12リヴン ザ・サイクリミナル・オブ・インテグラル 限定版

12Riven - the Ψcliminal of integral - Genteiban
★★★★4.7(6件)
機種
プレイステーション2 (PS2)
ジャンル
アドベンチャー (ADV)
発売日
2008年3月13日
メーカー
サイバーフロント
定価
8,800

ゲーム概要

サイバーフロントより2008年3月13日にプレイステーション2用ソフトとして発売されたアドベンチャーゲーム。2人の主人公の視点で物語の真実を追う作品。主人公は、ヒロイン・高江ミュウの幼馴染の高校生と女性公安捜査官の2人。彼らのもとに、ある日、殺人予告のメールが届いたことから物語が始まる。不思議な力を持つ組織「Ψクリミナル」の目的とは?君は命を狙われたヒロインを守り抜くことができるか?※限定版

プレイ画面

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レビュー

  • カズタマ

    ★★★★ 4.0

    投稿日:2024年4月15日

    12Riven the Ψcliminal of integral 限定版

    『12Riven the Ψcliminal of integral 限定版』は、2人の主人公の視点を通じて物語の真実を追うアドベンチャーゲームです。このゲームは、「Memories Off」や「Ever17」で知られる打越鋼太郎氏が原案、脚本、脚本監修を務め、彼の特徴である複雑で引き込まれるストーリーが楽しめます。プレイヤーはゲームの世界に直接介入することが可能で、そのメタフィクション要素が物語に深みを加えています。

    ゲームは、プレイヤーが2人の主人公の一人一人の視点から情報を得ることができ、それぞれの視点から見える真実が異なります。このため、プレイヤーは各主人公の視点を駆使して事件の全貌を解き明かしていく必要があります。また、このゲームでは、ただ事件を追うだけでなく、各キャラクターの背景や動機が徐々に明らかにされることで、プレイヤーの感情移入も促されます。

    本作の最大の魅力は、打越鋼太郎氏の緻密な脚本によるストーリーの深さと、プレイヤーが直接物語に介入する独特のゲームプレイにあります。謎解きの要素が豊富で、思考を巡らせることが多いため、謎好きやストーリーを重視するゲームファンには特におすすめです。このゲームは、ただのアドベンチャーゲームではなく、プレイヤーを物語の核心へと導き、最後まで画面から目が離せなくなるような魅力があります。
    また、本作は本編のゲームディスクの他に「本編BGM 全18曲を収録したオリジナルサウンドトラックCD」が同梱された限定版となります。

  • ★★★★★ 5.0

    面白かった。

    インフィニティーシリーズは全作プレイしてます。
    限定版には、サウンドトラックCDがついてます。
    やはりインフィニティーシリーズは音楽が良い。
    サントラが欲しい方は限定版を購入するのが良いでしょう。

    さて、ゲーム内容ですが個人的にはかなり楽しめました。
    深く考えてしまうと、一部辻褄が合わないような所もあるかも思います。
    しかしそれを差し引いても、十分合格点です。
    キャラクターも良かったです。

    残念なのはイラストでしょうか。
    一部ですが、キャラクターの顔が別人に見えてしまうようなイラストもあり、そこだけ不満でした。
    PSP版では、イラストも修正されているようなので、不安な方はPSP版をプレイすると良いでしょう。

    詳しく書くとネタばれなので書けませんが・・・。
    ぜひ続編希望です。
    まだまだ謎の部分も多いので、プレイしてみたいです。

  • ★★★★★ 5.0

    多角的に視て初めて真実が姿を顕わす。

    ∫ルートは多少急ぎ足気味だったけど、錬丸ルートの意味と鳴海ルートに於ける謎が一息で収束し解明されていきました。
    Ever17やRemember11の例があるから、騙されるものかと目を見開いてテキストを読んでいったけど、ある部分でまた騙されてしまった。
    片仮名の名前が多いから、何かあるなとか、この二人のルートにはTime Magic(二つの時間軸が擦れているのにあたかも同一時間軸であるかの様に視せる技法)が使われているなとかは想像できたんだけどね。
    ストーリーはRemember11の様に投げっぱなしじゃないから良かったけど、グラフィックがあからさまに稚拙な所があるし、シナリオも妙な部分があったりもしたけど。
    待った甲斐があったと思える位に面白く、一気に読み進めてしまった。
    一方向だけで視ても謎が解けないシナリオは打越氏ならではかな?
    それにしても、本当に悪の秘密結社か?ライプリヒ製薬。
    なんか、更に上位組織が出てくるし・・・・・・。

  • ★★★★★ 5.0

    とても面白かった

    KIDの解散で下手したら遊ぶ事すら適わなかったこのゲーム、良くここまでしっかりと作り上げたものだと思います。緊張感とトリック仕立ての展開は今作も健在。Remember11では最後の種明かしで呆気に取られた方も多いと思いますが、今回はちゃんと完結します。完全に、とは言えませんが少なくとも広げた風呂敷をまとめられるだけの説得力があったと感じました。

    ただ、ちょっと演出面が難アリかなぁ。せっかくの緊迫した戦闘シーンもCGや効果音が妙に滑稽で何か拍子抜けしてしまう場面も。

    まぁ個人的にはちゃんとしたカタチで出てくれて万々歳、シリーズのファンはもとよりこの手のメタフィクショナルな話が好きな人にも薦められる良いゲームだと思います。

  • ★★★★★ 5.0

    プレイ後の感想ネタバレ無し

    結論から言うと大変面白かったです。
    まず、CGや立ち絵はアドベンチャーとして平均点以上の出来でした。また音楽に関してもこのシリーズに関わっている、阿保さんのBGMがかなり良かったです。そして物語についてですが前作リメンバー11ではラストが残念な感じでしたが、今作では謎が徐々に明らかになりトゥルーエンドでしっかりすべての伏線を回収してる所は流石打越さんの作品だなぁと思いました。EVER17には少しの差で越えられなかった感じですが、NEVER7やリメンバー11よりも面白かったですので、気になっている人は買ってみてはどうでしょうか?
    後悔はしないと思います。

  • ★★★★ 4.0

    シナリオはやはり打越氏、しかし……

    シナリオ原案はInfinityシリーズ等の打越鋼太郎氏。
    ジグソーパズルをバラバラにプレイヤーに提示し、開放された最終ルートで多少強引なところはあれども見事に一枚の絵に組み上げる緻密さ、構成力はやはり脱帽に値するだろう。
    鳴海ルート、錬丸ルートでちりばめられた謎、伏線が最後に一気に収束していく様は感心する。
    しかし、このゲームは感心はすれど感動はしない類のものではないだろうか。

    また、このゲームはCGがひどい。立ち絵はいい出来なのだが一枚絵はパッケージ等の絵とはかなりかけ離れたものである。

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最終更新日:2024年4月15日 PR