ゲーム概要

エレクトロニック・アーツより2004年11月11日にプレイステーション2用ソフトとして発売されたアクションゲーム。ヒップホップと格闘ゲームが融合した新タイプのゲーム。ヒップホップレーベル「デフジャム」のアーティストが多数登場する。裏社会のファイトクラブを勝ち抜いて、ステージボスを撃破していく。自分のパワーだけが頼りのアンダーグラウンドで凶悪な技を駆使して、頂点を目指そう。※廉価版の前期版

プレイ画面

※このページで利用しているゲームプレイ画像及びゲームイメージ画像の著作権は、メーカーであるエレクトロニック・アーツ様が権利を所有しています。
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レビュー

  • カズタマ

    ★★★★ 4.0

    投稿日:2023年11月3日

    デフジャム ヴェンデッタ(EAベストヒッツ)

    『デフジャム ヴェンデッタ(EAベストヒッツ)』は、ヒップホップとファイトクラブが交差する独自の世界を舞台に、アメリカのヒップホップシーンのスーパースターたちと壮絶なファイトを繰り広げるゲームです。

    このゲームの舞台は、裏社会で行われる闇のファイトクラブで、異なるステージごとに登場するDEF JAMレーベルのアーティストたちがステージを守ります。アメリカのヒップホップシーンを牽引する彼らが、プレイヤーと熱い対決を繰り広げます。ゲーム内で使用される曲はすべてDEF JAMの楽曲で、ヒップホップのサウンドとファイトが見事に結びついています。

    ゲームモードは多彩で、ストーリーモードではファイトクラブを駆け上がり、最高のファイターとしての地位を確立することを目指します。ストーリーモードでは、異なるステージとボスバトルがプレイヤーを待ち受け、ゲーム内のイベントやストーリー展開も楽しめます。また、「エキシビジョンファイト」や「バトルロイヤル」、「タッグモード」など、レスリングゲームにおなじみのモードも充実しており、友達との対戦や協力プレイも楽しむことができます。

    本作は、ヒップホップカルチャーとファイトゲームの要素が見事に融合した、ユニークで楽しいゲームです。ヒップホップのリズムに合わせて相手を倒す爽快感や、実際のDEF JAMアーティストたちとの対決がファンにとっては特に楽しい内容となっています。アメリカの裏社会の闘いに挑戦し、ヒップホップのエッセンスを堪能できる『デフジャム ヴェンデッタ』は、音楽と格闘ゲームの融合として、一風変わったゲーム体験を提供してくれます。
    また、本作は先にプレイステーション2で発売された『デフジャム ヴェンデッタ』の廉価版となります。

  • ★★★★ 4.0

    派手な演出と固いシステムに支えられた最高のエンターティメント

    システムはシンプルなプロレスゲーム。操作も、ほぼ1ボタン1動作と簡単。
    攻撃手段は打撃と投げ、ロープを利用した攻撃等オーソドックスなもの。
    ガードも打撃用と投げ用が有り、読み合いメインの試合が楽しめる。
    投げ・打撃ともにヒット直前でガードを行うと攻撃側をよろけさせたり、掴んだ後に後ろへ廻って返し技のタイミングをずらしたりと、馴れれば馴れるほど思い通りの戦い・複雑な戦いが出来、面白くなっていく。
    また、カメラアングルの凝り様も、プレイを盛り上げる。
    掴んでからの技は、カメラアングルが切り替り、ムービーのような演出になる時があるのだが、これがメチャクチャ格好良い。頻度は多くは無いものの、決まりにくい大技になるとやはり確率が上がるので、展開を重視して試合を行うプレイヤーは大満足、ギャラリーは興奮間違いなしだ。
    そして試合を決める超必殺技、ブレイジング技。
    攻撃・挑発等でゲージを溜めて出すこの技は、フォール・ギブアップに続く第3のフィニッシュ、KOの為の技だ。
    とにかく派手で格好良くて常識外れ。相手の身体を駆け上がってからのムーンサルトや、人間ホッピングなんて序の口。
    「確かに腕二本と脚二本あったらこういう動きは出来ますけど、ちょっと待て」
    前述の素晴らしいカメラワークによって彩られる、恐らくゲーム史上最も格好良い必殺技の数々。複雑怪奇な関節技が有ると思えば、テクニカルなサブミッション有り、豪快なスープレックス有り、キャラの生き様を示すような一発の拳で相手を沈める奴も居る。まるで格闘技漫画だ。それも、気付かないくらい堂々と大嘘を付く、バキやタフ、ザ・モモタロウに真島くんだ。
    これらの作品達に思う所あるなら、是非手に取ってもらいたい。
    キャラクター数は40人近く、ストーリーモードでは育成要素も有るのでやり込みは十分・・・なのだが、CPUとの対戦は単調になりがちで楽しめない。勝ち負けに拘らない仲間と、時に真面目に、時に楽しく、盛り上がりながらプレイするのが正しいと言える(というか、格闘・プロレスゲームはCPU戦がメインじゃ無いでしょ)。
    ただ、対戦は、1プレイヤーにつき1データ必要となるのが不親切。ストーリーを一度クリアすればキャラはほぼコンプ出来るので、そこまでが唯一の苦行か。
    4人同時プレイはカメラの切り替えが無いのが唯一惜しまれる所だが、バトルロイヤルとして十分楽しめる。
    そんな感じで。とにかく派手でカッコいいという点では、現時点で世界最強最高のゲームだと、自信を持ってオススメ出来ます。続編も出ます。今から予習しておこう。

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最終更新日:2023年11月3日 PR