ゲーム概要
コーエーより2008年3月6日にプレイステーション2用ソフトとして発売されたシミュレーションゲーム。戦国時代の武将となって天下統一を目指す人気戦略シミュレーション『信長の野望 革新』のパワーアップ版となる。『革新』のシステムに加えて、強力な最新技術「南蛮技術」や大名の初期配置をシャッフルする機能などを新たに追加し、戦略の幅が一層広がっている。様々な要素を駆使して戦略を立て、乱世を勝ち抜いていこう。
プレイ画面
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レビュー
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アマチャ
★★★★★ 5.0
投稿日:2023年10月15日
Windows版で楽しめた20本のチャレンジシナリオに加えて、オリジナルシナリオが6本追加収録
『信長の野望 革新 with パワーアップキット』は、歴史シミュレーションゲームの優れたシリーズである「信長の野望・革新」に、新たな魅力を加えた注目の作品です。
このゲームは、戦国時代の大名として日本全国を統一し、戦略と外交を駆使して国を発展させるという魅力的なプレイ体験を提供してくれます。その中で、パワーアップキット版としての新機能が際立っています。
新要素として、『南蛮技術』が登場します。南蛮技術は、外国との貿易を通じて新しい技術を取り入れ、国力を向上させる要素です。プレイヤーは特産品の取引を通じて、最先端の技術を手に入れる戦略を立てることになります。この要素は、戦略に新たな次元をもたらし、ゲームの深みを増しています。
また、『諸勢力』という新たな要素も、プレイヤーに多彩な選択肢を提供してくれます。これにより、寺社衆、忍者衆、国人衆などの各諸勢力がプレイヤーを支援し、内政や戦闘において重要な役割を果たしてくれます。諸勢力同士の相性や連携も考慮しながら、プレイヤーの戦術を練る楽しさが広がっています。
新シナリオやスペシャル武将の登場、国の配置がランダムに変わる「国替」機能など、ゲームプレイをより多彩に楽しむための要素も充実しています。さらに、近藤勇、坂本龍馬、西郷隆盛、吉良上野介など、歴史的なスペシャル武将たちが登場し、プレイヤーの戦略に新たな可能性をもたらします。
総合すると、『信長の野望 革新 with パワーアップキット』は、シリーズの伝統と新しい要素が見事に調和した、戦国時代の大名としての野望を追求する素晴らしいゲームです。歴史と戦略のファンには、是非プレイしていただきたい一本です。 -
カズタマ
★★★★ ★ 4.0
投稿日:2023年10月15日
“ニッポンを変える”シミュレーションゲーム『信長の野望 革新』のパワーアップ版
『信長の野望 革新 with パワーアップキット』は、歴史シミュレーションの傑作『信長の野望 革新』を一層魅力的に進化させた、野望の新たなる高みを目指すパワーアップ版となります。
このゲームは、『信長の野望』シリーズの中でも特に注目に値する作品で、日本の戦国時代を舞台に、プレイヤーが大名として領地を拡大し、戦略を練ることが求められます。その魅力は、シリーズの伝統である歴史的な要素を忠実に再現しつつ、新たな要素を加えてさらに奥深く、楽しみが広がっていることにあります。
まず、『南蛮技術』の導入が大きな注目ポイントです。これは、他国との貿易を通じて新しい技術を獲得し、国力を強化する要素です。南蛮技術は強力で効果的な要素であり、どの特産品を集め、どの国との貿易を進めるかは、プレイヤーの戦略に大きな影響を与えます。この新たな要素により、戦国時代のさまざまな戦略を探求し、競り合う喜びが生まれます。
また、『諸勢力』と呼ばれる新要素もゲームプレイに深みをもたらしています。これにより、寺社衆、忍者衆、国人衆などの勢力が、プレイヤーを自動的に支援してくれます。各諸勢力には特定の得意分野があり、プレイヤーは状況に応じて味方として利用する戦術を練る必要があります。この新たな要素は、ゲームプレイにおける戦術と戦略の幅を一層広げ、プレイヤーの選択肢を豊かにしています。
さらに、新たなシナリオ、スペシャル武将、エディット機能の充実、国替機能による配置のシャッフル、チャレンジシナリオの拡充など、本作は多彩な新要素が加わり、プレイヤーに無限の楽しみを提供してくれます。
本作はシリーズの伝統と新たな要素を見事に融合させた、戦国時代の名だたる大名としての野望を追求する素晴らしいゲームです。歴史と戦略のファンには、絶対にプレイすべき一本です。 -
ジーティン
★★★★★ 5.0
投稿日:2023年10月15日
激動の戦国時代を戦い抜く群雄達を主人公にした戦略級シミュレーションゲーム
「信長の野望 革新 with パワーアップキット」は、戦国時代を舞台にする戦略級シミュレーションゲームの最新作で、多くの新要素が盛り込まれており、シリーズのファンには待望の一作と言える。
まず、このゲームの最大の特徴は、日本全国を1枚の3Dマップで表現したことである。これにより、戦国時代の広大な風景をリアルに体験できる。また、新たに導入された「技術革新システム」や「町並み内政システム」など、内政や戦闘の要素が進化し、プレイヤーの戦略の幅が広がっている。
特に注目すべきは、「南蛮技術」と「諸勢力」の要素である。南蛮技術は、より強力な技術を獲得するために他国との貿易が必要で、特産品の収集や交渉の戦略が重要となる。一歩先を行く南蛮技術を獲得するために、プレイヤーは戦術的な商売を学び、他家に先駆けて新技術を手に入れる必要がある。
また、「諸勢力」は、プレイヤーを自動的に支援する新要素で、戦局に合わせて寺社衆、忍者衆、国人衆など、様々な諸勢力がプレイヤーを助けてくれる。しかし、諸勢力同士には相性があり、バランスを取る必要がある。プレイヤーの戦略眼が大いに試される要素と言える。
さらに、「譜代家臣」の要素も取り入れられており、支城を建設し、武将に与えることで、特別な家臣として彼らを取り立てることが可能となっている。譜代家臣は俸給が不要で、能力が向上し、支城による特別効果も楽しめる。これにより、戦国時代の大名としての地位を築くための新たな道が開かれる。
シナリオやイベントについても、追加要素が充実しており、史実シナリオに加えて、架空のシナリオも楽しめる。また、エディット機能を使用して、ゲーム世界を自分好みにカスタマイズすることも可能である。
「信長の野望 革新 with パワーアップキット」は、歴史と戦略の要素を融合させ、多彩な新要素がゲームプレイをさらに豊かにしている。戦国時代の興奮と策略を愛するプレイヤーには、大いに楽しめる一作だろう。 -
★★★★★ 5.0
家庭用機に最適化された操作性
コーエーおなじみの、PK商法ということで、こちらは革新のパワーアップキットです。
プレイしてて、無印から大きく変わった要素と思ったのは、なんといっても支城を武将に与えられること。
与えるといっても、大きなデメリットはなく、メリットはめちゃくちゃ大きい。
特に統率の高い武将に与えると、本城が徴兵したついでに兵が増える。
兵を増やす手段が少ない革新において、これはものすごく大きな変更点でした。
他にも諸勢力が増えたり、貿易が増えたり。
やれることが凄く増えた。
まあ、元々入れとけよ、とは思わないでもないけど。
ただ、新しく増えた要素により、ゲームが少し複雑化し、それにコンピューターの思考がついてこれてない気がします。
結果、無印より難易度が下がりました。
無印の上杉家や武田家が膨張するのにビクビクしながら、早く対抗出来る勢力を作らなきゃ!ていう緊張感が少し薄れています。
でも、なんだかんだ名作だと思います。
あと、パソコン版と比較しても、コントローラーに最適化されており、直感的なプレイが可能なのも、オススメポイントです。 -
★★★★★ 5.0
信長の野望シリーズ最高傑作
【Koeiさん見ていたらps4HD版を出してください!!絶対買いますよ!!】と言っていいぐらいの良作!いや傑作!!
ps4の最新作”創造”までプレイしましたが、システム的に最高傑作と言っても過言ではないでしょう。
パワーアップキットは、ゲームバランスが絶妙で、スピード感もあり、弱小勢力でスタートすると、やり込んでいてもハラハラする展開が多く、飽きがこない作品となっている。
基本的に、武田・上杉・織田・毛利・島津が有利に領土拡大をしていくが、
弱小勢力でも、<1>技術革新<2>南蛮貿易による技術革新<3>外交(他家・諸勢力)<4>兵力及び兵站を心がけ、有力家を滅ぼし家臣を取り込むことができれば、天下統一へ大手をかけることができる。(←それが難しいのだがwww)しかし、あまり領土を広げすぎると、包囲網が形成され、非常に厳しい状態に陥ることもある。
【評価する点】
?武田騎馬軍団を形成することができる。
他の作品は、武田家に騎馬に秀でた武将が多く、結果的に武田家は騎馬軍団だ!と言った感じになるが、今作は技術革新により、武田家は騎馬技術に秀でており騎馬に秀でた武将もいる、よって武田家は騎馬軍団だ!といった感じになる。
逆を言えば、技術革新を怠れば、強大な武田騎馬軍団も、存在しなくなるし、騎馬に秀でた武将も飼い殺しとなる。常にイノベーションが求められる。
?リアルタイムな展開
東北の南部家でプレイしているとしよう。ゆっくりと国力を増強させ、隣国の津軽家と小競り合いをしている間に、中央では武田・上杉・織田といった家が他国を蹂躙している。南部が東北をやっとこさ統一する時には、関東八州と東海・近畿地方は武田のものとなっており、詰みとなってしまう。常に日本全国の動きを探り、大局的に進める必要がある。
?バランス
技術革新だけでは戦には勝てない。”戦いとは数だよ”なんて言葉がありますが、ある意味間違っていません。
戦の勝敗は<1>兵力<2>兵站<3>武将<4>技術<5>外交の総合力で決まります。選択した家の長所は伸ばし、短所は伸ばすように政治をおこなっていきます。 -
★★★★★ 5.0
各作品の好ミックス
安くなって、やっと購入しました。
隙をつく敵軍は憎らしいほど。内外交と戦争ターン区別がなく、忙殺される展開です。自分は『三国志9』君主プレイとコンピューターの強さ、『嵐世記』の諸勢力の存在感が好きだったので、最高に楽しいですね。
主な各ミックス部分を以下の通り。
○三国志9…………………城攻めは、計略(偽報)や戦法(治療・突撃)など。ただ戦法は自分で選択可
○嵐世記…………………諸勢力との連携。
敵の襲来で国人の援護は助かる。敵にしたら大変。PKのみの仕様。
○天飛記…………………あの鉄甲船を自分で操作出来る。天翔記では、その無敵っぷりに惚れましたね。
○将星録…………………一枚マップで行軍様子がわかる。
○烈風伝…………………支城システム。 -
★★★★ ★ 4.0
プレイレポート風に
「革新」が面白かったので今回のPK版も楽しみに待っておりました。
南蛮技術、諸勢力、譜代家臣の導入で一体どんなゲームになっているのか冬の夜長に最適なこのゲームをさっそくプレイ。シナリオは比較的大勢力が存在しない1555年5月開始の「尾張統一」。大名は本願寺と一向宗と仲のよい鈴木家、難易度は腕試しに中級(初級は簡単そうなので)をチョイス。
いやー、この鈴木家大名含めて4人しかいないんですね。政治以外優れている鈴木重意、政治と知略が優れている息子重兼、後は凡将二人のみ。辛いなぁ。最初はお決まりパターン通り内政に精を出してみるものの、内政に優れているのは重兼のみなので時間がかかる。有力大名なら楽なんだろうけど。浪人を1人スカウトしたけどこれまた凡将・・・能力の優れた武将が欲しい。
そうこうしている内になんと三好家の家臣、三好義賢を大将(他二名)に8000、安宅冬康7000が熊野港に来襲!ヤバイ!すぐに呼び戻し雑貨城から鉄砲隊を出陣。鈴木家は鉄砲技術に秀でているので「勝てるだろう」とナメてかかったのが運の尽きでした。敵付近近くに水軍衆がいきなり現れ、壊滅状態に。熊野港奪われました(涙)。これが諸勢力の力か。南蛮貿易はしばらくおわずけです。もはや雑貨城にわずかな兵しかいません(約2000) 東海では桶狭間のイベント起きてるし家康独立したし滅ぼされるまで頑張ってみようと思います。生き残れる可能性もあるかもしれないので。
まだ本の少ししかプレイしてませんが緊張感があり結構面白いです。初級もあるので初心者も楽しめると思います。
しかし、考えることは戦の駆け引きばかり、何たる生涯ぞ。鈴木重意。 -
★★★★ ★ 4.0
リアルタイムな戦局を眺める楽しさ+把握しきれない程の作業
常時時間が流れるタイプの信長。
任意に時間を止めて指示を出していく。
RTSといえばわかりやすいかも知れない。
やり始めは完全に死にゲーで、死んで覚えていくタイプのゲーム。
ノロノロしてると周囲の大名達がどんどん勢力を拡大して行ってしまう。
初回は尼子が、二日目は武田が手に負えなくなって飲み込まれました。
三度目にようやくコツをつかんで、それでも何度もやり直しながら何とか日本の東半分を制覇。
流動的な勢力の増幅や流れが見られるのは非常に面白く、眺めてるだけでも面白い。
名だたる武将達が列挙して敵陣内になだれ込む様子なんかは圧巻。
ただ、それに合わせて操作するのはちょっと大変だった。
城数が10個くらいまではまだいいが、城数が何十個にもなると物資の輸送やら調達の作業に大分手間を取られる。
ターン制でないのがまたややこしく、個々の作業がバラバラに完了していくのでそのたびに時間を止めて次の作業を指示せねばならない。
そうやっていくともう全然進まない。これは参った。
作業感は今までの信長の野望の中で最高かも知れない。
中盤以降作業なのはシリーズ恒例なんだけど、これは把握しきれないほど作業であふれかえる。
自分は全国統一がほぼ間違いない状態になってからは、デモプレイにして眺めて楽しみました。
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最終更新日:2023年10月15日 PR