ゲーム概要
日本テレネットより1993年3月26日にPCエンジンのスーパーCD-ROM2専用ソフトとして発売されたロールプレイングゲーム。『天使の詩』の続編となる。前作の約100年後の異世界を舞台に物語が展開される。前作を大きく上回り、質の高いビジュアルシーンで演出されたストーリーが最大の特徴となる。本作ではダーク教という宗教の存在が大きく、前作と世界観は同じだが、登場人物やシナリオは異なっている。
プレイ画面
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レビュー
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★★★★★ 5.0
満点に決まってます
誰にも言っていませんがこのゲームで泣きました。物語、音楽、どれをとっても素晴らしいです。僕も他の人と同じで移植希望です。しかし素晴らしい。ラストムービーなんか、死んだ友の幻を視たかもしれないなんて、制作者が言うには、クサい演出だったかな、と照れくさそうに言ってたけど、いやいやそんなことありませんよ。今のゲーマーにこんな素晴らしいゲームがあるんだという事を教えてやりたいです。しかしハードが古いので今やるにはハンデが大きすぎます。 現代機に移植希望です。
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★★★★★ 5.0
30年の中でも屈指の名作!!!!
PCエンジンには意外と名作RPGが多く、この作品もその1つだと思います。(他には天外魔境やエメドラ、ロードス、ザナドゥ、英雄伝説、スタートリングオデッセイ、イース、リンダキューブ、ドラゴンナイト、桃太郎伝説、ネクロマンサーなど有名どころかからモンビットやコズミックファンタジー、ブライなどなど)
で、このゲームの長所と言えば
1番はシナリオ!!
2番は音楽!!
3番は意外と多いやり込み(レア武器に探しなどサブクエ)だと思います。
シナリオはもう泣けます。特にキャラのセリフが良い!!「人間は流行り病だ。そばにいる者から毒していく」「いつか二人でエウリカの花を摘みに行こう」「僕の周りの時は過ぎ、僕の時だけは止まったままだ」など名言沢山!
ぜひ、親友の苦悩やサブタイトル「堕天使の選択」を体験して下さい。
音楽もかなり良い曲が多く。クリアしてもう20年以上経つのに覚えています。多分PCEは同時期のSFCより音楽も贅沢だったせいか今でも充分聴き応えがありますよ。
3番目のやり込みは、ちょっとしたカードゲームや隠し武器など、ほぼ一本道ですがサブクエも楽しいです。
個人的には古いソフトではありますが、自分の30年(数百本)のゲーム人生の中でも屈指のソフトです。レトロゲームが大丈夫な方には超お勧めタイトルですよ! -
★★★★★ 5.0
正統派ファンタジー
天使との恋愛がテーマになっていて、ケルト神話・キリスト教などの宗教世界観がふんだんに盛り込まれています。
今回の主人公は『猪突猛進・だけど女の子には弱いぜ』な昭和系。こういうタイプのが好み。
ベタな一本道ストーリーではあるものの、引き込まれ、続きを見たくなるシナリオは、最近の『ほら、こういうの好きなんでしょ』ってノリの、MR済みで制作されたRPGになはい、『物語』があります。
拡大・縮小・回転等の表示効果や、戦闘のグラフィックパターンが増えたって言われても、「キレイになったね」です。
コマンド選択式RPGである以上、プレイを進めていく上での物語・世界観が大前提なのでは?
アニメーション以外にも、フィールドマップ上のチビキャラで繰り広げられる細かな演出、作品世界にどっぷり浸れる音楽は、スタッフのセンスのみならず、当時のハードのスペックを最大限に活かしていると感じます。
あえて欠点を挙げるとすれば、ケアル(回復魔法に非ず)の存在が説明不足で 前作 ありきなトコと、同じくキャラデザが変わったことで前作の『草食系』とは雰囲気が全く違う点ですが、各自大人の事情と納得しましょう。
ケルト神話など、該当するであろう歴史的背景を多少なりとも勉強してから再プレイすると、風景として流れる村人・建物・生活空間など、また違った雰囲気を味わうことが出来ますよ。
プレイ環境という条件を大目に見れれば、歴代イチオシRPGです。
ハードのマイナーさ故に、シリーズ化している大作RPGの影に隠れてしっまてはいますが、後世に残すべき作品です。 -
★★★★★ 5.0
RPGはシナリオ
人跡未踏の地で倒れていた記憶喪失の少女を助けるため、主人公は相棒と共に旅に出る。カルト教団の襲来によって旅どころではなくなってしまう一行だが・・・
?????????????????????????????
RPGにおいて最も重要なのは物語であるということを実証したゲーム。
戦闘はほとんどオマケ、バグが多い、パーティメンバが頻繁に入れ替わる、キャラデザが変わって1と2で全く別人に見える、など細かい不満点はいくつかあるのですが、それらを考慮しても満点以外ありえない出来です。
金子組というとワイルドアームズの製作グループとしてしか知られていないのですが、本作はもっと世間に知られるべき存在。
音楽を担当なさった成毛美智子さんのファンになったのは言うまでも無いです。
今でも時々やるんですが、未だにBGM聞き始めると止まりませんな。
随所に小ネタが仕込んであり、セーブするだけでも面白いw
ショップの店名はイギリスのPUBやINNの慣習に則っておりまして、「有限寿命者(武器屋)」「もう誰も信じられない(道具屋)」「石枕(宿屋)」など実際のイギリスにもありそうな名前を意識的につけているところにもセンスを感じます。
余談ですがトールキンの指輪物語にも「躍る小馬」というINNが出てきます。イギリスの古い店はこのように寓意をこめた文章をそのまま店名に採用するという慣習があるのです。
PCエンジンは既に過去のハードウェアとなり、メーカーの日本テレネットも倒産。このまま消えゆく運命にある作品ですが、一人でも多くの人がこの名作に触れんことを願ってレビュー。 -
★★★★★ 5.0
JRPGの歴史に残る名作とはこの作品(PSP&XBLA移植希望)
今世間ではネットゲーが主流となり、海外の3Dグラフィック技術は日本製よりも上になり、海外の自由度重視の作品が売れ、JRPGの需要も減っていき、今では業界の存続が危ぶまれています。
洋ゲーしかしていない自分がいつまで経っても遊びたくなる作品を1つ選べと言われたら間違いなくこの作品になります。
お使いJRPGの衰退理由に戦闘重視のRPGが多い事
この作品は1本道のJRPGを楽しめるよう、シナリオ重視型
アイコン一つにいたるまで細かい作りがJRPG好きの食指を動かします。
古いゲームですが音楽CDとしても使用できるので成毛氏のファンはサウンドトラックとして持っておいても良いかと
時が経てど永遠に多機種に移植し続けて販売して欲しい...
どんな機種でも結構移植をして欲しい....
もし移植されるならこの作品のためにゲーム機本体を買います。
--長所--
01 ストーリーが泣ける...アニメ化してください。
02 店名の名称、武器防具の名称のセンスは優秀。
03 ワイルドアームズで有名な成毛美智子氏の音楽。
04 装備品:武器&防具&アイテムごとにオリジナルのデザインイラストが用意されている。色違いではなく別々のデザインなのが素晴らしい。
05 今でも通用するグラフィック。
08 隠し武器やレア武器も多くサルになれる。(幻夢剣シ・ア、アースガルズ)
09 町の人の噂で聞いた『隠し街』を見つけた時の感動は忘れられません。
10 雪の町並み&BGMは今見ても素敵。
11 後半決別した親友とのイベントは目頭が熱くなる。
12 敵の落とすレア武器にまで専用アイコンのイラストがある。ラスボスの部屋一歩前の通路にいる『侵攻カニ』の落とすレア鎧等。
-謎-
後半のとある町外(マップ左上)に有る隠し部屋。
不思議な部屋でなにかありそうな台詞もあるが謎。
不思議な複線もありいまだに気になって仕方ない。
分かる人教えてください。
--希望&切望--
XBLA(エックスボックスライブアーケード)PSP等で復活してください。
金子さんとなるけさんの作品が近年出会えず、大変寂しい思いをしています。
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関連ゲーム
天使の詩(スーパーCD-ROM2専用)
日本テレネットより1991年10月25日にPCエンジンのスーパーCD-ROM2専用ソフトとして発売されたロールプレイングゲーム。ケルト神話を題材としたゲーム作品。遥かなる古の世界で、主人公のケアルは魔王ルキフェルの復活という世界滅亡のくわだての中、魔物にさらわれた天上界の娘クレア救出のため、冒険の旅に出る。主人公とヒロインの声優に井上和彦と江森浩子を起用している。キャラクターデザインは冨士宏。天使の詩2 堕天使の選択(スーパーCD-ROM2専用)
日本テレネットより1993年3月26日にPCエンジンのスーパーCD-ROM2専用ソフトとして発売されたロールプレイングゲーム。『天使の詩』の続編となる。前作の約100年後の異世界を舞台に物語が展開される。前作を大きく上回り、質の高いビジュアルシーンで演出されたストーリーが最大の特徴となる。本作ではダーク教という宗教の存在が大きく、前作と世界観は同じだが、登場人物やシナリオは異なっている。天使の詩 白き翼の祈り
日本テレネットより1994年7月29日にスーパーファミコン用ソフトとして発売されたロールプレイングゲーム。『天使の詩』シリーズの完結編。SFCハードの制約の為前と異なりキャラクターボイスは実装されていない。戦うだけではなくモンスターとの交渉で非売品の「黒のコイン」や、チェックポイントまで行けばよけいな経験値稼ぎをさせない自動レベルアップと駆け引き重視の戦闘が特徴。桜庭統と田村信二と初芝弘也作曲。他のPCエンジン(PCE)ソフトを探す
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最終更新日:2022年4月5日 PR