ゲーム概要
サクセスより2004年10月21日にプレイステーション2用ソフトとして発売された和風伝奇ホラーアドベンチャーゲーム。妖怪と主人公・桂が血の絆を築き、彼女自身の血が招く運命に立ち向かう。主人公や妖怪を共に少女とする事で、少女たちの友情や心の交流、ほのかな愛情といった新しい要素が満載。攻略の補助となる「分岐図」や「用語辞典」も収録。運命の糸車に紡がれるのは、呪縛か、絆か?
プレイ画面
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レビュー
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カズタマ
★★★★ ★ 4.0
投稿日:2024年3月16日
アカイイト
『アカイイト』は、PS2の高解像度グラフィック表示能力を活かし、美麗なグラフィックを実現したオリジナルの和風伝奇ホラーアドベンチャーゲームです。物語の主人公は、不思議な力を秘めた血を持つ少女・羽藤桂。彼女の血に宿る運命により、妖怪たちから狙われることになります。プレイヤーは選択肢や妖怪に血を与えることで物語が様々に分岐し、30種類以上ものマルチエンディングを迎えることができます。本作の魅力は、その美しいグラフィックと共に、プレイヤーが桂と妖怪たちとの交流を通じて紡ぐ物語の多様性にあります。
★主要人物★
羽藤桂 (はとう けい) - 声:松来未祐
本作の主人公。「用意周到」を宗としているが、基本的にのんびりかつうっかりが多いため、周りからは心配されることが多い。
唯一の肉親である母を失った後、遺産整理の下見として経観塚(へみづか)にある屋敷を訪れるのだが……。
千羽烏月 (せんば うづき) - 声:渡辺明乃
古の太刀・維斗を持つ、凛とした佇まいの少女。とある目的のため、桂と同じ列車で経観塚を訪れる。
若杉葛(わかすぎ つづら) - 声:釘宮理恵
羽藤の屋敷に住み着いていた活発な少女。見かけにそぐわず神話・民俗学に詳しい、本作の蘊蓄担当。白い狐の尾花(おばな)を連れている。
浅間サクヤ(あさま -) - 声:真田アサミ
桂の母親である真弓の親友で、桂にとっては頼れる姐のような存在である。フォトグラファーの仕事のため経観塚で桂と居合わせる。
ユメイ(-) - 声:皆口裕子
経観塚を訪れた際に、桂が見た不思議な夢に出てきた少女。懐かしさを感じるものの、彼女が誰なのか思い出すことはできない。
ノゾミ・ミカゲ(-) - 声:小林恵美
鈴の音と共に現れる双子の鬼。高飛車なノゾミに対し、ミカゲは一歩引いた態度を取る。 -
ジーティン
★★★★★ 5.0
投稿日:2024年3月16日
血が招く運命に立ち向かう和風伝奇ホラーアドベンチャー
「アカイイト」は、妖怪と主人公・桂が血の絆を築き、彼女自身の血が招く運命に立ち向かう和風伝奇ホラーアドベンチャーゲームである。主人公や妖怪との交流を通じて、少女たちの友情や心の交流、そしてほのかな愛情といった新しい要素が満載である。プレイヤーは攻略の補助として「分岐図」や「用語辞典」を活用しながら、運命の糸車が紡ぐ呪縛か絆か、あるいは何か別の選択肢かに迫っていく。このゲームの魅力は、独特の和風ホラーの世界観と、登場するキャラクターたちとの深い絆を探求するプレイ体験にある。
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★★★★★ 5.0
絶対に諦めない
ノベル系でこのゲーム以上に好きになれる物なんて想像できない。
ストーリーの巧みさでグイグイ引っ張ってくれますが、なにより一押しでオススメしたいのが音楽です。
大好きだと言ってくれる人は皆、開始7分くらいで既に心を持って行かれてるかと。
これから始めるのに最高に心地よく、集中させ、そして文章が目に飛び込んでくる・・・
耳から心、その次に目へと。最高のプレイ環境を用意してくれました。
主人公の女の子が訪れるはじめて行く土地
- 胸の中のよくわからない感覚 -
そこで出会う大切な人たち。
そして、やってくる危機。
プレイ中は昼を読み進める楽しみと太陽が沈み夜が来るたびに包まれる圧迫感とで、コントローラーを握る手、鼓動と焦燥感、先に読み進めたい「欲求」。
それらがぐちゃぐちゃに混ざり合ってとてもやめられません。
(部屋を豆電球1個で暗くした、夜のプレイを絶対にオススメします!)
声優さんも皆とても良い演技で申し分なし、最高レベルの盛り上がり&結末。
おそらく最後にプレイするであろうシナリオでは自身、もう・・・打ち震えました。
誰のシナリオもトゥルーエンドは何回も振り返りたくなりプレイし直しです。
クリア後は恋人に会いたい気持ちとでも言いましょうか・・・
余韻や寂しさで何ヶ月もズルズル、ズルズル引きづってしまうかもしれませんね。
そうなったらサントラCDやドラマCD(入手困難)でかなり満足できます。
ああ、ベタ移植のDL版のみで全然かまわないからPSPでもしたいなあ・・・ -
★★★★★ 5.0
これ以上の百合良作ゲームはないと思ったほど
昔から百合が大好きで百合姉妹で発売前に紹介されていて発売日0時に受け取れる店で予約して購入しました
ちょうど沢山の名作百合作品が出てきてた頃ですが、ゲームであれば間違いなく一位でしょう
マイナーだろうと思って久々に検索かけたらこんなに評価をいただいているとはアカイイトアオイシロにカンしては読物は全て購入ドラマCDなんかも購入してありそちらも今は高価格になってますね
主人公の声優さんが亡くなっているので続編は期待できませんし、絵師さんがこの頃に比べると絵が変わっているので、それも残念
アニメ化等期待した時期もありましたが、やはりこの頃に布教活動すべきだったかな
聞くよりやるべき作品です -
★★★★★ 5.0
是非オススメします。
久々にプレイしたのでレビューしてみました。
やっぱり面白いです。
特に音楽に関しては歌・BGM共にいいものばかりで、ゲームの音楽をサウンドトラックまで買って聴いたのはこの作品だけです。
ストーリーも良いものばかりなので、全キャラ分、エンディングまで是非観て欲しいです。
キャラ絵はプレイする人によっては若干古臭く感じるかもしれません。
背景の絵はどれも温かみがあって良いですね。
あと主人公の桂さんがすごく良い子です(これが一番言いたかった)。
何を書いてもネタバレになりそうなので書きませんが、血が美味しいのも頷けます。
すごくオススメ出来る☆5つのゲームですので是非プレイしてみてください。 -
★★★★★ 5.0
アドベンチャーの究極
このゲーム、最早アドベンチャーゲームの理想とも言える形なのではないだろうか。
皆さんはアドベンチャーゲームという響きをあまり好意的に捉える事は出来ないだろう。それは仕方の無いこと。
アドベンチャーゲーム、それのサウンドノベル形式のものに、名作は本当に少ないのです。
ですが、このゲームはそんな有象無象の塵芥等とは違います。
テンポのいい物語、次々と現れる謎、物語の随所に張り巡らされた完璧ともいえる謎の配置と、それを深める綺麗で悲しい物語。
これほどに心揺さぶられる物語を体験しただろうか?デットエンドを迎えても、続き見たさに苦痛も憶えず「最初から」の項を選べたことがあっただろうか?それぞれの物語のバットエンドを見て、これほどに目頭を熱くしたことがあっただろうか?そして、それぞれの物語のハッピーエンドを迎えて、ここまで満たされた気持ちになるゲームなど、他にあるだろうか?
自信を持って言える。全ての答えは否だ。
私は子供のよう胸を躍らせ、ドキドキとワクワクを抑えられずに、何度も晴れやかな気持ちで「最初から」を選べるゲームを知らない。他のアドベンチャーゲームの殆どが、進む物語によってまったく違うもの。完全なパラレルワールドなってしまっているその中で、ほぼ全ての物語が複雑に絡み合い、それぞれの謎を共有し、美しく形を成すゲームなど、私はこれ以外に知らない。設定、舞台、登場人物、物語。その全てが美しく寄り添い、まるで紡がれる糸のように綺麗な形を成している。
惜しむらくは、あるエンディングや道筋を辿らないと、新たな選択肢や分岐が開放されないという「封じ」システムによる高い難易度。
だが、そんなことなどどうでも良くなるぐらいに「アカイイト」は完成されており、それに比べれは些細過ぎて減点の対称になどなり得ない。
では、何でこんなにべた褒めしている物が四つ星なのかというと。
こんな面白いゲームをしたら、暫くは他のゲームをしたくなくなるでしょう? -
★★★★★ 5.0
伝奇モノが好きで百合要素OKなら楽しめるハズ。
主人公が女の子、という時点でこれまでの恋愛ノベルとは一線を画すゲームと言える。
従来のゲームは主人公の少年が女の子と仲良くなるのが目的なのに対し、このゲームは女の子同士で仲良くなるという…
昨今の某マリア様の影響なのか…いわゆる「百合」が好きな人にはたまらない仕様となっている。
吸血がテーマなので、当然ホラー要素ありの伝奇ノベルでも
あるのだが、選択肢や分岐もかなり多く、エンディングも30種類以上とか。
スキップ機能で飛ばしたとしても、かなりのやり込みが期待できるだろう。
声優陣もかなり豪華で、主人公の羽藤桂役の松来未祐嬢が個人的に注目株。
この手のノベルゲームの主人公には声優が存在しないのがセオリーなのだが、このゲームの場合はセリフのパートでちゃんと主人公がセリフを喋ってくれるため、より臨場が伝わり、感情移入もしやすいかと。
松来嬢はおっとりした性格の少女を演じるのが上手く、メーカーの意図通り、まさに主人公に相応しい採用と言えるだろう。
彼女の個人的なファンも安心してよい出来である。
無論、その他の声優陣も有名どころばかり。期待していい。
対象年齢15歳以上というのはホラー描写に関してか、はたまた百合描写に配慮してか…。
私の気のせいかもしれないが、2004年後期は異様に百合要素の強いアニメやゲームが頭角を現してきた気がする。
マーケティングとしても百合という新しい市場に目をつけたのかもしれない。
元々伝奇モノは好きだし、百合要素があっても
全然気にしない人種なので、購入決定。オマケ機能の辞書も見ていて面白かった。
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最終更新日:2024年3月16日 PR