ゲーム概要

キッドより2006年10月26日にプレイステーション2用ソフトとして発売されたアドベンチャーゲーム。恋愛アドベンチャー『水の旋律』第2弾。新キャラはもちろん、前作キャラも総登場。バトルモードや回想モード、主人公の名前変更を追加され、好きなキャラとバトルに参加することで高感度がアップ。前作から2年後、主人公・柏木きらとなって偶然一振りの太刀を手にした時から身の回りに起こる異変の真相に迫ろう。※限定版

プレイ画面

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レビュー

  • カズタマ

    ★★★★ 4.0

    投稿日:2024年4月10日

    水の旋律2 緋の記憶 限定版

    『水の旋律2 緋の記憶 限定版』は、女性向けの恋愛アドベンチャーゲームであり、人気作品『水の旋律』の続編です。前作と比べて、回想モードやバトルモードの追加など、大幅にボリュームが増えており、約1.8倍の内容を楽しむことができます。また、主人公の名前を自由に変更することができ、より一層、感情移入をすることができます。

    物語は、養護施設で育った高校2年生の主人公・きらを中心に展開します。周囲が受験に向けて準備を進める中、就職を選んだきらは孤立感を感じています。そんな中、同じ施設の卒業生である手塚京輔に誘われ、森の中へと冒険へと踏み出します。

    このゲームの魅力は、前作からのファンにとって待望の続編であり、さらに充実した内容が楽しめる点です。新たなモードの追加や、自由な主人公の名前設定など、プレイヤーの満足度を高める工夫が施されています。また、感情移入しやすい主人公と、彼女の成長と冒険を通じて紡がれる物語は、プレイヤーを引き込む魅力があります。特に、女性向けの恋愛要素を楽しみたいプレイヤーにおすすめの作品です。
    また、本作は本編のゲームディスクの他に「ドラマCD」「絵本」が同梱された限定版となります。

  • ★★★★★ 5.0

    ボリュームがあって面白い

    面白いけど長すぎると言うべきか、長いけど面白いと言うべきか悩みますが、時間的コストを考えなければ、迷わず「面白くて良かった!」と言える作品でした。
    中には恋愛部分が安直だと感じるルートもありましたが、私が個人的に和風伝奇ものが好き、ということを差し引いても、話は良いと思います。
    ただ、長いのと、場面コンプが難しいのとで大変でした。

    恋愛ノベルゲームのセンスも経験もほとんどない私には、攻略本なしで本作をクリアするのは絶対無理です。
    そのキャラのルートに入れれば攻略は簡単ですが、そこまでが難しく、私が自力攻略できたのは1人だけでした。
    また、ランダムに発生するイベントが多いため、場面コンプにも手間がかかります。

    自力でできるところまでは自力でやって、そのあと攻略サイトに頼ってコンプしたところ、総プレイ時間は72時間。
    既読スキップしつつ未読部分はオートモードにして、最初から攻略本を片手にムダなくプレイしたら、30〜40時間くらいでしょう。
    1人攻略するだけなら10〜15時間くらいでしょうが、全員攻略しないともったいないです。

    システム的な面では、クイックセーブがすごく使いやすくて良かったものの、戦闘はひどいです。
    一定条件を満たすと、戦闘の都度「簡易/通常」が選択できますが、簡易を選ぶとけっこうな確率で負けます。
    進行に影響する場面で負け続けることもあり、クイックセーブで戻って手動で戦いなおすことも多かったです。
    もう少し勝率を上げてくれないと、簡易モードの意味がありません。

    使えない簡易戦闘と、話が長すぎるところはマイナスですが、それでも面白かったので星は5つで。

    最後に一言。
    優がカッコいいのは、優自身のルートではなく、別のあるキャラのルートでした。
    優ファンは必見です。

  • ★★★★★ 5.0

    オススメです。

    コミックのその後を知りたくてプレイしてみましたが思った以上にハマりました。世界観、キャラクターみんな好きになれたと思います。ただ限定版についてる絵本には水季の物語が載ってないので余すところなく攻略したい方と水季の物語が読みたい方はビジュアルブックの購入もオススメします。

  • ★★★★★ 5.0

    新たな種族も恋愛対象?

    水の旋律を知ったのは前作が発売して大分たったころ。
    まだ乙女ゲームが主流じゃなくてあまり興味がなかったけれど、今作は製作発表された時から気になって仕方なかったです。
    雑誌やホームページで公開されているスチルやシーンの絵がアニメーションのように美麗だし、何より最近乙女ゲームの主流となってきた戦闘も加わったことで、一緒に苦を乗り越えた男の子との恋愛発展には期待せずにはいられないですよね。それに人魚伝説が加わったらもう怖いものなしじゃないの?!と自分で自分に突っ込んでしまったぐらいです。
    今回は一謡と九艘だけでなく新たな謎の種族まで登場してさらに波乱がありそうです。
    特に普賢という謎に包まれた人物はキャラクターボイスも伏せられており、なにやら登場人物の誰かと関係がありそうな匂いがしてわくわくしております。
    一体誰と関わりがあるのか、あるいは誰かが成りすましているのかと考えると早くプレイしたくてたまりません。とはいってもやはり肝心なのは男の子たちとの恋愛ですよ。彼らがどんな甘い言葉をささやいてくれるのか楽しみです。

  • ★★★★ 4.0

    戦闘システムは…

    前作から好きで今作にも期待してたのですが、戦闘で少し目が回りました。一緒に戦えるのも戦うヒロイン好きなので嬉しいのですが、少し疲れました。が、キャラ同士の協力技はなかなか良かったです。スキップ機能も充実してます。スチルはほぼアニメ塗りになったのが残念ですが、慣れれば何とか…前作のような淡い絵も時折あります。前作のシステムデータを読み込む事が出来るので、コンプリートするには必須です。攻略キャラは前作の設楽や水季が居る他、新キャラも個性的で良かったです。私的に好春が好きです。少し駆け足な気もしますが、前作好きさんにも楽しめると思います。

  • ★★★★ 4.0

    良い作品ですがちょっと惜しい部分も。

    ストーリー、キャラクター、システムの快適さは☆5つ。
    前作はプレイしていませんが話についていけないことは無かったし、キャラクター描写とストーリーはとても良かったです。引き込まれました。
    2の攻略キャラ達も主人公もとても魅力的でした。
    ですが、残念な点も少々。
    戦闘が作業になりがち(成長方式ではなく、ルーレットなので戦闘にあまり面白みが無い)
    な点と、前作キャラとヒロインを好きな人へのサービスが前面に出すぎていて残念でした。
    勿論、2のキャラも魅力的なので1キャラにキャラ負けはしていないのですが、あくまでも主役は2のキャラ達なのだから、ここまで1のキャラにサービスしなくてもいいと思いました。
    1のキャラに思い入れがあるかないかで評価が分かれるところだとは思いますが、もうちょっと1キャラへのサービスは控えめでも良かったと思います。
    この2つがなければ☆5つだったので惜しい…。
    しかしながら、2のキャラはすごくいいと思えたし、キャラ描写とストーリーの絡み方も良かったです。
    ストーリー全体としても、それぞれのストーリーで少しずつ話の全体像に関することが散りばめられていて攻略が楽しかったです。
    限定版の絵本も、クリアした後に見ると感慨深いものがあるかと。
    惜しい所はありますが、良い作品ですので、お勧めです。

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最終更新日:2024年4月10日 PR