邪神ドラクソス

レビュー

• ★★★ ★★ 3.0

  不遇の作品?

  横スクロール型のアクションゲームです。
  
  某雑誌では一時期ク○ゲー四天王の一角とまで言われた作品ですが実際はそんな事はありません。
  グラフィックは書き込まれているし音楽の質も高くゲーム内容もそれほど悪くはありません。
  ただ洋ゲーなのでアクション部分やシステム回りにクセがありそこが少しとっつきにくいかもしれません。
  
  例えばアイテムを拾うためには触れただけではダメで十字キーの下を押す必要があったりステージの端まで行っても神々を救出するという条件を満たしていなければステージの最初に戻されたりするので予めシステムを理解してプレイする必要があります。
  
  特徴的だと思ったのはステージ毎に門番がいるのですが通るには鍵と、門番が指し示す矢印の手順を暗記して入力する必要がありそこが当時の基準で考えると面白い発想だと思いました(例:矢印が↑↑↓←と動いたらそのあと十字キーも同様に動かすといった具合)
  
  あとはアーマーリンクと呼ばれるコインの様なものがありそれを拾い集めていくと主人公がシルバーアーマーを着た状態になりもっと集めるとゴールドアーマーとなり実質無敵状態になります。
  しかしダメージを受けるとアーマーリンクの数自体は減っていき、ある枚数を過ぎるとシルバー、デフォルトと弱体化していきます。
  
  こういう大味さがまさに洋ゲーという感じで好みが分かれるかと思いますが慣れるとそれなりに楽しいゲームだったりします。

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