ゲーム概要

2000年11月2日にアスキーより発売されたドリームキャスト用ロールプレイングゲーム。開発はラブデリックで日本テレネットで「天使の詩」、スクウェアで「スーパーマリオRPG」を作ってきた西健一氏と、ナムコで「マインドシーカー」を作った鈴木浩司氏との共同設立会社。代表作にプレイステーションの名作「moon」等がある。音楽は坂本龍一氏が担当。「LACK OF LOVE」のタイトルの意味は、愛が足りない。

プレイ画面

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レビュー

  • カズタマ

    ★★★★ 4.0

    投稿日:2024年6月7日

    L.O.L. LACK OF LOVE

    『L.O.L. LACK OF LOVE』は、2000年11月2日にアスキーから発売されたドリームキャスト用ロールプレイングゲームです。開発はラブデリックが手がけており、日本テレネットで「天使の詩」、スクウェアで「スーパーマリオRPG」を作ってきた西健一氏と、ナムコで「マインドシーカー」を作った鈴木浩司氏が共同設立した会社による作品です。代表作にプレイステーションの名作「moon」があります。音楽は坂本龍一氏が担当し、ゲーム全体に深みを与えています。

    このゲームのタイトル「LACK OF LOVE」は「愛が足りない」という意味を持ち、物語の核心テーマに深く関わっています。プレイヤーはゲーム内で愛が不足している世界を旅し、さまざまな生物との交流を通じて世界を変えていくことが目的です。独特のアートスタイルと感情豊かなストーリーテリングが特徴で、従来のRPGとは一線を画しています。

    環境や生態系とのインタラクションが豊富で、プレイヤーの行動が直接的に世界に影響を与える仕組みが新鮮です。また、坂本龍一氏による音楽がゲームの雰囲気を一層引き立て、プレイヤーを物語に没入させてくれます。ビジュアルも美しく、独特の世界観がプレイヤーを引き込みます。

    このゲームの魅力は、その深いテーマ性と、プレイヤーが世界に直接影響を与えることができるインタラクティブなゲームプレイにあります。愛が足りない世界を舞台にしたこのゲームは、従来のRPGとは異なる体験を提供し、プレイヤーに深い感動をもたらします。感動的なストーリーと美しい音楽を楽しみたい方には、ぜひプレイをお勧めします。このゲームを通じて、愛の力を再確認してみてください。

  • ★★ ★★★ 2.0

    確実にプレイヤーを選びます

    オープニングからゲーム本編に移行し、まず映し出されるは卵の状態の自分の姿。
    ここで放置すると、死にます(笑)
    厳しい自然界を生き抜くにはただボーっとして居ちゃいけないよ。
    生きる為に、生まれる為にはまず足掻け、という無言のチュートリアル。

    そんな感じでプレイヤーはちっぽけな生物としてだだっ広いフィールドにおっぽり出されます。
    友好種への利他行動により道が開けていき、進化して更なるフィールドへ…

    と、
    ここで闇雲に探索を続けていたら食料が尽き、背に腹は…と思って
    せっかく仲良くなった生物を手に掛けたところ同種の群れにたかられて食い殺されました。
    モニタ越しの凄まじい蟻走感。
    あまりの衝撃にゲーム中断して現在に至る。

    ラブデリックが好きで、このゲームのためにDCを買いました。
    エンディングに込められたメッセージをいつかは必ず受け取りたい。
    そう思いながらも積みゲーとして何年も寝かせたままになっています。

  • ★★★ ★★ 3.0

    考えるべきこと

    ラブデリックの異色PSソフト「moon」「UFO」に続く第三弾のDCソフト。
    この「L.O.L」が発売された後に、ラブデリックとゆう会社は無くなり、バンプール、スキップ、パンチラインとゆう会社に派生しています。
    かの坂本龍一さんと西健一さんのコラボレーションによって生まれたゲームです。
    全面的にゲーム中に流れる曲は、坂本さんが作曲しています。
    このゲームの目的は、生きること。
    人類が第2の地球を作る為にL.O.L計画とゆうものを発動します。
    これに沿って派遣されたのが、HALUMIとゆう惑星開発ロボット。
    HALUMIは第2の地球に適した惑星を発見します。
    それが、主人公ライフが存在している星だったんですねぇ。
    ライフは初めは変な卵です。微生物みたいな。
    そして、いきなりゲームは始まりいきなり魚に食べられそうになったり。
    内容なのですが、進化を繰り返すことでゲームを進めていきます。
    登場する生き物たちを殺して、食べます。
    そして、動物達と仲良くなってコスモボールとゆうものを集め、新しい環境でを生き抜くための進化をしていきます。
    他の生き物を殺して、食べて、他の生き物に挨拶して、必要ならばシッコして・・・。
    進化を繰り返し生きて行く中で、人類の惑星開発ロボットHALUMIはどんどん、この惑星を開拓して行きます。
    最後の方は、お察しの通りで開拓していくにつれて動物達も死んでいきます。
    ゲーム中では、ほとんどヒントが無いと言って良いです。
    そこが、毎度のことながら良くも悪くも・・・。
    1度つまると攻略サイトなど見ないと分からないと思います。
    moon、UFOと同じく考えさせられる点はいくつもあります。
    その辺は、ゲームを通して感じ取ってみてください。
    ただ、このゲームはのめり込める人ならエンディングと内容には凄く考えさせられると思います。

  • ★★★★ 4.0

    L.O.Lってなんだ?

    最初は全然わかりませんでした。だから買うのもなんかなって。
    だって裏見ても、表みても詳細がなにも書いてない。
    L.O.Lってlack of love?って何だそれって感じでした。
    だけど、おそるおそる買ってみてやると結構面白い。
    早い話が「進化ゲーム」。最初は小さい虫にプレイヤーがなる。
    それで、段々と進化してって大きくなるわけだ。
    ご飯を捕まえて食べてある程度食べると大きい動物に進化!
    食べる種類によって進化の仕方も違う!静かな感じのゲームだけど、育成ゲームの好きな人にはオススメ。
    最初はどうすればいいかわからなくなるけど、まず大切なのは食う事!!

  • ★★★★ 1.0

    BAROQUEと同じ種類のクソゲーム

    ジャンルは「RPG」となっているが、実際はヒントとテキストのないアドベンチャーゲーム。

    マップにいる他の全ての生物と交渉してコスモボールを手に入れ、次のマップに移るのが目的。
    といっても交渉のためのアクションの種類は少ない。

    次はああしたらいいよと言ってくれるキャラはいないので、基本的に偶然に期待するか、ネットで情報収集する羽目になる。

    戦闘もあるが、敵に近づいて同じボタンを連続して押すだけ、勝っても経験値とかゴールドとかはない。
    残った死体を食うだけ。

    なんでRPGというカテゴリに分類したのか理解しがたい。

    坂本龍一がどうのこうのと騒がれたが、正直、音楽の内容は全く覚えてない。
    印象に残るような代物じゃなかった。

    シェンムーやBAROQUEなんかもそうだったが、「信念」とか「世界観」とか「考えさせられる」といった言葉で評価されてるゲームは、「ゲーム」として評価されてるわけではないので注意してほしい。

    ビジュアル的なインパクトがなければ誰も誉めなかったゴミ。

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最終更新日:2024年6月7日 PR