ゲーム概要
コーエーより2006年7月27日にプレイステーション2用ソフトとして発売されたロールプレイングゲーム。剣と魔法、中世ファンタジーのフリーシナリオRPG『ジルオール』のリメイク作品。グラフィックを強化し、イベントやエンディング、新たな仲間を追加。世界の5つの場所から冒険へと旅立ち、イベントやクエストを通じた巡り逢いと別離。多彩な登場人物が織り成す物語は、プレイする度に姿を変えていく。※廉価版の前期版
プレイ画面
※このページで利用しているゲームプレイ画像及びゲームイメージ画像の著作権は、メーカーであるコーエー様が権利を所有しています。
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レビュー
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カズタマ
★★★★ ★ 4.0
投稿日:2023年10月7日
ジルオール インフィニット(コーエー・ザ・ベスト)
『ジルオール インフィニット(コーエー・ザ・ベスト)』は、ファンの記憶に輝き続ける不朽の名作『ジルオール』が完全リメイクされ、新たな魅力を持って登場したロールプレイングゲームです。このゲームは、エピソードとイベントが大幅に追加され、エンディングも前作の2倍に増えています。これにより、プレイヤーはより多くの冒険と興奮を楽しむことができます。
特筆すべきは、メインキャラクターデザインにファンタジービジュアルの第一人者である末弥純氏を起用したことです。彼の才能がゲームの世界を美しさと深みで満たし、キャラクターたちが生き生きと躍動します。
物語は中世ファンタジー世界“バイアシオン”で展開され、竜王の覚醒、勇者ネメアの即位、闇の力の台頭など、壮大な出来事が織り成す壮大な物語が待っています。プレイヤーは冒険に旅立つ主人公となり、運命の渦に巻き込まれることになります。
本作は、その壮大な物語と美しいビジュアル、多彩なエンディングによって、プレイヤーを魅了します。新たな要素が追加されたことで、前作のファンも新規プレイヤーも、さらなる驚きと感動に満ちた体験を楽しむことができるでしょう。このゲームは、冒険とファンタジーが好きな全てのプレイヤーにおすすめです。
また、本作は先にプレイステーション2で発売された『ジルオール インフィニット』の廉価版となります。 -
アマチャ
★★★★★ 5.0
投稿日:2023年10月7日
プレイヤーは冒険を通じて人々の行動に影響を与え、歴史の流れを変えていくことができる
「ジルオール インフィニット」は、壮大で重厚なストーリー性と、プレイヤーの自由度というゲーム性を高い次元で融合させたフリーシナリオシステムを採用したゲームです。
このゲームでは、プレイヤーは冒険を通じて人々の行動に影響を与え、歴史の流れを変えていくことができます。時には仲間になっていた人物が、再度プレイした時には敵になるというような大きな変化が起こることもあり、最終的な冒険の目的や敵さえもプレイ内容により変化する可能性もあるのです。
このゲームは、そのストーリー性と自由度の高さから、プレイヤーに長時間の没頭感を提供してくれます。どの道を選ぶか、どのキャラクターと仲間になるか、どのような選択をするかによって、プレイヤーが物語を紡ぎ出すことができるのが魅力です。
また、グラフィックスや音楽も高水準で、ゲームの世界観をさらに深化させています。ゲーム内の美しい景色やエモーショナルな音楽は、プレイヤーをさらに物語に引き込む要素となっています。
「ジルオール インフィニット」は、ゲーム性とストーリー性の融合が素晴らしい作品であり、冒険と選択の自由を楽しみたい方には強くお勧めできるゲームです。 -
★★★★★ 5.0
日本には少ない王道なRPG
私は最初にPS版をやったのですが世界観や自由度、ストーリーやキャラクターが好きなのでPS2版も買いました。
自分でキャラクターを作って、さまざまな仕事をこなして自由な冒険をする。
一見するとRPGの王道の様に思えますが、意外と日本のゲームには少ないのが実情です。
派手なグラフィック、懲りまくった戦闘画面、自由度のないストーリーの多い日本のRPGの中では貴重な存在だと思います。
自由度は高いものの、フラグを立てるとストーリーは容赦なく流れて自分のかかわりないところで事件が起きたり、主要キャラが死んだりすることもあります。
それをリアルととるか不自由ととるかは人によって異なると思いますが、世界を冒険しているという雰囲気は味わえます。
それゆえに自分の狙ったキャラを仲間にしたりエンディングを迎えようとすると攻略本が必要となってしまうこともあります。
イベントの多さゆえに一度や二度では遊びつくすことはできません。そんな苦労が苦にならないならはまると思います。
まあ、確かに戦闘画面は地味です。うっとうしいと思うこともあります。個人的には簡易戦闘的に早く終わらすことができるモードがあればなお良かったと思います。
日本のTVゲームでは戦闘シーンに凝ってやたら強い敵と戦う事が主流となっている感じがありますが、
凝った戦闘は最初は面白くても何百回もすれば飽きてしまいます。むしろゲームの流れを止めてしまう弊害もあります。
ロマンシングサガの狂ったかのように強い敵キャラとの戦闘に辟易した経験のある私には、ジルオールの戦闘はむしろ歓迎できる難易度です。
戦闘そのものを楽しみたい人にはこのゲームは物足りないのは確かでしょう。このゲームはストーリーを楽しむのが主眼だと思うので戦闘は二の次と割り切ることが必要です。
ボスキャラが弱すぎるという人がいますが、前半で時間をかけすぎるとそうなります。パーティーの強さによって雑魚の強さは変化しますが、ボスキャラの強さは固定なので時間をかけすぎると
ボスキャラの方が雑魚よりも弱くなることも多々あります。時にネメア即位までに時間をかけすぎると後のボスキャラ戦が楽になってしまいます。
イベントが発生したらすぐにこなすようにすれば(オズワルドに行けるようなったらすぐに行く)そこそこの難易度で楽しめると思います。
この辺はフリーシナリオの限界かもしれませんがボスキャラ戦はイベントの一つという位置づけかもしれません。
とはいえ、私も依頼をこなしたりいろんなキャラとあったりするのが楽しくで時間をかけすぎてしまい、ボスキャラを瞬殺してしまえるくらい強くなってしまいました。
でも二度目、三度目のプレイでは戦闘はパラメーターをあげるためのただの作業でしかなくストーリーを楽しむのが目的となるので、あえてキャラを強くしてゲームを進めています。
人を選ぶゲームだとは思いますが、ゲームの世界観やキャラクター、ストーリーを楽しむことができる人にはお勧めです。 -
★★★★★ 5.0
未プレイの方へ
このゲームほど奥が深く、また世界観や内容、キャラ設定がしっかりしている優良ゲームはないのではと思っています。
表には余り出ませんが別売の設定資料集によると舞台となる世界を神話レベルの非常に細かい所まで作り込んでいる事がわかり、制作側の熱意を感じます!!むしろこの一作品で燃え尽きたと言われても納得します(笑)
多数のルート、ED(一般ED48種+α)があるにも関わらず、どれもキチンとした手抜き無しのストーリーですし、やりこみが好きな方は迷わずプレイすることをオススメします!
ただ大手ゲーム(FF等)のシステム慣れされてる方には少々操作に違和感を覚えたりプレイしづらかったりイライラするかもしれませんが(特に戦闘たまにイベント)それを凌駕する内容なのでやってみて損はしないと思いますよvv
恋愛(?/笑)も下手な恋愛ゲームよりもよっぽど楽しいです、ちなみに性別は男女で選べますよ(*^▽^*)
自分は女ですが男性主人公もそのエンディングも好きですし、基本主人公は喋らないので感情移入される方も入りやすいかと…
EDが多くて大変そうと思うかもしれませんが、とりあえず自分好みのキャラを一人でも攻略してしまえばそのキャラ関連の別のキャラを知りたくなったり自分がこうしてた時あの子はこうしてたんだといった裏舞台も知ることが出来ますのでどんどんジルの世界ハマれると思います
作品の向き不向き(特に戦闘←2回目/笑)はあるかとは思いますが、結局は個人の感覚なので未プレイの方はこの機会に是非やってみてはいかがでしょうか(*^▽^*)
長々とお読み頂きありがとうございました☆
ジルの世界で貴方様に良い出会いがありますように… -
★★★★★ 5.0
壮大な設定と王道ストーリーの懐かしさ
PS版プレイ後、こちらを購入しました。
まず残念な点を少し挙げますと、
・ロード時間が相変わらず長い
・好みによりますが、PS版のBGMのほうがハッキリしている音楽で好きでした
このぐらいです。
また、人によってはボイス無しという点が気になるかもしれません。
(私はさほど気になりませんでしたが)
PS版と違って、かなり細かくストーリーの補足がされているので、話が分かりやすいです。
色々自分で考えながらプレイしたい人は、まずPS版をやってみるといいかもしれません。
PS2版が解答、という感じで遊べます^^
仲間にできるキャラ、ムービー、イベント等も大幅に追加されています。
好感度やストーリーの進め方に応じて迎えるエンディングなどが変わるので、そういったシステムが好きな方には特にオススメします。
普通に進めていると、あっという間に話が終わってしまったりするのですが、じっくり進めてみると時間がいくらあっても足りないぐらい…ボリューム満点です。
タイトルにも書きましたが、王道なストーリーですが、そこにまた懐かしさを感じます。
何度も書いてすみませんが、是非ともPS版をプレイされてからこちらをやって欲しいと思います。 -
★★★★★ 5.0
一回のプレイで数個のエンディングを…
人間、魔人、半魔人。エルフ、ダークエルフ、ハーフエルフ。破壊神、精霊神、竜王、邪竜。ドワーフ、ボルダン、リルビー。様々なキャラクターたちが織りなす群像劇。それがこのゲームの醍醐味です。
戦闘画面は稚拙な作りで戦闘を楽しみたい方は買ってはいけません。同時に武器や道具集めなどもありますがあってもなくてもいいようなものばかりで、戦闘には影響を与えません。
何が楽しいかと言えばキャラクターたちが持つ心情や境遇を理解していくということ。何回かプレイしてもゲームの世界は様々な表情を見せてくれます。前回仲間にできなかったキャラクターを仲間にしてエンディングを見たり、2つの勢力のうち違う側で参戦してみたり。何回もプレイすることでゲームの世界がわかってきてその世界観の深さに感動します。
全48種あるエンディングですが1回のプレイでうまくやれば数個のエンディングを見ることができるので安心です。AとBのエンディングがあるとすれば分岐する直前のデータをとっておいてAを見てから次は戻ってBを見るといった感じです。エンディングの条件は複雑で優先順位などもあるので攻略本は絶対必要です。自分は「ジルオールインフィニットコンプリートガイド」を活用しました。上巻と下巻がありますが下巻だけで十分だと思います(表紙が白地に鎌を持った女が描かれている)。上巻はマップや敵、ゲームシステムを解説した内容ですのでプレイしていれば自然とわかってきます。
好き嫌いの分かれるゲームだと思います。だからこそ独特なゲームであるともいえます。ロマンシングサガを超えた最高のフリーシナリオRPGだと思います。 -
★★★★★ 5.0
フリーシナリオの1つの完成型
この作品はフリーシナリオというジャンルの1つの完成をみた出来だと思います。フリーシナリオの作品はいくつかありますが、これはとにかく複雑。なんてたって仲間に出来る人が20人以上、それだけでも沢山のイベントがあるのに、フリーシナリオだからさらに大変なことになります。エンディングもキャラ1人ごとに用意されており、全部で50種類近くあります。基本的には各キャラのED条件を満たしていれば、ラスボス戦でPTを変えれば、EDも変わるので、1プレイでどれだけのキャラのED条件を満たせたかが鍵になる。だから攻略本or攻略サイトを見ないと無理な領域。
ただ、フリーと言っても大筋の話の流れが変わらないのはちょっと残念な点(キャラの生死はもちろんプレイヤー次第だけど)。あと、仲間の人数は多いけど、大体それぞれ仲間になる時期が決まっているので、何周しても、特定時期のPTメンバーの顔ぶれはほどんど変化がない。さらに厳しい点は、ゲーム内でも時間は流れているので、うっかりしてると逃してしまうイベントや仲間がいる等問題もなくはない。
総評としてはキャラ各個人、フリーシナリオ等も含めて、これだけの内容&高い完成度は正直すごい。1つのジャンルの到達点だと思うので、ぜひ一度プレイをしてみることをお勧めします。
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最終更新日:2023年10月7日 PR