ゲーム概要
アイディアファクトリーより2010年11月25日にプレイステーション2用ソフトとして発売されたファンタジー恋愛アドベンチャーゲーム。「時」をテーマに、現実世界と夢の世界が交錯する。物語はフルボイスで展開し、様々な選択で結末が変わるマルチエンディングを採用。即席の仲間と共に課題をこなすことになった小学6年生の九楼撫子。毎日のように見る不思議な夢で会う人物と現実世界で出会った時、運命の歯車が廻りだす。
プレイ画面
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レビュー
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カズタマ
★★★★ ★ 4.0
投稿日:2023年11月17日
クロックゼロ 終焉の一秒
『クロックゼロ 終焉の一秒』は、時をテーマに掲げた時空交錯ファンタジーで、現実世界と夢の世界が絡み合う独自のストーリーが展開されます。プレイヤーは主人公となり、複数の男性からひとりを選び、恋愛ストーリーを進めていくマルチエンディング形式が特徴です。
このゲームは「現実世界」と「夢の世界」の2つの異なる次元が交錯するという独創的なコンセプトに基づいています。プレイヤーは両方の世界で異なる登場人物たちと交流しながら、複雑なストーリーを進めていきます。選択肢や行動によって物語が変わり、マルチエンディング形式がプレイヤーに様々な結末をもたらします。
ゲームは全編フルボイスで進行され、キャラクターたちの声が物語に深みを与えます。これにより、プレイヤーは感情豊かな演技とともに物語に没入しやすくなっています。時空の不思議な展開や選択による影響など、プレイヤーは予測不可能な出来事に出会いながら、魅力的なキャラクターとの恋愛を楽しむことができます。
本作は独自のテーマと深みのあるストーリー、フルボイスのキャラクターたちが相まって、プレイヤーに魅力的な時間を提供してくれます。ファンタジーとロマンスを愛するプレイヤーにとって、心に残るゲームとなっています。 -
ジーティン
★★★★★ 5.0
投稿日:2023年11月17日
現実世界と夢の世界が交錯する恋愛AVG
『クロックゼロ 終焉の一秒』は、現実世界と夢の世界が交錯する恋愛アドベンチャーゲームである。物語は小学6年生の主人公・九楼撫子(名前変更可能)が、彼女の幼なじみや転校生たちとの淡い恋心と、夢の世界で出会う不思議な青年たちの姿を描いている。
特徴的な要素の一つは「課題パート」で、先生が用意した課題に主人公が選んだパートナーと一緒に取り組むシステムがある。課題をこなした後は、復習を兼ねたテストを受けることになる。このテストでは、プレイヤーが問いに対して自分で答えを入力する「入力型選択肢」システムが採用されており、ゲーム体験に深みを加えている。
ゲーム中では主人公の選択により発生する「時空のゆがみ」があり、これが物語の進行に大きな影響を与える。特定の選択肢でゆがみが発生することで、シナリオが変化し、異なる展開が待っている。これにより、プレイヤーは物語に積極的に干渉し、複数のエンディングを迎えることが可能となっている。
『クロックゼロ 終焉の一秒』は、夢と現実の交錯、時空のゆがみといった独自の要素を巧みに組み合わせ、プレイヤーに選択肢と物語の深い関わりを提供してくれる。これにより、感動的で予測不能な展開が楽しめ、恋愛と冒険が融合した魅力的なゲームと言える。 -
★★★★★ 5.0
久しぶりのヒット乙ゲー!
発売前から気になっていた作品でしたが、最近の乙ゲーにうんざりしていた(ありきたり)ので、慎重に吟味して(レビュー読んだり)から購入しました。
乙女ゲームで外れなし、といえば「遙かシリーズ」「薄桜鬼シリーズ」ですが、この作品もまさに「外れなし」でしょう!
好きな声優さんがいる、と言うのもありますが、個人パートのストーリーがしっかりしていますし、絵、音楽がとてつもなく良い!!恋愛パート後半の「切ないシーン」「告白シーン」のバックミュージックの良さ!!各パートしっかり読んでください!確実!泣きます!
始まりが「悲しみ」からの「歪んだ世界」なので、個人で色々な思想、トラウマなどありますが、キャラの個性がしっかりしているし、ダーク面とメロメロ面のギャップが胸キュンキュンになること間違いなし!
しかも、クリア後のシーン回想も多い。もちフルボイスです。
最近の乙女ゲームは、最初から主人公を好きな相手が多すぎ(んな、あほな!?と思うほど)ですが、このゲームは、キャラによって悪態付きまくりな始まりがあったり(あなたバカですか、とか普通何度も言われる)、仲良くならないと名前すら覚えてもらえない(そなたは誰だ、とか)、など。
ゲームの大幅内容は、他のレビューを参考にして頂ければ良いかと思います。
個人的には「円パート」がお気に入りです。買って良かったと思える乙女ゲームは「遙かシリーズ」「薄桜鬼シリーズ」「三国恋戦記」ぐらいでしたが、このゲームは本当に久しぶりに「買ってよかった」と思いました。 -
★★★★★ 5.0
壊れた未来で刻む一つきりの愛
レビューでの評価を参考に、CLOCKZEROを購入した者です。現在四人まで攻略済みです。 プレイ前は、なぜ主人公や攻略キャラが小学生なの!?課題って何?と思っていましたが、成る程!!この設定なら…と納得が出来ました。序盤の小学生パートがあるからこその、10年後。未来の世界での恋愛が見事に活きる訳です。プレイするとよくわかります。 メインの恋愛は、ほんとうに切ない、胸が締め付けられるものです。学校で彼等と共に過ごした思い出があるからこそ、壊れた未来の世界に生きる彼等をより愛おしく想えます。攻略キャラ全員好きになれました。 乙女ゲームとしては、人を選ぶゲームかもしれません。世界観や設定自体が、珍しいですし、完全なハッピーエンドではないからです。誰か一人との愛を選びとれば、他の誰かと敵対することになる。何かを失ってしまったり、傷つけてしまう。 それがこのゲームでの恋愛です。けれど、悲しくて深くて一途な愛の物語だと想いました。 おまけのスチルや、後日談(かなり甘め)のミニ小説も有り、最後まで楽しめます。OPや、挿入歌も世界観にあっていて綺麗です。 興味が有る方は、プレイしてみては如何でしょうか。
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★★★★★ 5.0
今までにない
フルコンプしたので全体の感想を
ストーリーはオトメイトらしいんだけれど、少し違う…個人的に不思議な作品でした。
共通ルートは周回するには課題などの面倒臭さはありましたが、ちょこちょこイベントを挟むのでそれほど苦にはなりませんでした。
下校中の会話もキャラの個性が出ていて飽きません。
小学生はちょっと…、な方もプレイしていけば気にならなくなると思います。(実際、私もその口です)
個別ルートは内容はしっかりして、テンポも良かったのではないかと思います。
従来のオトメイトの十八番であるもっさり感はなかったです。
後半はとくに切ないです。
この作品は悲しい物語ではなく、ひたすら切ない物語なのだなとプレイしながら思いました。
あと個人的にエンディングからその後の流れが凄く好きです。
思わずゾワッっとしました。
キャラクターも攻略可、不可問わず良かったです。(立ち絵、スチルは文句なしで綺麗です)
特にサブキャラが良すぎて、多分制作側が意図しないところでニヨニヨしていました。
誰が一番好きかと聞かれたら割と本気で悩みます(笑)
あと!欲を言えば央を攻略したかった…!
システムは従来のオトメイト作品とあまり変わりはありません。
セーブはいつも通りの12ヶ所です。
エンディングも多く、こまめにセーブしていたら2、3人目で早くも足りない!という状況になったのでもう少し欲しかったです。
エンディングの分岐点がわかりにくいなと思うところがたまにあります。
ただ、慣れていけばここはこれだなと分かりますし、同じオトメイト作品であるS.Y.K.をプレイしたことがある方はその感覚でやっていけば大丈夫だと思います。
しっかりと作り込まれている作品だと思うので、興味がある方はプレイしてみてはいかがでしょうか(^^) -
★★★★★ 5.0
全ては一人の少女の為に
まず最初に言いたいのは、小学生だからやらない!と頭から思わないでほしいこと。
自分は発売されて少し経ってからプレイしたのですが、発売と同時にやらなかったのはやはり「小学生だから別にやらなくていいや」
という理由。
高評価だったのでプレイしてみたら見事にはまってしまいました。
各ルートにわかれるまでの小学生パートは若干面倒くさいと思ってしまうものの、2週目からは朗読スキップできますし、一人攻略し終わってからはその時間が愛おしいと思えるようになります。
これは攻略し終えた人にしかわからない感情だと思いますが(笑)
シナリオはとてもボリュームがあり、どのルートも素晴らしいシナリオになっています。
全員攻略しなければ全ての謎を解き明かすことはできません。
それぞれのEDに帰還ED・残留EDとあるのですが、その2つを見て、更に全員攻略で見れる「経緯」を見て初めてCLOCK ZEROという作品が完成すると思います。
ただ、明るい話とはいえませんので好き嫌いが分かれそうだな、とも思う作品です。
小学生パートは明るくてキャピキャピした感じですが大人パートは全体的に暗めです。
CZを一言でいうと
「ヤンデレな乙女ゲー」
という印象。
心が痛くなる場面がいくつもあります。
EDはいくつもありますが誰もが幸せな真のGOOD EDは一つもないんじゃないか?と思っています。あえて言えば理一郎の残留・・・か?
明るくてハッピーな乙女ゲーを求めている方はおすすめできません。
気になったのはやはりスタート画面の表示の遅さ・入力の面倒臭さですね。
でも我慢できる範囲です。
優しくて切ない作品。
これからもずっと大切にしていきたい、と思わせてくれる作品でした。 -
★★★★★ 5.0
とても深い愛の物語でした。ラストは号泣でした。
初めてレビューします。EDリスト全部埋めてフルコンプ終えてからの感想です。
真相ルート後、EDロールが流れている間余韻に浸って大号泣してしまいました。おまけの短編小説も良かったと思います。
かなり偏見があるかもしれませんが、今までアンジェリークを始めとして数々の乙女ゲームをプレイしてきましたが、
個人的に乙女ゲームでこれ以上の作品にはなかなか出会えなかったと記憶してます。シナリオは秀逸で、キャラ、スチル、音楽、おまけ
どれをとっても高水準だと思えました。サブタイトルというかテーマとして【君のいない、世界なんていらない】。
まさにこの言葉が良くも悪くも全てであって重みを感じました。いわゆるヤンデレが数人登場しています。
糖度は高めというかキスシーンなどはありますが基本は純愛です。
ただ世界観が殺伐としていて本当の意味での平和的なハッピーエンドはほぼ無いと思います。
この作品の内容は想像以上に自分が求めていたものを再発見させてもらえました。買って損はなかったです。
メイン、サブキャラを含め全キャラが大好きになっていました。特にCZ本部のメンバーですね。
登場キャラはそれぞれに癖があって協調性がない子達だったけど、徐々に馴染んでいって大切な仲間と思えるようになっていきます。
まずこの過程が小学生時代に大変丁寧に作りこまれていました。その後未来で、大人になったキャラ達と再会します。
なんとなくですが、ふとコードギアス、鋼の錬金術師、デスノートなどを思い浮かべました。
あと各キャラ攻略途中の時点で、謎解き要素があります。個人的には、この点もいろいろ想像の余地があって十分楽しめましたし。
シナリオ本筋は切ない系、シリアスありギャグあり、死ネタもあり。人を選ぶとは思いますが是非興味のある方には一度は
この世界観を体験していただきたいと思っています。PS2版ではサブキャラルートがなかったのでその点はマイナスで。ご参考までに。
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最終更新日:2023年11月17日 PR