情や個人的な成長など、多方面にわたる人間関係を深く掘り下げている点だ。それぞれのキャラクターが持つ独自のストーリーが、プレイヤーに感情移入を促し、没入感を高める。『ファンタスティックフォーチュン2』は、恋愛シミュレーションを超えた深いストーリーテリングとキャラクター開発を楽しむことができる作品であるため、広くゲームファンにプレイをお勧めする。

• アマチャ

  ★★★★★ 5.0

  投稿日：2024年5月2日

  3人の少女たちの運命や恋愛を描いた女性向け恋愛アドベンチャーゲーム

  『ファンタスティックフォーチュン2』は、神秘の島アロランディアを舞台にした女性向けの恋愛アドベンチャーゲームで、その魅力はただ一言では語り尽くせません。このゲームでは、海の神に選ばれたマリン、アクア、葵という3人の少女たちが主人公で、彼女たちは星の娘候補として世界を救うための修行に挑みます。プレイヤーはこの修行の日々を通じて、彼女たちの運命や恋愛を導いていく役割を担います。
  
  ゲームは繰り返される日常の中で、様々な出会いや別れが織り交ぜられており、それが非常にリアルで感動的です。各キャラクターには独自の背景があり、それぞれの感情や成長が丁寧に描かれているため、プレイヤーとしては彼女たちに深く感情移入することができます。また、選択肢によって物語が大きく変わるため、何度も遊びたくなるリプレイ性も魅力の一つです。
  
  特に印象的だったのは、美しいビジュアルと心を打つストーリーテリングです。プレイヤーの選択が重要な役割を果たすため、自分だけの物語を作り上げることができる点が非常に楽しいです。また、キャラクターたちとの交流を通じて感じる喜びや切なさは、このゲーム独特の魅力であり、恋愛アドベンチャーゲームとしての深みを感じさせてくれます。恋愛ゲームが好きな方には、ぜひともお勧めしたい作品です。

• ★★★★★ 5.0

  すごくお勧めです!

  現在、このゲームをプレイしています。とてもおもしろいですよ!オススメです。
  ■オススメポイント
  1.イラストがきれい(たくさんのCGを集めるのがたのしい)
  2.主人公が3人から選べるので普通の恋愛ゲームの3倍遊べる!(お買い得)
  3.サントラCDが購入特典で付いてくる。(特に、OPの局が良い)
  4.恋愛者だからといって甘すぎず、キャラによってそれぞれの人間関係がきちんと描かれている。(奥が深い)
  5.EDが45パターンもあります。
  6.恋のお相手は、9名で他にも女の子同士の友情EDがあります。

• ★★★★★ 5.0

  初めての

  私が初めて買った乙女ゲームです。あるゲーム雑誌で発見し気になってたので購入したのです。そのときはシミュレーション自体したことがなくシステムがわからなくてあたふたし、バッドエンドやら、恋愛以外のエンドになってたりしていました。
  ですが何回も何回もプレイして、やっと目当てのキャラとのエンドにたどり着き、そのキャラと主人公のストーリーに涙がでるほど感動しました。
  世界感や、そのキャラ一人一人に思いいれのある作品です。今はやたらとポコポコ乙女ゲーが出ていますが、イラストが綺麗だったり、声優さんが豪華だったり、簡単に好きなキャラとのエンドを迎えられたり、キャラに萌をいれたりしていますが内容はとても薄い気がします。
  恋愛ばかりの薄い作品でわないので最近の乙女ゲー(特にアニメから乙女ゲーになったもの)それとアンジェが好きな人にはオススメ出来ないかもしれません。

• ★★★★ ★ 4.0

  絵は綺麗です☆

  グラフィックは本当にとても綺麗で、キャラの立ち絵やスチルも美麗、の一言に尽きるかと。
  ですが、どうにも微妙な難易度は、賛否両論別れる処ではないでしょうか?
  キャラにもよると思うのですが、いきなりプルートを狙った私は、とんでもなく苦労しました・・・(汗)
  前作と比較すると、格段に難易度は上がっています。
  ですが、それを差し引いても、複雑かつ奥の深いストーリー、魅力的なキャラクター達と、楽しめる要素は十分です!
  男性キャラのみならず、同性キャラとの友情エンド、その他にも様々なエンディングがあり、何度も楽しめますv
  ただ学習の画面が長く、また一週間の間にイベントが挿入されたりすると、長い割にセーブが出来ず、選択肢を失敗して最初からやり直し・・・という事態にしょっちゅう遭遇するのは、閉口しますが・・・。
  メッセージスキップや各主人公のオープニングのエピローグの省略が出来ない、誤字が多い、など難点も多々ありますが、じっくりやり込みたいという方、及びその時間のある方にはおすすめですヨ☆
  初心者の方には攻略が難しいキャラもいると思いますが、そうでもないキャラもいますので、手放しでおすすめ、というわけではありませんけど、やってみてもよいと思いますよv

• ★★★★ ★ 4.0

  PS2♪

  ゆうきあずさ先生が、脚本・原画とを担当されて、最初はPC版として話題になり、PSに移植されて、大人気になった恋愛シュミレーションの第二段。
  今回はPS2ということで、グラフィックはさらに美しくなりましたし、声優さん方も、恋愛相手の男性キャラに(岡野浩介さん、高橋広樹さん、森川智之さん、森久保祥太郎さん、櫻井孝宏さん、斎賀みつきさん、置鮎龍太郎さん)という豪華メンバー。そして、プレイヤーが動かす主人公は前回と同じく、三人いて(水橋かおりさん、小林沙苗さん、園崎朱恵さん)が声を担当されます。
  また、今回は初回版だけかどうかはわかりませんが、特典として、主人公の一人、マリンを演じる水橋かおりさんの歌う、オープニング&エンディングテーマを含む、ゲーム中に!使われた全28曲全てが収められている「サウンドトラックCD」が封入されます。
  メーカーによると、普通にCDとして、2800円くらいする内容らしいので、これはかなりお得なのではないでしょうか?
  ゆうきあずさ先生が好きな方、恋愛シュミが好きな方、声優さんが好きな方(フルボイスですので)は、遊んでみてはいかがでしょうか?

• ★★★★ ★ 4.0

  噛めば噛むほど味が出る(笑)

  物語は、伝承と魔法の残る不思議な国「アロランディア」を舞台に、三人の少女が「星の娘」候補として数ヶ月を過ごすと言うもの。
  三人から一人選んで(名前変更可)話を進めるのですが、EDは彼女たちそれぞれが胸に抱いている願い(元の世界に戻りたい、記憶を取り戻したい、あの人に会いたい)を叶えるなり、登場キャラと結ばれるなり、他の候補生と仲良くなるなり、様々なEDを迎えられます。もちろん恋愛要素は抜群!イベントも多く、恋愛事情がグラフで見れるのでやりやすさも◎。何よりグラフィックが綺麗でスチルが多いvかなりハマります。
  正直、最後の「友情ED」には興味なかったのですが、やってみるとこれがなかなか、楽しくて気に入りました。今までの恋愛ゲームに居ないような主人公たちで笑えたりします。
  難をつけるなら、三人の少女には所属している部門(騎士院、魔法院、神殿)があるのですが、男性キャラもそれぞれ各部門に散らばっている為、一人の主人公を選ぶと同じ部門のキャラとは特別な話を辿れるのですが、部門外のキャラとはそうはできないことだと思います。特別に気に入った主人公が居るので余計にちょっと不満です…。
  ですが、EDが多くどれを辿っても文句なし。キャラもただのED対象ではなく、一人の人間として多くの悩みを抱えていて、それを知ることも出来ます。更に「星の娘」自体に、何か大きな陰謀のようなものが隠されている模様・・・。
  と、こんな感じで、何度やっても味が出るゲームだとは思います。

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