ゲーム概要
セガより1988年1月31日にセガマーク3用ソフトとして発売されたアクションRPG。アーケードのアクションRPG『ワンダーボーイモンスターランド』のアレンジ移植作。「ワンダーボーイ」シリーズ2作目にして「モンスターワールド」シリーズ第1弾となる。悪の化身ドラゴンを倒すため、ブック少年はモンスターワールドを冒険する。敵を倒して剣やアイテム、ゴールドを手に入れ、集めたお金で装備を買い揃えて進めていく。
プレイ画面
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レビュー
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★★★★★ 5.0
標準コントローラーの極悪操作性は万死に値する
当方、全てのマーク3ソフトで遊んだわけではない。「マーク3ソフトの完成度1位は何か?」と訊かれれば、本作品かファイナルバブルボブルを推挙したい。
五千円ぐらいの身銭を切る以上、長持ちして遊べるソフトが良いソフトだと思う。毎日コツコツやりこんでいくと、1週間もすればクリアできるようになる程度の難易度だ。1回クリアするためにそれほど長く時間がかからない。翌日、新鮮な気持ちでテンポ良くもう一度クリアしたくなる。難易度もちょうどいい。ゲームを進めるにつれて、どこで何をすればいいか自然に分かるようになってくる。隠しトビラの位置や情報提供フラグキャラとの会話も、1回失敗すればすぐに気付く難易度だ。
前作品のワンダーボーイは、アーケード版とマーク3版の差がそれほど無かった。人形の位置を全部覚えないと最終クリアができないし、斧が無いとはまりに近くなる箇所があるなど、どっちも難易度が高かった。本作品のマーク3版はアーケード版より易しめにアレンジされている。アーケード版はレバーガチャガチャ技を使いコイン増殖をしないと、前半戦が非常にしんどかった。マーク3版はそもそもコイン増殖ができない。でもコイン増殖が無くてもテンポ良くクリアできる難易度だ。
ジャンプアクションなので、操作性が命だ。アレックスキッドのミラクルワールドは、ジャンプの間合いがとりにくい。思い通りの地点に着地できず死んだことが何度もある。本作品はジャンプの間合いがとりやすいので、思い通りに着地ができる。だからこそ、最終ドラゴンの手前の交互ジャンプでしくじって奈落の底に落ちたこともほとんど無かった(ゲーム中最高にプレッシャーがかかる箇所)。
いつごろからだったからか覚えてないけど、マーク3の標準コントローラーを使うのをやめて、MSXのATARI仕様ジョイカードを使っていた。ボタンの配置が左右逆になるだけで、マーク3で使えたので重宝した。標準コントローラーの(正方形だけど)十字キーが中心に向けてえぐれているのには本当に辟易した。右方向に向けてキーを親指で押すと、左方向のキーが親指にぶつかってくる。かといって、十字キーの中心にキノコネジを装着すると、親指が痛くなる。煮ても焼いても使いにくい標準コントローラーだった。標準コントローラーを使用したとして、もっとも重要な!最終ドラゴンの手前の交互ジャンプがクリアできるかどうか自信が持てない。
メガドラになって一番嬉しかったのは、ポーズボタンがコントローラーに配置され、本体にリセットボタンが配置され、十字キーが言うことを聞いてくれるようになったことだ。
ファイナルバブルボブルと同様に、毎日コツコツ進めてだんだん上達していけて何回もクリアしたくなる星五つの良作です。ただし、メガアダプタを利用してメガドラで遊ぶか、PS2のコレクション版で遊ぶかどちらかにしたほうが遊びやすいと思います。
追記
思い出した。コイン増殖ができる裏技がモンスターワールドにもありました。この裏技を使わないでクリアできたこともあった気がするけれど、ついついこの裏技を使ってお金の心配なくプレイしてしまっておりました。
バブルボブルでパワーアップコマンドを一度使ったら絶対にやめられないのと同じです。
この裏技が無かったとしても、星五つの評価には変わらないと思います。
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最終更新日:2022年3月28日 PR