ゲーム概要
アイディアファクトリーより2009年12月17日にプレイステーション2用ソフトとして発売された女性向け恋愛アドベンチャーゲーム。1960年代のイタリアで暗躍するマフィアの世界を舞台にしている。イベントCGの中にある物やキャラに触れられる「コンタクトハートシステム」等の独特のシステムを搭載。マフィアの抗争に巻き込まれた主人公の女の子と、自分の身を守るために召喚した死神との危険な恋の物語が幕を開ける。
プレイ画面
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レビュー
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カズタマ
★★★★ ★ 4.0
投稿日:2024年1月7日
刺激的でクールな要素を含んだ女性向け恋愛アドベンチャーゲーム
『デス・コネクション』は、マフィアの陰謀が巻き起こるイタリアを舞台に、刺激的でクールな要素を含んだ女性向け恋愛アドベンチャーゲームです。物語はマフィアの抗争に巻き込まれた主人公が、死神や魅力的な男性たちとの恋愛に身を投じる様を描いています。
ゲームの進行はオーソドックスなAVG形式で、読み進める中で選択肢が登場し、それによってストーリーが分岐していきます。この選択肢を通じて、プレイヤーは物語の進展に影響を与えることができます。
特筆すべきは「コンタクトハートシステム」。この独自のシステムにより、イベントCGのキャラクターや物に触れることができ、それが物語における鍵を握ります。物を触ることで手に入れるキーワードが、物語の発展に大いに寄与します。
さらに、「愛キャッチシステム」も存在し、選択肢によるキャラクターの好感度の変化が一目で確認できます。これにより、プレイヤーはキャラクターとの関係を意識的に構築し、物語に深みを与えることが可能です。
本作はオーソドックスなAVGの枠を超え、独自のシステムやクールで刺激的なストーリーが相まって、女性向けの魅力的なゲームとなっています。
【ストーリー】
アメリアが教会に引き取られてから17年。
優しい養父の神父と、兄代わりのヨシュアに育てられ、満ち足りた穏やかな日々を過ごしてた。
しかしその日常は、突然のマフィアの襲撃によって壊されてしまう。
アメリアの命を狙い、教会に数人のマフィアが襲撃、
ヨシュアは無数の銃弾が飛び交う中、彼女を抱え走り出す。
逃走する途中で、二人はよく教会に顔を出していた男と出会う。
その男は、アメリアの無事を確認すると、公害にある屋敷へと案内する。
するとその男は、屋敷の鍵と綺麗な石の入ったペンダントを渡して姿を消してしまう。
渡されたペンダントを、アメリアが何気なく手に取ると、突然手の中で輝き出し、
その光の中から見知らぬ男性たちが現れる。
これが彼ら死神たちとの出会いだった。 -
アマチャ
★★★★★ 5.0
投稿日:2024年1月7日
従来の恋愛にサスペンスや謎解きが組み合わさった女性向け恋愛アドベンチャーゲーム
「デス・コネクション」は、従来の恋愛シナリオに恐怖や謎解きの「サスペンス」要素をプラスした女性向け恋愛アドベンチャーゲームです。舞台は1960年代のイタリアで、マフィアが暗躍する環境が広がっています。主人公であるアメリアが教会で育ち、謎めいた人々との出会いが運命を大きく変えていくストーリーが展開されます。
特に注目すべきは、「コンタクトハートシステム」。イベントスチルやキャラクターに触れることで物語が進展していくこのシステムは新しい試みで、物語に臨場感を加えています。プレイヤーは感情移入しやすく、キャラクターたちとの関係を深めることができます。
物語はアメリアが教会での穏やかな生活から一転、マフィアによる襲撃が始まり、謎めいた男性たちとの出会いが続きます。このドラマティックな展開がプレイヤーを引き込む魅力となっています。マフィアに追われながらも、アメリアとの出会いが始まり、物語は予測不能な展開を見せます。
また、物語にはサスペンス要素や謎解きも緻密に織り交ぜられており、プレイヤーに新たな興奮と興味をもたらします。物語が進むにつれ、どのような真実が明かされるのか、選択の影響がどのように物語を変えるのかを追い求める楽しみが広がっています。
本作は恋愛とサスペンスが見事に融合した、期待を裏切らない女性向けの魅力的なゲームです。 -
ジーティン
★★★★★ 5.0
投稿日:2024年1月7日
960年代のイタリアで暗躍するマフィアの世界を舞台にした、女性向け恋愛アドベンチャーゲーム
「デス・コネクション」は、1960年代のイタリアのマフィアの舞台で繰り広げられる女性向け恋愛アドベンチャーゲームだ。このゲームには、「コンタクトハートシステム」と呼ばれる独自のシステムがあり、イベントCGの中の物やキャラクターに触れることができる。また、「主人公の手記」というシステムも搭載され、調べた情報や単語が登録されていく。
マフィアの抗争に巻き込まれた主人公アメリアと、身を守るために召喚した死神との恋愛物語が、独特の雰囲気を醸し出している。物語が進むにつれて、プレイヤーは独自の要素を備えたシステムと共に、アメリアの選択や行動に影響を与えることができる。
ゲーム内の独特な要素やシステムがプレイヤーに新しい体験を提供しており、マフィアの世界で繰り広げられる恋愛物語に引き込まれること間違いなしである。さまざまな展開とキャラクターたちの魅力が、プレイヤーをゲームの中に没入させ、幕を開けたまま引き寄せる。 -
★★★★★ 5.0
やってない人は是非!
昔のゲームだけど、今の新作乙女ゲームより遥かにシナリオの出来がいい!
やっつけ仕事じゃないです。
ストーリーきちんと作り込まれていて、矛盾もないし、人間味もあって、素敵なゲームです。
おかげさまで全キャラクリア、CGコンプ、隠しキャラにNG集まで堪能しました!
この値段なら買って損は全くありません。是非! -
★★★★★ 5.0
初 乙女ゲーム
この手のゲーム、いわゆる乙女ゲームと呼ばれるゲームを初めて購入しました。
もちろん、初playです。
正直今まではこのジャンルに興味もなければ、少し侮っていました。
死神、マフィアと言う単語に惹かれて手に取りましたが、期待はしていませんでしたし、不安の方が大きかったです。
だって、シミュレーションでしょ?バーチャル恋愛でしょ?
そもそも、「恋愛物」全般苦手な自分が出来るか不思議でしたが…
結果は素晴らしかったです。面白かったです。
え!?乙女ゲームってこんなに面白いの?って感じで、すぐさま別の乙女ゲームを買ってしまうくらいでした(笑)
一番最初に手にした作品が本作で本当に良かった。 乙女ゲームの面白さに気が付く事ができたから。
デス・コネクションに携わったスタッフの方々に感謝です。
*本作の内容は他の方が書いてらっしゃるので、そちらを参考にお願いします。 -
★★★★★ 5.0
綺麗
マフィアなのに戦闘シーンがほとんどなく、知的キャラいるのに毎度敵にあっさり騙されたり、結局隠しキャラの気分に左右されてるのが悲劇の最大の原因だったり、設定は良いのに生かしきれてない、そんな煮え切らないストーリー。
ヒロインの名前が台詞からごっそり抜けてて不自然、原画は良いのに塗りがあってない、たまに未読文まですっとばす既読スキップ。
上記の欠点を飲み込めば、とても楽しめます。
私はプレイ中、それらがどうしても気になり、一口で好きとは言えなかったのですが、なんだかんだ終わってみると、他のゲームにはなかった、綺麗でどうしようもない切なさが印象的で、いつの間にか忘れられない作品の一つになっていました。
マフィアで死神って、ちょっと中二病っぽい、なんてイメージを持たれる方もいらっしゃるでしょう、私もそうでしたが、いざやってみるとそんな印象はあまり受けませんでした。
なによりラストが切なすぎる!キャラによってはそれでいいのか!?wとつっこみたくなるくらい切なすぎます。
ニコールとグロリアのラストが個人的に大好きです。胸を締め付けられる切なさと、言い表せない虚無感… 死神という設定上、両手放しで喜べるEDは一つもありませんが、幸せそうな二人をみると自然と涙がこぼれます。
PSPへの移植も決まったそうなので、これを期に気になってた方はご購入を検討してみてはいかがでしょうか?
オトメイトさんの回し者ではないですが(笑
せっかく良い作品なのにちょっと空気だったので -
★★★★★ 5.0
最高!!!!
こういう乙女ゲームは初めてやったのですが、あたし的には最高のゲームでした!!
まず絵が綺麗です。ストーリーもあたしてきにはすごい面白かったです。マフィアっていうのが新鮮でしかも死神ってのもカッコイイです!!
どのキャラクターも個性があって、最初にいいなと思っていた人とは違う人を好きになっちゃいました(>∪<)
声優さんも最高です!!
続編とかあったらいいなー。 -
★★★★ ★ 4.0
悲恋ではない切なさ。
マフィアと死神、繋がりがないように見える2つのテーマを
うまく調和させた素晴らしい作品だったと思います。
周回を重ねる事に明らかになり少しずつ増えていく、キャラ事の真実(過去)…
そのお陰で飽きが来ませんし、何よりシナリオとEDがとっても良い!
シリアスな部分と笑える部分が良い具合に配分されていて、テンポも良かったです
攻略後にはED後日談&オマケエピソード等も追加されており充実。
元々死んで、死神として現世に召喚されている人達が攻略対象なので
素直にハッピーエンド…と言えるモノは少ないように思えますが
悲恋に見えながら――限られた時間の中で、
掛け替えのないモノを得る切なさと愛情の深さに、胸がいっぱいになる作品です。
個人的なお勧めはグロリア!(彼の覚悟を考えると本当に泣きそうになります…)
ただ、やはり他の方も仰られている通り
教会育ち+シスコンの兄に過保護に育てられた…という設定上、
主人公が現代では考えられないほど鈍く、やきもきするところも(苦笑)
まあ、無知で純粋な子だからこそ汚れたマフィア達が惹かれていくのでしょうが。
それでもシナリオ&キャラ設定的にはどれも大満足でした!
死神攻略中にはイラッとくる 『隠しキャラ』 も、
彼のルートに入ると好きになれること請け合いです。
強いて言えば、鈍感主人公(と一部の攻略対象)が
愛という意味の好意を自覚するのが遅く、想いが通じ合ってからEDまでの時間が
少々短いかな? と感じた所と――「未読まで既読としてスキップされる部分がある」
というバグがあることでしょうか(汗) その点を考慮して、★-1。
そこを除けば、本当に素晴らしい作品だったと思います。
ピュアだけど切ない…そんな胸に来る恋愛ゲームを楽しみたい方にお勧めです。
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最終更新日:2024年1月7日 PR