ゲーム概要

アイディアファクトリーより2008年10月9日にプレイステーション2用ソフトとして発売された学園伝奇アドベンチャーゲーム。物語はアドベンチャパートとバトルパートで展開され、現代と大正、2人の主人公を操作し、交錯する時代で真相を掴んでいく。トウキョウ神代町に100年に一度起こる「カミヨリ」。現世と幽界の距離が近くなるその日、現世へと侵略する地獄の妖魔たちと妖魔狩人による、闇が闇を喰らう戦いが始まる。

プレイ画面

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レビュー

  • カズタマ

    ★★★★ 4.0

    投稿日:2024年1月14日

    神代學園幻光録 クル・ヌ・ギ・ア

    『神代學園幻光録 クル・ヌ・ギ・ア』は、壮大な物語が現代編と過去編に分かれ、神代町で起こる不可解な出来事に迫るアドベンチャーゲームです。

    物語は現代編から始まり、神代町に迫る「カミヨリ」と呼ばれる現象により、冥府の妖魔が侵略し始めます。神依りとされる「巫覡(ふげき)」と巫女によって封印されてきた冥府の門が不安定になり、行方不明事件が相次ぐ中、主人公の妹も姿を消してしまいます。妹を捜す中で妖魔に襲われ、登場する組織「マサク・マヴディル」が物語に絡んできます。

    一方、過去編は大正12年にさかのぼり、主人公が奇妙なアザを手に入れ、異形の者に追われる怪異な体験が始まります。不安定な時代に飛び込んだ主人公が、月に照らされた青年と出会う瞬間が印象的です。

    本作」は、緻密な設定とキャラクターたちの交錯する物語が魅力的であり、現代と過去が絡み合う展開がプレイヤーを引き込みます。怪奇現象や組織の謎、そして美しく輝く紫色の瞳の青年など、期待感を高める要素が詰まったゲームとなっています。

    【ストーリー】
    ・現代編
    カミヨリ―。 100年に一度、神代町に起こる現象で、この年は人の世と神の世(冥府)が近しくなる。 そして、境界が曖昧になるこの年、冥府の門と呼ばれる亀裂が入り、冥府の妖魔や穢れが神代町を襲う。 カミヨリとは神依りとも言われ、その年に験を授かった巫覡(ふげき)と巫女の出現により、冥府の門は封印されてきた…。 しかし現在ではこのシステムにも異常を来たし、巫覡(ふげき)と巫女の出現が不安定となる。 そして現代―。 この年の神代町は、新春から16歳から18歳の少女達が次々に姿を消すという行方不明事件が多発していた。 奇妙な事件が立て続けに起こる中、主人公の妹「誄」も姿を消してしまう。 妹を探し、夜の街を歩き回る主人公は、そこで妖魔と呼ばれる異形の者に襲われる。 その時、主人公を助けてくれたのが、「マサク・マヴディル」という組織だった。

    ・過去編
    大正12年―。 主人公は最近、左手に奇妙なアザができた。 それからというもの、何者かに後をつけられるなど、気味の悪い現象が次々に起きている。 そして、学校の帰り道、人ではない異形の者に追われていた。 必死で逃げる主人公は、何時しか人気の無い所へと追い込まれていた。 恐怖で動けない主人公の頭上で 「俺が相手になる」 突然、声がかかった。 見るとそこには月に照らされ、美しく輝く紫色の瞳の青年が立っていた。

  • ジーティン

    ★★★★ 4.0

    投稿日:2024年1月14日

    交錯する時代で真相をつかむ学園伝奇アドベンチャー

    「神代學園幻光録 クル・ヌ・ギ・ア」は、トウキョウ神代町を舞台に、100年に一度の「カミヨリ」を迎え、現世と幽界の距離が近づき地獄の妖魔たちが侵略を始めるという壮大な物語が繰り広げられるアドベンチャーゲーム。物語は「マサク・マヴディル(深淵)」と呼ばれる組織、妖魔狩人(デビルハンター)、神代町に集まる闇の者たちが交錯する時代背景の中で展開され、プレイヤーは真相を追い求める。

    ゲームは、闇が闇を喰らう戦いを描きながら、大正時代と現代が交わり合う舞台設定が印象的である。現世と幽界の境界が曖昧になりつつも、それに立ち向かう妖魔狩人や神代町の闇の者たちとの対峙が物語の中心をなす。

    「神代學園幻光録 クル・ヌ・ギ・ア」は、その壮大な設定と独自の時代背景に加え、物語の進行において真相を解明していくプレイヤーの緊張感を醸し出している。闇との戦い、時代を超えた謎解きの興奮が、このゲームの魅力を際立たせている。

  • ★★★★★ 5.0

    おもしろい

    店で偶然見かけたゲームです。岩崎美奈子さんのイラストに惹かれて購入しようかと思いここでレビューを見てみました。あまりの評価の悪さにびっくりしたのですが次の日購入。やってみてわたしはおもしろいと感じました。たぶんほかの人から見れば信じられないのでしょうがわたしは素直におもしろいと思えました。戦闘はほぼ意味ないってかんじだしアイテムがあれだけ多いのも意味ないですが。ラスボスは麻痺させれば楽勝です。ストーリーはプレイヤー置いてきぼりなかんじで進みましたが楽しかったです。所々で笑わせていただきました。ゲーム中の絵が岩崎さんじゃないのが初めはいやでしたが慣れれば問題なし。現代と大正とでストーリーが絡みあうのがよかったです。ちなみにわたしは大正編のほうが好きです。ただキャラ別EDはないんですよね?大正編は結局あのEDなんですよね。好感度システムって意味あるのでしょうか。狙ったキャラがいましたが好感度は結局3くらいでした。どうすればよかったのでしょうか。攻略本でてませんし。ちなみに音楽は最高です。サントラはクリアしたら即買いました。

  • ★★★★ 4.0

    まぁまぁ…こうなるわ

    続編出す気満々な作品です。 キャラはイイとして、戦闘システムやストーリーの薄さが残念。(一度発売延期にしたのにバグりますし…)
    IFの乙女イト関係の作品に似ている点は結構ありますね。感情レスはあまり効果がないからあっても意味がナイような…
    また少しですが効果音(回復アイテム)にジェネレーションオブカオスで使われていた音楽が流用されてたり…まぁそう言う所を除けば音楽はOK
    アスミックが背後にいるんならレスはもっと上手く使えたんじゃ…と感じます。
    今回の戦闘システムはスペクトラル系のコマゲー間隔にして紙芝居風を辞めた方がユーザーにはうけたんじゃないかと思いますね。
    イベントCGの少なさ、キャラストーリーの薄さは…多めにみてあげないと可哀相な作品…
    まぁ、転生学園風を想像していた人にはちょっと残念な作品です。
    次回作が出て改善される事を期待。

  • ★★ ★★★ 2.0

    がっかり…です。

    シリーズが好きで期待して買ったんですが…買う前に情報集めときゃ良かった…

    【ここが嫌】
    ・場所移動が面倒。
    ・戦闘がぬるすぎ
    (初戦闘オートで終る)。
    ・声優の演技が酷い
    (マジでプロか?)。
    ゲーム開始して30分でモチベーション下げられて辞めました(-"-;)

    【良かった所】
    ・音楽。
    ・主人公の名前付けれる。
    ・主人公が男女存在する。

    【次回作に期待する所】
    主人公は男女いる所は良かったと思いますが、正直女性パートで♂キャラを落として喜ぶ♂ユーザーは殆どいないと思いますよ(逆も然り)。
    ユーザーに感情移入させるにはプレーヤーキャラは一人にした方が良いと思います。
    その上で男女選択出来ればベストかと(個人的には名前変更は必須)。
    次回作を出すのであれば、作り手の自己満足で終わってない作品を期待しています。

  • ★★ ★★★ 2.0

    プレイを

    しないで批判ばかり言うのはどうかと思います。きちんとプレイしてからのほうがいいと思いますが。それにこのシリーズが本当に好きな人がいるので批判ばかりしているとレビューを見た人は買う気を無くす恐れがあるので控えてはどうでしょうか

  • ★★★★ 1.0

    一応プレイしました。

    転生學園が好きだった為買いましたがビックリです…僅か3時間で全て終わり、しかも続くよ〜みたいな しこりの残るEDでお勧め出来ません。
    そもそも話が早いスピードで進みろくな説明が無い儘ただ動かしてました。最初の自由戦闘マップでLVを4→45にまで出来て敵も同じ強さに育つみたいなスタイルにビックリしました。
    後から仲間になる人は同じLVにならず素晴らしくLV1で弱くて使い物にならなかったです。
    主人公の感度システムも《喜怒哀楽》とありましたが、正直《喜》と《楽》の差が判らず適当にしました(←その度に変な目で仲間にみられてました)
    これは結構アラだらけなんで私はあんまりお勧め出来ません。第一説明とか分りにくかったです。
    何故か主人公も2人いる様で、女主人公に感情移入全く出来ずに、思わず女主人公の方になったら全て読まずに強制スキップしました(←男主人公だけ愛を注ぎ頑張った…みたいな感じでした)

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最終更新日:2024年1月14日 PR