ゲーム概要
テクモより2004年8月5日にプレイステーション2用ソフトとして発売されたアクションアドベンチャーゲーム。カメラを駆使して敵を倒す和風ホラー『零 zero』の第2弾。双子の姉妹・天倉澪と繭が地図から消えた村・皆神村に迷い込み、様々な恐怖の体験をすることになる。霊たちの声を聞くことのできる「霊石ラジオ」やファインダーに霊を捉えて、除霊する「射影機」を使って恐怖の冒険を繰り広げよう。※廉価版の前期版
プレイ画面
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レビュー
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カズタマ
★★★★ ★ 4.0
投稿日:2023年10月26日
零 紅い蝶(プレイステーション2・ザ・ベスト)
『零 紅い蝶(プレイステーション2・ザ・ベスト)』は、和風ホラーのアクションアドベンチャーシリーズ『零』の続編で、新たな恐怖の舞台で物語が繰り広げられます。本作では、地図から消えた謎の村「皆神村」が舞台となり、プレイヤーは主に双子の妹、澪を操りながら、姉の繭と共に村の怨霊たちとの恐ろしい対決に挑みます。
ゲームの主要な要素は、特殊なカメラで霊を捉えて封印することです。プレイヤーはカメラを用いて怨霊たちを捉え、霊力を封じ込めて倒す必要があります。前作から引き続き、カメラを駆使して恐怖と戦う戦術的な要素がゲームプレイに取り入れられています。
一つの特徴として、複数の霊が同時に襲いかかる場面もあり、プレイヤーは臨機応変に対処しなければなりません。さまざまな霊の特性や戦術に対抗しつつ、姉妹の力を駆使して村の秘密を解明し、生き延びることが求められます。
物語の核心には、皆神村の過去や双子を巡る因習が絡み合い、プレイヤーを魅了する要素がたくさん詰まっています。「零 紅い蝶」は前作の雰囲気を引き継ぎつつも、新しいストーリーと新たな恐怖を提供しており、和風ホラーゲームのファンにとっては見逃せない作品であることは間違いありません。恐怖と緊張感を味わいながら、双子の運命を切り開いていくスリリングな冒険に挑戦することができます。
また、本作は先にプレイステーション2で発売された『零 紅い蝶』の廉価版となります。 -
★★★★★ 5.0
極限の恐怖
初代零で別次元の恐怖を展開させてくれたシリーズですが、2作目になって色々変わりました。
2でも如何なく恐怖を味あわせてくれます。単に立ってるだけの幽霊といったものから、人形の形をした布団の盛り上がりとか・・・しかも調べても中は見られない・・・
ただ、序盤は姉が同行してくれるので二人いるし、と多少の怖さは減らせました。
2は1よりも追加要素が増え、コスチュームも色々増えたのもうれしいところです、少々趣味が偏ってはいますがw
また、一番大きな変化はカメラの撮影モードでしょう。1ではシャッターチャンスで無くても取りあえず撮ればダメージに出来ましたが、2はシャッターチャンスじゃない限りまずダメージが当たらなくなったため、最初はかなり戸惑いました。が、慣れるとジリジリとシャッターチャンスを狙うのが楽しくなってきます。(3になってまた1のシステムに戻りましたが・・・)
また、コンボといった概念も生まれたので恐怖でビビりまくった後はカメラで除霊しまくる楽しみもありますので、うまくなればなるほど違った楽しみができます。
1のシステムを改良しつつも怖さや面白さは更にアップという正に正統派の続編と言えるでしょう、値段もお手頃ですし、やったことがない人は1からでも2からでもお勧めできます。 -
★★★★★ 5.0
最高の恐怖
サイレンやバイオシリーズが大御所として君臨していますが、恐怖なら絶対にこちらのほうが激烈に怖いです
しかもこの2作目の紅い蝶は絶妙に作り込まれており他のレビューも軒並み高評価なのも当然な凄い恐怖感です
敵はラスボスのみ激苦労し後のは慣れでサクサク叩けますが、怖さで休憩が必要です私は「怖ぁぁぁぁあアぁ、こんなん普通に発売してええんか?こ こ怖っ!怖っ!」と連発しながらビビリまくりました
サイレンもバイオも「何が怖いねん?楽勝やんけしょうもない」とみじんも恐くなかったのですが。
たぶん現在発売されている恐怖ゲーの中ではこの紅い蝶が全トータル力では最高傑作ではないかと思われます。
悲しいストーリーは異形な美しさを
結末の後で知る過去や真相
恐怖とたくさんの悲しみの奥には本当は愛が
といったところでしょうか。(全貌を知らないとわからない) -
★★★★★ 5.0
怖い……でもプレイしたい
『地図から消えた村』に迷い込んだ双子の物語……なのですが、かなり怖い!襲いかかる怨霊に加えて地道に発生する怪奇現象。これらの視覚的な怖さに加え、ずっしりと重いサウンドと声、コントローラーの振動が絡まり合い更なる恐怖が呼び起こされます。
それでもプレイしたくなるのはストーリーの重厚さ。しっかりとしたシナリオには『和の怖さ』が併せ持つ悲しさや美しさがあります。事実、私も怖い、怖いと言いながら最後までプレイしました。何度かコントローラーを放しそうにはなりましたが(苦笑)
システム的にも大きな問題はなく、操作にも慣れれば簡単です。唯一挙げるとすればフィルムの換装がメニュー画面からしか行えないことですか。
長々と書きましたがお勧めの一本です。怖さを求める方にも、ストーリーを楽しみたい方にも是非。 -
★★★★★ 5.0
神ゲーだと思います
結論から云うと、零シリーズ中一番の出来です(勿論他の零シリーズもお勧めです)。更に一番簡単ですので、零初心者にお勧めします。慣れればカメラで霊を撃退するのが快感になってきますよ。
完成度の高いストーリーの中で繰り広げられる恐怖。ヘッドフォンプレイすると尚良いでしょう。やり込み度も十分、ハマると幽霊に愛着を持てたりもします(笑)
特筆すべきはエンディング!内容は云いませんが、内容と曲がこんなに合わさったエンディングはこれ以上無い、と云っても過言ではありません。
私は神レベルだと思います。安価ですし、是非どうぞ。 -
★★★★★ 5.0
和式の傑作
Jホラー映画のエセンスが意識されてるのか、演出は見事といっていいほど、近年世界に認められつつある和式恐怖描写の方式をとっていますね。
Jホラゲーというのは意外とないので、かなり貴重な作品かも。(作品自体の完成度も申し分ない)
言うまでもないですが、洋モノでありがちな生理的嫌悪感を与えるクリーチャーによる恐怖ではなく、心理的な恐怖が追求されています。(霊が出てくる前の方が怖かったりする。)
洋モノホラーに飽きた人ほどやって欲しいゲームですね。難易度もほどよく、初心者さんでもクリア出来ますし、やり込み要素も勿論あります。長く楽しめますよ。
[追記]テクモさんらしくキャラも可愛らしくデザインされています。是非ご自分の手で操作してみてください。
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最終更新日:2023年10月26日 PR