ゲーム概要

スクウェア・エニックスより2005年9月8日にプレイステーション2用ソフトとして発売されたロールプレイングゲーム。ファイナルファンタジーシリーズ第10弾。大いなる脅威「シン」に立ち向かう少年と少女の切ない物語が、キャラクターボイスや表情が変化するフェイシャルアニメーションの採用により感情豊かに描かれる。シンを倒すために旅する召喚士の少女・ユウナと青年・ティーダの冒険が始まる。※廉価版の後期版

プレイ画面

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レビュー

  • カズタマ

    ★★★★ 4.0

    投稿日:2023年4月9日

    ファイナルファンタジー10(アルティメット・ヒッツ)

    『ファイナルファンタジー10(アルティメット・ヒッツ)』は、プレイステーション2初となる「ファイナルファンタジー」シリーズのナンバリング作品です。
    本作では、キャラの表情をこと細かに表現するフェイシャルモーションを開発し、さらにキャラにボイスを追加し、より映画的な表現を実現しています。
    戦闘では、アクティブタイムバトルを廃止し、キャラごとに絶対の有利と不利をもつ敵をもたせることで、戦闘中におけるキャラの入れ替えに重点をおいています。
    キャラの成長には、「スフィア盤」と呼ばれるものを使用しています。スフィア盤は、水平な板の上にいくつものつながったマス目が広がったもので、マス目にはアビリティーが埋め込まれています。そこをキャラごとに自由に移動させることでアビリティーを獲得できます。育て方によって、攻撃型や魔法重視型などさまざまなタイプを育てることが可能となっています。また、本作は音の移動や立体感を体感できるドルビーデジタル5.1ch対応しているので、かつてない驚きの映像と音楽でプレイを楽しむことができます。
    また、本作は先にプレイステーション2で発売された『ファイナルファンタジー10』の廉価版となります。

    【ストーリー】
    倒すたびに復活し、無秩序な破壊を繰り返す、大いなる災厄『シン』。
    世界の人々はこの『シン』によって苦しめられていた。
    『シン』を倒せるのは、召喚士だけが持てる技”究極召喚”のみ。
    偉大なる召喚士ブラスカの血を受け継ぐユウナは、『シン』を倒すために旅に出る。

  • ★★★★★ 5.0

    初心者から見るFFX

    私は今までRPGをプレイしたことがなかった。
    だが、世界的に有名になっていた“ファイナルファンタジー”シリーズに少なからず興味を持ち、価格が安くなっていたこともあり、本作を購入した。
    PS2を起動させ、コントローラーを握り締め、胸踊らせながら画面を見つめ。
    オープニングの曲とティーダの最初の台詞に泣きそうになったのを、今でも鮮明に覚えている。
    そして、わけもわからずプレイし、最初のムービーで度肝を抜かれたことも。
    なぜ今までファイナルファンタジーをプレイしてこなかったのか、と後悔すらした。

    本作をプレイして本当によかったと思う。
    RPG初心者である私にとって、本作以前のアクティブタイムバトルは少々難しい。実際、X-2のバトルで戦略が練れず、知らぬ間に倒されてしまった。
    その点こちらは、自ターン中コントローラーを置き、攻略本を読みなおしながら戦闘できた。
    また、物語が一本道だということも魅力のひとつ。
    自由度が減ったという意見があるが、私としては好き勝手にフィールド上を動き回って迷子になるよりも、決められた道筋を辿った方がいいと思う。
    それこそが、主人公(自分)の運命なんだとも思う。

    最後に、私がひとつだけ自信を持って言えるとしたら、『初心者には、十二分に楽しめる作品』ということ。
    長々と失礼致しました。

  • ★★★★★ 5.0

    人生最高のゲームに挙げる方も多いようです

    シナリオが大傑作でした。いい歳こいてマジ泣き。
    終盤のどんでん返し、そしてエンディング。
    泣ける以前に、完成度の高い凝ったシナリオだと感じました。

    ☆1つの方が多くて心底ビックリ。そこに触れている高評価派の方も多いですね。
    なるほど、という意見も多かったです。『死』を過剰にドラマティックに描くのはチョット、とか。
    まぁ自分も、『VII』のシナリオに全くピンと来なかったので、人によるんでしょうねー。

    まぁ、5人に4人はメチャクチャ感動できます。
    映画『アルマゲドン』あたりが好きな方にはオススメではないかと。

    シナリオやATB廃止が多く語られますが、
    スフィア盤を用いた成長システム。これが、ものすごーく良い!と思うのですが…アビリティ、Lv1〜4キーロック等、配置が超絶妙、「あぁ、アルテマまではまだ遠いなぁ」という先を楽しみにする感覚、終盤のクリアスフィアと成長スフィアによるスフィア盤エディット、ゲーム性、やり込み要素は非常に高いと思います。

    ただ!やり込み要素では、インターナショナル盤が上です。

    未プレイで、そもそもゲームにシナリオは期待していない、国内版でシナリオは面白くなかったがシステムは良かった、英語音声は全く平気、逆に日本語の声優・アニメなノリが嫌、という人は、インターナショナル版をオススメします。

  • ★★★★★ 5.0

    オススメです!

    とにかく、感動しました。
    ゲームでこんなに感情移入したのは、初めてかもしれません。
    ストーリーの完成度は、FFシリーズの中で最も高いと思います。
    1周目はもちろんのこと、エンディングを見た後で最初からやると、また違った印象や発見があって、すごく良いです。
    何回やっても楽しめると思います(^^)
    ただ、旅の途中で何度か「試練の間」という、仕掛けを解いて進む場所があるのですが、これは攻略本がなければ、なかなか難しいかと思います。
    そういうのが苦手な方は、前もって攻略本を買っておくことをオススメします。
    あと、これは他の方も言われていますが、ティーダ(主人公)の名前のみ変更可能というのが、この作品で唯一、失敗だと思います。
    そのせいで、ユウナとリュックからは「キミ」、ルールーからは「あんた」、ワッカとキマリとアーロンからは「お前」という風に、誰からも名前を呼んでもらえません……(^^;
    ただ、残念ではあったものの、私はそれほど気にはなりませんでした。
    本当に感動しますし、素晴らしい作品だと思いますので、今までFFに興味がなかった方も、ぜひぜひやってみてくださいv

  • ★★★★★ 5.0

    本当に名作です。

    本当に素晴らしい作品です。まだプレーしていない方にはぜひ手にとってほしいです。
    私の今までのゲーム経験の中で、ゲームの感動を反芻したいためにサントラ版まで購入した作品は、この作品と、『ゼノギアス』、『英雄伝説 空の奇跡』の3作品だけです。
    FF'10は、前2作(FF8,9)の失敗?(という雰囲気が当時は支配的だった)を受けて製作された作品であり、PS2でのFF初作品です。
    当時、スクエアさんは本当にこの作品に社運をかけていたと思います。
    これで面白くないはずがありません。

    素晴らしい点をいくつか挙げます。

    ・使用キャラクタが偏らないよう入念にバトルシステムが設計されている点。
    たとえば空中系の敵キャラには特定キャラの攻撃(及び魔法)以外、効果が薄いなど。

    ・召喚獣のインフレ化に対処されている点。
    これはFF9から引継がれた点です。
    FF7、FF8では3Dを最大限生かすため、様々な召喚獣が登場し、FF8にいたっては、3Dを見せる為に召喚獣の使用頻度を上げる(上げざる得ない)作りになっており、結果としてゲーム構成自体まで崩していたように思います。
    また、召喚獣のありがたみ?も薄れていました。
    FF10(FF9でも)では、登場召喚獣の数を大幅に減らし、その分、召喚獣と登場人物との間にストーリーを持たせることで、この問題をクリアしています。

    ・町の人との会話が不自然なく完結できる点。
    通常、所謂"町の人々"には、特定のイベントへの呼び水となる会話を行うよう役割が与えられている事が多々ありますが、FF'10では、該当イベント終了後でも、その"町の人々”との会話が不自然にならないよう入念に考えられています。(FF'10-2では残念ながら、この点はなくなっていましたが)

    ・武器・防具の位置づけが考えられている点。
    次の町に到着したら、とりあえず、"町で一番高い武器を買っとけ”(ゲーム設計上、直ちに購入できる値段設定になっている)とか、その町で一番高い(よって攻撃力、防御力が高い)武器・防具を買えるまでひたすら町周辺でお金を貯めるといった単調な行為から、ユーザーをいかに切り離すかということが考えられています。

    そして、なんといっても、一番素晴らしいのは、あのストーリーです。本当に素晴らしいストーリーです。

    下地になっているのは、勿論、20世紀SFの金字塔であるダン・シモンズさんの『ハイペリオン』シリーズです。
    (巡礼を中心としたプロットや幻光河のイメージ等々、『ハイペリオン』シリーズからの影響は多々見られます)
    同名の登場人物(アーロン。ただし人物造型は全く異なります)もでてきますが、これは製作者サイドの『ハイペリオン』シリーズへの愛情と自作への自信の現れだと思っています。

    この作品をプレーしているとあらゆる点で製作者サイドの”魂”を感じます。

    まだプレーしたことがない方は、ぜひ一度プレーしてみると良いと思います。
    RPG好きでこの作品をプレーしたことがないのは、人生の欠損ですよ。

  • ★★★★★ 5.0

    遊ぶのに相応しい時期がある

    ゲームには大別して二つの楽しさがある。
    一つは、まだゲーム機に画力の無かった時代からの、ボタン操作や、謎解きなどの面白さ。
    そしてもう一つは、スペックの向上により可能になった、物語の演出やキャラクター、画面の美麗さなどの、ドラマ的要素による魅力。
    このゲームは十中八九、後者の「物語」に重点を置いたゲームだ。
    これは近年のRPG開発の流れとFF初のボイス導入を考えれば当然のことと思う。
    よって今までのFFとは随分毛色が違う。買う前に、このことは考慮しておく必要がある。
    表題に「相応しい時期」と書いたが、簡潔に言えばこの作品は感受性豊かな十代のうちにやっておいた方がいい。
    無論、架空の物語に感情移入できるなら十代でなくともよい。要は「話に入り込めるかどうか」だ。
    この可否で大分楽しさの度合いが違ってくる。
    ストーリーを客観的に捉えがちの方にはこの作品は楽しめないかもしれない。
    私の場合、残念ながら適齢期は過ぎていた。
    さらにもう一つ、このゲームを楽しむ上で非常に大切なことがある。
    「話の展開、行く末を知っているかどうか」だ。
    このゲームは細部まで作り込まれたストーリーの割には、説明書での人物・世界設定の紹介が少ない。
    つまり、「ことの顛末を始めから知っている場合は著しく感動を損なう可能性が高い」ということだ。
    かなり売れたゲームだから、クリアせずとも話の大筋を知っている方もいると思う。私もそうだった。
    もし、この作品の物語の全貌を未だ知らない幸運な方がおられるなら、ネタばれしないうちに遊んでおいた方がいい。
    クリアタイムは30から50時間ほどだ。
    本編に関係ないおまけ要素までやり込むなら100時間前後だろう。
    ストーリーを進めるにあたり、敢えてレベル上げをしなければならない局面は無い。
    『アルティマニアΩ』に載っているが、レベルを一切上げずにクリアする方法もある。
    よく出来たゲームだということは「アルティメットヒッツ」からも明らかだ。
    駄作ではない。

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最終更新日:2023年4月10日 PR