7 モールモースの騎兵隊
(プレイステーション2・ザ・ベスト)

Seven - Molmorth no Kiheitai - PlayStation2 the Best
★★★★4.8(6件)
機種
プレイステーション2 (PS2)
ジャンル
ロールプレイング (RPG)
発売日
2002年9月12日
メーカー
ナムコ
定価
2,980

ゲーム概要

ナムコより2002年9月12日にプレイステーション2用ソフトとして発売されたロールプレイングゲーム。見習い騎士の主人公が魔物を消し去る魔法の石を探す物語。最大7人のパーティ制で、職種によりパラメータや攻撃手段が異なり、ターンごとに列を入れ替えながら戦う「ローテーション・バトルシステム」など高い戦略性が特徴のシステムを搭載。本編クリアで1000年後を舞台にした続編「アルメセラ年代記」も楽しめる。

プレイ画面

※このページで利用しているゲームプレイ画像及びゲームイメージ画像の著作権は、メーカーであるナムコ様が権利を所有しています。
© 2002 ナムコ All Rights Reserved.

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レビュー

  • カズタマ

    ★★★★ 4.0

    投稿日:2023年4月16日

    7 モールモースの騎兵隊(プレイステーション2・ザ・ベスト)

    『7 モールモースの騎兵隊(プレイステーション2・ザ・ベスト)』は、見習い騎士の主人公が魔物を消し去る魔法の石を探すロールプレイングゲームです。
    斬新な戦闘システム”ローテーション・バトルシステム”を採用しています。
    戦闘の基本になるのは、横4マス×縦3列のマスで、敵がいる側を前列とし、1列目・最前線、2列目・補助の列、3列目・回復の列に様々な能力をもった仲間を7人配置し、その3列を戦況に応じて適時入れ替えていきます。ローテーションをすると、敵にダメージを受ける最前線で戦ったキャラクターが、体力を回復することができる回復の列へと移動することになります。キャラを上手く配置し、ローテーションのタイミングを見極め、自分だけの最強デッキの構築を行う楽しみもあります。
    また、本作は先にプレイステーション2で発売された『7 モールモースの騎兵隊』の廉価版となります。

  • ★★★★★ 5.0

    面白いがめんどくさい。ただ、好きな人はハマる。ネタバレ一部含むレビューなんで、嫌な人は読まないで。

    絵本のような雰囲気が好きなら、このゲームをやろう
    戦略・作戦・戦術が求められるゲームが好きなら、このゲームをやろう
    一本道のゲームが嫌なら、このゲームをやろう
    ボタン連打で武器を振り回してるだけでクリアできるゲームが嫌なら、このゲームをやろう
    レベリングで俺つえーのごり押しができるゲームが嫌なら、このゲームをやろう

    コマンド入力で鬼畜難度の本編にいきなり挑戦できるけど、のんびりチュートリアル兼ねたストーリー編から行こうぜ

    ストーリー編の内容
    お役所体質的な軍の所に、困ってる町民が飛び込むも相手にされない。(でしょ?ね)
    怒った町民「軍から引き抜いた主人公と俺とで、もっといい組織作ってやる」ってことで、騎兵隊結成!(おい、いらんことすな。終生安泰な職失ったやんけ)
    気絶してる少女発見→少女の親元へGO!(かわいいは正義)
    行った先で情報集めると、各地にちらばった宝玉を集めて、儀式を行えば魔物を一掃できるから、集めてこい!(ガキの使いじゃねーぞ)
    各宝玉を持つ部族の元を訪問(騙されてるとも知らずに)
    行く先々で部族間が対立してんの。宝玉集めのため、しゃーなし和解を手伝う(くだらねーことで、対立しやがって)
    苦労して集めた宝玉届けたら、「これで平和になる」と周囲から称賛の嵐(おい、照れるじゃねーか)
    いざ、儀式を行うも、執行者は依頼主でもあり封印された魔物を解き放とうとする魔物の親玉(ゴン、お前だったのか)
    魔物の親玉さん、見事に魔物の封印解除、儀式会場は阿鼻叫喚、非難轟轟(あ?あ、やっちゃってくれたよ)
    主人公たちは人類種の天敵として王様より直々に入牢申しつけられる(賞賛送ってたやつらの掌の返しっぷりよ)
    宝玉集めの際にヒントくれたりしてた、メルレーン登場(マジ、惚れる)
    「このまま終わっていいのか」など熱い説得に心動かされ、責任取るために魔物の親玉さん倒しに出発(心を燃やせ!)
    親玉討伐の事を聞きつけ、各地から部族が続々加入(持つべきものは仲間だね)
    親玉の元へ向かう途中、王様と元所属先の上司が親玉の手下に襲われてる所に遭遇(足止め任せて先にすすもーぜ)
    我らがメルレーン様と親玉の手下とは、浅からぬ因縁があるようで、一騎討の申し出が(がんばれメルレーン!)
    親玉の手下に痛手を負わせ、手下の洗脳が解け、我らに随伴(もはや敵なし)
    そして王様も周囲の人間のために骨折ってきたのは、主人公であるとようやくわかる(やっと目が覚めたか、じじいめ)
    魔物の親玉が居を構える城に入り込み、死闘の末、仲間とともに魔物の親玉倒す(口ほどにもない)
    眠りの番人、趣向を凝らすとか言って、魔物の魂が入った壺割っちゃったよ(あ?あ、俺知らね)
    脱出中に城が崩壊、元魔物の手下を残し脱出(君のことは、わすれない)
    メルレーンが出迎えるも一人いないことに気づき、事情を説明(ごめんな)
    奴を捜すたびに出るというメルレーン(そんなことより俺とけっこn)
    城に戻り、魔物の復活は止められなかったとみんなに説明(眠りの番人め)
    これからは、みんなで協力して魔物を倒し、平和を維持していこう!!(さぁ、救世主を崇め奉れ)
    防衛の中核を担うと思いきや、救世主として祭り上げられることを嫌った主人公はたちは、ひっそりと城を脱出。まだ見ぬ困ってることを抱えてるやつを助けに旅にでる(門番、止めろよ)

    で、ストーリー編終了
    こっから本編
    1000年間、守り抜けってやつ 
    本編ではでてこなかった放浪者に操られた集団との戦闘が追加される
    と に か く き つ い
    世代交代しながらの関係で、隊内がどうしても強い時と弱い時のムラがある
    ナグサン(本編のボス)が20年に1回の周期で出現するんだけど、隊が弱い時にあたるときつい
    修行バグは、個人的に必要だった、ないとマジきつい

    以下あるあるまとめ
    敵の出現状況・強さ・猶予を見て、討伐に向かうも、新たな敵が出現し計画再考を迫られる
    未熟なものにとどめを刺させようと、配置・ローテーション順を練るも、味方のクリティカルヒットで育成計画が狂う
    子供ができずに終わってしまうことがある
    部隊への加入を求めてきたやつらの大半が老いぼれで使えない
    加入してほしい職種・年代のやつが来ない

    俺は、このゲームが好きだった

    ただ、一言開発者に言いたい
    せめて1000年クリアした際のEDは本編のEDとは別物にしてくれよ

  • ★★★★★ 5.0

    RPG風"パズル"あるいはシミュレーションRPG?

    戦闘は、4マス×3列に最大7人のキャラを配置して隊列を作り、戦闘ターンごとに「隊列交代(中列が前列に移動し前列が後列に移動する)」か、「隊列交代なし(現状維持)」かを指示するだけ。
    指示後、前列のキャラが攻撃行動、中列のキャラが補助行動、後列のキャラが回復行動を行い、次ターンに続く。
    これら前・中・後列での行動は、キャラの職種(10種類以上)による。
    これに対し、敵には「戦士を狙う」「HPの低いものを攻撃する」といった"固定攻撃パターン"と"属性"が存在するので、プレイヤーは、敵に合わせて持ちキャラで隊列を編成し、タイミングよく隊列交代指示をだして、敵を倒さなくてはならない。
    他のレビューでも言われているがこの感覚はパズルに近い。
    "RPGおなじみ"のごりおしはまったく通じず、配置を誤れば、簡単にゲームオーバーする。
    救済策として、お手軽なコンティニューできるようになっていたが、ここからもパズルのような印象を受けた。
    一方、戦闘以外のことをいえば、絵柄は絵本風、演出は地味め、テンポはのんびりで、PSの"ムーン"のようなほんわかもの。ちょこちょこと挿入されるムービーは、味があり絵本風のアートアニメそのもので素敵だ。(この作品、別にムービーにまとめてくれたら、かなりいいアニメになると思うので作ってくれないだろうか。お金がとれるかは別として、創作物としてゲームの中に閉じ込めておくのは実にもったいない…。)
    クロスワードパズルなどをのんびりと楽しめる人で、"昨今の派手でダイナミックな演出がないとつらい"という人でないならきっと楽しめるのでは、ということで全体を5点。
    人を分けるゲームという意味で面白さを2点とした。
    (自分は…こののんびり感が合わない+:現状、ゲームでは脳筋一本すら使いたくない+時間かかるのが面倒なので…残念ながら放置…)

  • ★★★★★ 5.0

    これほど損をしているソフトもない

    私にとって2000年度のベストゲームは間違いなくこのソフトだった。
    システム、映像、サウンド、シナリオ等の単純なクオリティだけで言うのならば、ゲーム史上に記憶されるべき大傑作であると思うのだが、大変に惜しいことに、プレイしはじめて10時間ぐらいまでの展開のさせ方が下手なのだ。そのことだけが本作の評価を著しく低下させ、「大傑作」になり損ねてしまっている。
    とりあえず、本作を手にとろうという人ははじめ10時間(人によっては20時間)は少し冗長で垢抜けないチュートリアルだと思って我慢してプレイしてみて欲しい。
    その後に続く豊饒な世界は、長年のゲームファンをも十分に満足させうることができるだろう。

  • ★★★★★ 5.0

    グラフィックに技あり一本!

    絵本のようなグラフィックにローテーションバトル・システムと、今までのRPGとは毛色が一風変わった作品です。
    ムービーやキャラデザインもとても個性的で、その独特の世界観から紡ぎ出される物語は「普通のRPGにはもう飽きた!」という人もきっと満足出来るはず。
    オマケ要素の「アルメセラ年代記」もやり込むほどに面白さが見えてきます。
    目指せ騎兵隊設立1000年!

  • ★★★★★ 5.0

    RPGが苦手な人も!

    前半のストーリー部分は絵本のよう。RPGが苦手でも、普通に物語を読む感覚で楽しめます。後半は7人+αのオリジナル部隊を強く育てつつ、世代交代をしながら、どれだけ長く魔物を退治し続けられるか、というバトルが永遠に(?)続いていくもの。飽きるかと思いきや、すっかりハマってしまいました。いまだに40年以上維持できない、このもどかしさがたまりません…(^-^;) 続編の「ヴィーナス&ブレイブス」も期待できそう!

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最終更新日:2023年4月16日 PR