聖霊機ライブレード

レビュー

• カズタマ

  ★★★★ ★ 4.0

  投稿日：2024年6月7日

  聖霊機ライブレード

  『聖霊機ライブレード』は、ウィンキーソフトより2000年9月28日にプレイステーション用ソフトとして発売されたシミュレーションRPGです。スーパーロボット大戦シリーズを開発していたウィンキーソフトによる、初のオリジナル作品となっています。このゲームは、『魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL』の続編企画を土台とし、新要素を追加したものです。
  
  ゲームの流れは戦術パートとプライベートパートの二つに分かれて進行します。戦術パートでは、プレイヤーは戦略を駆使して部隊を指揮し、敵を倒してミッションをクリアしていきます。このパートでは、ユニットの配置やスキルの使用が重要であり、プレイヤーの戦略的思考が試されます。一方、プライベートパートでは、キャラクターとの交流やストーリーの進行が描かれ、プレイヤーはキャラクターの成長や関係性を深めることができます。
  
  戦術パートとプライベートパートのバランスが良く、戦略的なバトルとキャラクターとの交流が絶妙に組み合わさっています。特に戦術パートでは、ユニットごとの特性を活かした戦闘が求められ、プレイヤーの戦略性が試される場面が多いです。グラフィックや音楽も高品質で、ゲームの世界観を引き立てています。
  
  このゲームの魅力は、深い戦略性と豊かなキャラクターとの交流にあります。戦術パートでは、プレイヤーの戦略的思考が試され、プライベートパートではキャラクターとの絆を深めることができます。シミュレーションRPGが好きな方や、キャラクターとの関係性を楽しみたい方にぜひプレイをお勧めします。このゲームで、戦略と交流の両方を楽しむ充実した体験を味わってみてください。

• ★★★★ ★ 4.0

  2人乗りですか・・・

  「主人公が現実からいきなり異世界に召還された上に、見たこともない巨大ロボットに乗って戦場に赴く」という設定や、「パートナーは(恋愛シュミレーションパートで)好感度の高い女性でなければならない」という設定はほかのゲームでも見られがちな設定である。
  
  しかし、一度に同時に満たしているゲーム、というのは少ない。私が思う限りではこのゲームだけだ。しかも、好感度の高い女性というのがパートナーとして同じロボットに搭乗し、それによって必殺技も変わるというのがいい。またストーリーがぐだぐだにならないのも好印象を持てた。
  
  わがままを言うと、キャラがしゃべればいいのに・・・。

• ★★★★★ 5.0

  隠れた名作

  もともとスパロボシリーズやSFの魔装機神を作っていた(販売はバンプレスト)会社が作ったゲームで、当初は魔装機神2とする予定だったのが、ある時バンプレストとケンカをして魔装機神の権利をバンプレストが機体とキャラの権利を、ウィンキーソフトが世界観の権利を取得して、魔装機神2として出せなくなったのでキャラやメカなどを変え、その他の要素を追加してできたゲームです。
  
  上の事情があるので世界観は魔装機神に良く似ています。自分は魔装機神の世界観も好きですがメカとキャラも好きだったので、魔装機神のメカとキャラが出ない魔装機神なんて・・・と、当初はあまり期待をしていなかったのですが、いざやってみると非常に良く出来た作品でした。メカもかっこいいしキャラも個性的な面々で、シナリオもシリアスありギャグありで良く出来ていました。戦闘については女性にも楽しんでもらえるようにと難易度をさげたようですが、実際かなり難易度が低いです。普通にやってもいけますが、負けそうになっても撤退すれば経験値とお金を引き継いでやりなおせるのでクリアしやすいです。あと恋愛要素が強く入っているのも良かったです。個人的には今まで遊んできたゲームの上位ベスト3に入ります。オススメです!

• ★★ ★★★ 2.0

  スパロボ慣れしてる人は・・・

  戦闘システムはスパロボと同じだけど戦闘シーンがしょぼい。
  武器改造できないので攻撃力をあげるにはパイロットのレベル上げのみ。
  つかえるユニットが主人公機だけでそのほかのユニットは…。スパロボのような自由度、爽快感はないので注意。
  まあCGがかっこいいのがせめてもの救いかな。

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