真・女神転生3 ノクターン マニアクス

Shin Megami Tensei III- Nocturne Maniax
★★★★4.8(6件)
機種
プレイステーション2 (PS2)
ジャンル
ロールプレイング (RPG)
発売日
2004年1月29日
メーカー
アトラス
定価
5,800

ゲーム概要

アトラスより2004年1月29日にプレイステーション2用ソフトとして発売されたロールプレイングゲーム。『真・女神転生3 NOCTURNE』のパワーアップ版で、アラマ深界を舞台にした、神と悪魔の戦いが描かれるシナリオが追加されている。プレイヤーは車椅子の老紳士から受けた「メノラー奪還」という依頼を達成することによって、本編では語られなかった数々の真実が明かされ、新しいエンディングへと続いていく。

プレイ画面

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© 2004 アトラス All Rights Reserved.

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レビュー

  • カズタマ

    ★★★★ 4.0

    投稿日:2023年4月16日

    迷宮の深層に、世界の真実がある

    『真・女神転生3 NOCTURNE マニアクス』は、『真・女神転生III NOCTURNE』をもっと深く遊びこめる完全版となります。
    本作では、新世界創造の裏に存在した「神と悪魔の戦い」を描いたシナリオが新たに追加されています。
    舞台は新たなる悪魔が集う“アマラ深界”となり、地下深く続く広大な迷宮で、深く潜るほどに構造は複雑化し、また出現する悪魔も強力になっていきます。深い階層へ潜れば潜るほど、本編では語られなかった数々の真実が解き明かされていきます。
    また、カプコンの人気タイトル『Devil May Cry』の”ダンテ”が、車椅子の老紳士から“メノラーの奪還”と“魔人殺し”の依頼を受けてボルテクス界に出現します。

  • ★★★★★ 5.0

    試行錯誤が楽しいゲーム

    まず、ゲーム内容以前の、ロード時間やインターフェースでストレスを感じさせられることがないのが素晴らしい。
    ゲームがよくてもシステム周りでストレスがたまってしまうゲームも多い中で、非常にレベルの高いゲームだといえる。
    ゲームのほうは、なんといってもパーティ編成の自由度の高さが売り。
    最初は偶然にナカマにし、偶然に誕生した悪魔でパーティを組んでいく。
    その偶然もまた楽しい。ゲームの中ではあるがその出会いは一期一会であり、思い入れもわいていく。
    そして、役に立つスキルを自分なりに見極められるようになったら、その継承のために試行錯誤を繰り返す。
    僕はメガテン初心者だが、精霊合体や御霊合体を使えるようになってくると悪魔合成が楽しくてしょうがなくなってきた。
    クリアしたあとは、さらに自分なりの究極の悪魔作りに励むのもいいだろう。
    人気ゲームだけに、良質のサイトやデータ本もある。
    じっくりと時間をかけて遊べるゲームといって間違いない。
    追加されたデビル・メイ・クライシリーズのダンテだが、もんくなくかっこよくて、それもまた嬉しかった。
    期間限定発売とのことで、すでに入手が困難になりかけているようなので、興味を持っている方は少しでも早く入手してみてはいかが?

  • ★★★★★ 5.0

    岡田耕始の遺産

    発売されてから随分と経ち、その存在はもはや知ってる人にしか認知されていない、RPG。かつてのメガテンを世界観、システムからダークな世界観まで、決してユーザーに媚びることなく至高のメガテンが完成したのは、今はなき岡田耕始氏のお陰だろう。たから以降のメガテン、ペルソナにはテキストや悪魔の会話内容など1つとっても、昔のメガテンの会話を踏襲してることかはあるが、センスを感じなくなってしまった。

    初心者には厳しそうなゲームバランスも絶妙でまさに生き残りの戦いに臨んでいる感覚

    今では制作しているスタッフが全く違うため、続編やペルソナなどのアトラスゲーにはライト向けの金儲け根性がスキルとして発動している現状。

    岡田氏が帰っこない限りコレ以上のメガテンは作られる事はないだろう

    誰にも何にも媚びてない珍しい神ゲーである。

  • ★★★★★ 5.0

    女神転生最高傑作

    クールなデザインの悪魔・登場人物。
    個性的で美しいダンジョン。
    素晴らしい各種BGM・戦闘曲。
    登場人物の性格も皆クール。
    というか、演出のひとつとして感情表現を減らしているのだろう。
    夢の中の住人のように、それぞれの道を淡々と進んでいく。

    そんな夢の世界を、ザコ悪魔も全力でかかってくるハードモードでお気に入りの仲魔を引き連れて、アマラの果てまで突き進む。
    もう面白くないわけがない。

    マイナス点があるとすれば、前作とのストーリーの繋がりがなくなったこと。
    LAW・NEUTRAL・CHAOSの概念が「コトワリ」になったこと。
    悪魔と一般人がひしめく「混沌とした東京」を散策する楽しみがないこと。

    ただ、それでも余りあるくらいの魅力が詰まっている。
    プレミア価格になってしまったが、機会があればぜひ遊んでほしい。

  • ★★★★★ 5.0

    8年の時を経て・・・

    ずっとやりたいと思っていたけど、価格が高くてずっと見送っていた作品。
    ゲームそのものから距離を置いていたということもありますが、8年の時を経てついに購入しました。
    通常版はかなりやりこんだにもかかわらず、追加要素も多くて新鮮でした。

    難易度は通常版に比べて少し下がったと思います。
    もちろんハードにすれば鬼の難易度ですが。

    ノーマルの難易度は少し下がったけど、その分、追加ダンジョンと追加ボスがかなりのボリュームがあります。
    まだ現時点では全部やりきってないけど、追加ボスがだいぶ強いのでやりがいがあります。
    ハードでやったら相当強いでしょうね・・・。
    何にしても、相変わらず油断したら殺されるのは通常版と同じです。

    本当にメガテン好きのために作られた至高の作品です。

  • ★★★★★ 5.0

    育成ゲーム好き神話好きの人は買うべき

    一周で100時間はプレイ出来ます!

    充実した育成要素
    神話好きにはたまらないネタ
    他のゲームには無い独特な雰囲気
    簡単にはクリア出来ない難易度
    特に雰囲気は独特で神話の出来事の中に居るような感じが味わえます。

    今作はあまり語らないダクソの様なストーリー展開だからこそストーリーよりも世界観を優先的に感じられる良さがある。
    人がほとんど居ない世界故に感じる孤独感や悪魔への愛着。
    友達との思想的決別の切なさ。
    正義が存在しないということ。
    エンディングのなんとも言えない感覚。

    こう言った事がストーリーというより世界観から感じる事が出来る。この様に言うと所謂雰囲気ゲーと思われるかもしれないが雰囲気だけでは済ませられない濃い育成要素と難易度でやりごたえがある。
    濃い内容と独特の雰囲気が融合した良いゲームなので買って損したと思うことは無いとおもう。

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最終更新日:2023年4月16日 PR