『ドラゴンバスター』シリーズは、1985年にナムコがアーケードゲームとして発表したアクションゲームから始まりました。ドラゴンを討伐し、さらわれた王女を救うという古典的な物語を軸に、シリーズは続編やさまざまなプラットフォームへの移植を経て進化を続けています。本記事では、シリーズ全体の概要、ゲームシステム、登場キャラクター、アイテム、モンスターなどを詳しく紹介します。
魅力的なストーリーとキャラクター
『ドラゴンバスター』シリーズは、古典的なファンタジーの要素をふんだんに取り入れたストーリーが魅力です。プレイヤーは勇敢な主人公となり、さらわれた王女を救うために危険な冒険に挑みます。このシンプルながらもエキサイティングなプロットは、多くのプレイヤーを引き付けました。
主人公とキャラクター
シリーズの主人公は、それぞれ異なる生い立ちとなっています。プレイヤーに共感を呼び起こす背景と動機を持ち、物語を深く掘り下げる要素として機能しています。
クロービス
シリーズの最初の主人公。故郷と愛する王女セリアを救うため、ドラゴン退治の旅に出ます。
カール
『ドラゴンバスターII 闇の封印』の主人公。前作の時代よりも前の物語で、正邪の剣を取り戻すために冒険します。
クロヴィス・バークレー
『ドラゴンヴァラー』の初代主人公で、世代を超えて続くドラゴン討伐の物語を開始します。
革新的なゲームプレイ
『ドラゴンバスター』は、1985年にリリースされたアーケード版から、当時のゲームにおいて革新的なゲームプレイを提供しました。このシリーズは、プレイヤーが自由に道を選択し、さまざまなルートを進むことができるマップシステムを採用しています。
ゲームシステムの進化
シリーズ作品が進むにつれ、ゲームシステムも進化しています。各作品の変化と進化により、シリーズは常に新鮮さを保ち、プレイヤーに新たな挑戦を提供してくれます。
サイドビューアクション
初代『ドラゴンバスター』は、サイドビューのアクションゲームとして登場しました。二段ジャンプや特定のタイミングでの攻撃など、多彩なアクションが特徴です。
トップビュー形式
『ドラゴンバスターII 闇の封印』では、視点をトップビュー形式に変更し、新たな戦略性と視覚的な変化を提供しました。
3Dアクション
『ドラゴンヴァラー』では、3Dグラフィックを採用し、よりリアルなアクションと冒険を楽しめるように進化しました。
多彩なアイテムと装備
『ドラゴンバスター』シリーズは、プレイヤーが冒険を進めるうえで役立つ多くのアイテムや装備が用意されています。これらのアイテムは、戦闘を有利に進めるための重要な要素となっています。プレイヤーが戦略的に使い分けることで、難易度の高いダンジョンやボス戦を攻略する手助けとなります。
代表的なアイテム
スクロール(巻物)
ファイアボールを放つためのアイテムで、敵を貫通する効果があります。
シールド(盾)
特定の攻撃を無効にする防御アイテムです。
スーパーソード
攻撃力を2倍にする強力な剣です。
多様なモンスターとボス戦
シリーズ全体を通して、多種多様なモンスターが登場し、プレイヤーの前に立ち塞がります。各モンスターは独自の攻撃パターンと弱点を持っており、プレイヤーはそれらを理解し攻略する楽しみがあります。
代表的なモンスター
ドラゴン(DRAGON)
各ラウンドの最後に待ち受ける強力なボスモンスター。色や攻撃パターンが異なり、倒すためには特定の戦略が必要です。
バット(BAT)
天井付近に待機し、プレイヤーに体当たりしてくるコウモリ。
ゴーレム(GOLEM)
棍棒で攻撃してくる巨人。集団で現れることが多く、戦略的な対処が求められます。
シリーズの進化と世代交代
『ドラゴンバスター』シリーズは、単なるアクションゲームにとどまらず、世代交代をテーマにした深い物語を持つ作品も存在します。特に『ドラゴンヴァラー』では、主人公が次々と代わりながらドラゴン討伐の旅を続けるというストーリーが展開され、プレイヤーに長期的な物語の楽しみを提供しています。
ストーリーの進化
ドラゴンバスター
クロービスがドラゴンを倒し、セリア姫を救うというシンプルな物語。
ドラゴンバスターII 闇の封印
前作の時代より前を舞台に、カールが正邪の剣を取り戻すための冒険を描きます。
ドラゴンヴァラー
クロヴィス・バークレーの復讐の旅から始まり、彼の子孫たちがドラゴン討伐を続ける壮大な物語。
ファンタジー要素と世界観
シリーズ全体を通して、ファンタジー要素と豊かな世界観がプレイヤーを引き付けます。古代のドラゴン、魔法のアイテム、勇敢な戦士たちが織りなす物語は、ファンタジー好きのプレイヤーにとって大きな魅力です。
ファンタジーの魅力
古代のドラゴン
シリーズを通じて登場するドラゴンは、単なる敵ではなく、物語の核心に位置する存在です。
魔法のアイテム
プレイヤーが手に入れるアイテムは、ファンタジー世界ならではの魅力を持ち、冒険を彩ります。
壮大な冒険
各作品で描かれる冒険は、プレイヤーに広大な世界を探検する楽しみを提供します。
シリーズの一覧
ドラゴンバスター
『ドラゴンバスター』は、ナムコが1985年1月にアーケード用ゲームとしてリリースしたアクションゲームです。このゲームは、主人公クロービスがさらわれたセリア姫を救うため、ドラゴンを倒す冒険に出る物語です。1984年に開発とロケテストが行われたため、タイトル画面には「Copyright 1984」と表示されています。
ゲームシステム
『ドラゴンバスター』は、主人公クロービスを操作するサイドビュー形式のアクションゲームです。ゲームは全12ラウンドで構成されており、ラウンド13以降は9~12ラウンドのパターンが繰り返されます。プレイヤーはラウンド開始前にドラゴン山までの経路を示すラウンドマップを確認し、城からスタートしてドラゴン山までのルートを選択します。
操作方法
- 移動:レバーでクロービスを左右に移動させます。
- ジャンプ:レバーを上に入れるとジャンプ、空中でもう一度レバーを上に入れると二段ジャンプが可能です。
- 攻撃:剣を振って攻撃します。ジャンプ中にレバーを下に入れると「兜割り」や「垂直斬り」といった強力な攻撃が可能です。
ゲームの流れ
- ラウンドマップ:ラウンド開始前にドラゴン山までの経路が表示されます。プレイヤーは分岐点でルートを選択し、難易度の異なるダンジョンを攻略します。
- ダンジョン探索:各ダンジョンでモンスターや「ルームガーダー」と呼ばれるモンスターを倒しつつ、出口を探して次のエリアへ進みます。一定時間が経過すると「ケイブシャーク」が出現し、プレイヤーを追い詰めます。
- ラウンドボス:ダンジョンをクリアするとドラゴン山に到達し、ラウンドボスであるドラゴンと対戦します。ドラゴンを倒すことでラウンドクリアとなります。
アイテム
ゲーム内には、プレイヤーの冒険を助けるさまざまなアイテムがあります。以下はその一部です。
- スクロール(SCROLL):ファイアボールのストックを増やす巻物。敵を貫通する効果があります。
- ジュエリー(JEWEL):得点アイテムで、取ると3000ポイントが加算されます。
- 薬(青)(POTION):バイタリティを回復するアイテム。30回復するものと60回復するものがあります。
- 毒薬(赤)(POISON):バイタリティが30減少します。
- マッシュルーム(MUSHROOM):バイタリティの上限を16加算します。上限は256です。
- シールド(SHIELD):ウィザードの魔剣やファイアボールのダメージを無効にする盾。ただし一定確率で失うことがあります。
- スーパーソード(SUPER SWORD):剣の威力が2倍になる。ただし、攻撃の際に1/256の確率で失います。
モンスター
『ドラゴンバスター』には、多種多様なモンスターが登場し、プレイヤーに挑戦をもたらします。以下は主要なモンスターの一部です。
- ドラゴン(DRAGON):各ラウンドの最後に待ち受ける巨大な竜。色によって強さや攻撃パターンが異なります。
- バット(BAT):天井付近に待機し、クロービスに向かって体当たりしてくるコウモリ。
- スネーク(SNAKE):地上を這い回り、噛み付いてくる蛇。
- リーペン(LEAPEN):跳ね回るヒヨコの化け物。不意に突っ込んでくることがあります。
- ゴーレム(GOLEM):棍棒で攻撃してくる土の巨人。集団で現れることが多いです。
- ケイブシャーク(CAVE SHARK):長時間同じ洞窟にいると出現し、クロービスを追いかけてきます。
バージョンと移植
『ドラゴンバスター』は、アーケード版だけでなく、ファミリーコンピュータやMSX2、PC-8801mkIISR、X68000など、複数のプラットフォームに移植されています。さらに、PlayStationやXbox 360などの現行機種にも収録され、バーチャルコンソールやゲームアーカイブスとして配信されています。
ドラゴンバスターII 闇の封印
『ドラゴンバスターII 闇の封印』は、1989年4月27日にナムコより発売されたファミリーコンピュータ用ゲームです。前作『ドラゴンバスター』の続編であり、前作の時代より前を舞台に、主人公カールがドラゴンキングに奪われた正邪の剣を取り戻す冒険を描いています。
ゲームシステム
本作では、前作のサイドビュー形式から一転して、トップビュー形式が採用されています。ダンジョン内の探索や戦闘は上から見た視点で行われ、プレイヤーは弓矢を使って敵を倒しながら進んでいきます。矢には制限があり、ダンジョン内で補充する必要があります。
操作方法
- 移動:十字キーでカールを上下左右に移動させます。
- 攻撃:Aボタンで矢を発射します。矢は壁に当たると跳ね返ります。
- アイテム使用:特定のアイテムは自動的に使用されるか、特定のボタンを押すことで使用されます。
ゲームの流れ
- ラウンドマップ:ゲーム開始時にラウンドマップが表示され、プレイヤーはスタート地点から目的地まで進みます。途中で分岐点を選択し、各ダンジョンを攻略します。
- ダンジョン探索:ダンジョン内では、敵を倒しながら出口を探します。時間が経過すると「ワイルダー」というモンスターが出現し、プレイヤーを襲います。
- ラウンドボス:ドラゴン山に到達するとドラゴンキングとの戦いが始まります。ドラゴンを倒すことでラウンドクリアとなります。
アイテムとシステム
本作には多くのアイテムが存在し、それぞれが異なる効果を持ちます。
マップモードのアイテム
- 斧(AXE):マップ上の森を切り開くために使用します。
- ハンマー(HAMMER):柵を破壊するために使用します。
- ラクダ(CAMELUS):砂漠を通るために使用します。
- はしご(LADDER):崖の上にかけて通れるようにするために使用します。
- ボート(BOAT):湖を渡るために使用します。
- バタフライ(BUTTERFLY):スペシャルフラッグの位置を知らせるために使用します。
ダンジョンモードのアイテム
- 矢(ARROW):ダンジョン内で拾うことができ、矢の数を10本増やします。
- 炎の矢(FIRE ARROW):矢よりも威力のある炎の矢を3本使用できます。
- 盾(SHIELD):一定時間無敵になります。
- 妖精(FAIRY):ダメージを回復します。ノーダメージのときに取ると妖精の数が増え、4人集めると1アップします。
- 鍵(KEY):ダンジョンクリアに必要なアイテムです。
- 出口(EXIT):ダンジョンクリアのための出口です。
- スペシャルフラッグ(SPECIAL FLAG):取ると1アップします。
モンスター
本作には新たなモンスターが登場し、プレイヤーに異なる挑戦をもたらします。
- モグラ(MOLE):地面から出てきて動くモンスター。
- リーペン(LEAPEN):跳ね回るヒヨコの化け物。
- スティングレイ(STINGRAY):地面すれすれを飛行するエイ。
- レイブン(RAVEN):落ちている矢を取っていくカラス。
- ミースツ(MISTZ):矢に入って歩き回るモンスター。
- シーフ(THIEF):カールをつまづかせて矢を盗む盗人。
- スライム(SLIME):宙に浮く不思議な物体。
- イミティッド(IMITATE):オウム。当たってもダメージにはならないが、ルームガーダーと同じ鳴き声をするため、惑わされることがある。
- ワイルダー(WILDER):長時間同じ洞窟にいると出現するムカデのモンスター。全ての攻撃を受け付けません。
ルームガーダーとボス
- ファフネル(FAFNIR):地下茎のルームガーダー。体当たり攻撃や火炎攻撃を仕掛けてきます。
- スケルトン(SKELETON):墓地のルームガーダー。剣を振り回して攻撃します。
- サイクロプス(CYCLOPS):風穴のルームガーダー。一つ目の巨人。
- ウィザード(WIZARD):塔のルームガーダー。魔法使い。
- ビショップ(BISHOP):館のルームガーダー。長い斧を振り回す僧侶。
- ドラゴン(DRAGON):各ラウンドのドラゴン山に待ち構える巨大な竜。倒すとラウンドクリアとなります。
- ドラゴンキング(DRAGON KING):最後のドラゴン山に待ち構える3つ首の金の竜。火炎のパターンは4種類あり、盾で矢を跳ね返してきます。
ドラゴンヴァラー
『ドラゴンヴァラー』は、1999年12月2日にナムコからプレイステーション用として発売されたアクションゲームです。本作は1985年に稼動した『ドラゴンバスター』の世界観を基にしていますが、システムやストーリーは大きく異なります。ストーリーは世代交代をテーマにしており、主人公が次々と代わりながらドラゴン討伐を目指します。
ゲームシステム
『ドラゴンヴァラー』では、3Dグラフィックを採用し、アクション要素が大幅に強化されています。プレイヤーは「兜割り」や「垂直斬り」などの技を駆使して敵を倒していきます。また、各章ごとにストーリーが分岐し、プレイヤーの選択によって次の章の主人公が変わります。これにより、何度でも楽しめるゲームプレイが提供されています。
操作方法
- 移動:アナログスティックでキャラクターを移動させます。
- 攻撃:ボタンで剣を振って攻撃します。
- 特殊攻撃:特定のボタンを押すことで「兜割り」や「垂直斬り」などの強力な技を繰り出します。
- 魔法:8種類の魔法を使用でき、状況に応じて使い分けることが重要です。
ゲームの流れ
- ストーリーパート:物語が進行し、次の目的地やイベントが示されます。
- 探索パート:ダンジョンやフィールドを探索し、モンスターを倒しながら進みます。
- ボスバトル:各章の最後に強力なボスモンスターと戦います。ボスを倒すことで次の章に進むことができます。
ストーリー
物語は、村をドラゴンに滅ぼされた主人公クロヴィスの復讐の旅から始まります。その後、彼の子孫たちが意志と能力を受け継ぎ、ドラゴン討伐の旅を続けます。ストーリーは全五章で構成され、それぞれの章で異なるドラゴンとの戦いが描かれます。
第一章「報復者」
クロヴィスは村を滅ぼしたドラゴンを追い、ラクシス王国へたどり着きます。王国はアゼル騎士団によって支配されており、クロヴィスは王女セリアを救出し、黒騎士ヴォーレフを倒します。最終的にドラゴンを討伐し、復讐を果たしますが、彼の物語はそこで終わりません。
第二章「騎士団残党」(A)
クロヴィスの息子アーレンが主人公となり、アルケミア王国の反乱に立ち向かいます。彼は西ラクシス解放軍のリーダー、シェラ・フロストと協力しながら戦いを進めます。最終的にアルケミアの黒騎士ロドーニャを倒し、ドラゴンを討伐します。
第二章「狂剣士」(B)
クロヴィスの息子コーデルが主人公となり、海賊狩りをしながら魔剣と出会います。彼は海賊ロベールの娘ファーナと共に冒険を進め、最終的にドラゴンを討伐します。
第三章「魔人宰相」(A)/「凶竜神」(B)
アーレンまたはコーデルの子孫が主人公となり、ジラート帝国での戦いに挑みます。フェリペまたはフィリップが主人公となり、ジラート帝国の皇女ジーネと共に冒険を進めます。最終的にゾマスまたはカルヴァンを倒し、ドラゴンを討伐します。
第四章「古代竜御使」・第五章「邪竜復活」
アンナまたはミハエルが主人公となり、ダハーカ教団の陰謀を阻止するために戦います。最終的にアズィ・ダハーカを討伐し、平和を取り戻します。
キャラクター
本作には多くのキャラクターが登場します。主人公のクロヴィスをはじめ、彼の子孫たちや各章ごとのヒロイン、敵キャラクターなどが物語を彩ります。
- クロヴィス・バークレー:村を滅ぼされた復讐者。物語の序章と第一章の主人公。
- セリア・ラクシス:ラクシス王国の王女。第一章のヒロイン候補。
- アーレン・ラクシス:クロヴィスの息子。第二章Aの主人公。
- シェラ・フロスト:西ラクシス解放軍のリーダー。第二章Aのヒロイン。
- コーデル・バークレー:クロヴィスの息子。第二章Bの主人公。
- ファーナ・フランクウッド:海賊ロベールの娘。第二章Bのヒロイン候補。
- フェリペ・ラクシス:アーレンの息子。第三章Aの主人公。
- フィリップ・バークレー:コーデルの息子。第三章Bの主人公。
- ジーネ・ジラート・レインスターク:ジラート帝国の皇女。第三章AおよびBのヒロイン。
- アンナ・ジラート・レインスターク:フェリペまたはフィリップの娘。第四章Aおよび第五章の主人公。
- ミハエル・ジラート・レインスターク:フェリペまたはフィリップの息子。第四章Bおよび第五章の主人公。
モンスターとボス
- レイジドラゴン/ルビー・ブラッド:序章のドラゴン。高熱の炎を吐く。
- タイタンドラゴン/シックス・アメジスト:第一章のドラゴン。地竜の幼生体。
- アークトスドラゴン/サファイア・スクリーム:第二章Aのドラゴン。氷を司る水生竜。
- ヘルファイアドラゴン/インフェルノドラゴン:第二章Bのドラゴン。溶岩の中に住む双頭竜。
- テンペストドラゴン/エメラルド・ウィング:第三章Aのドラゴン。風を司る竜。
- サンダードラゴン/タイガーアイズ:第三章Bのドラゴン。雷を司る竜。
- ハデスドラゴン/ダークオニキス:第三章Cのドラゴン。ドラゴンゾンビ。
- タロンドラゴン/クロセルシャドー:第四章のドラゴン。魔法生物。
- アズィ・ダハーカ:第五章のラスボス。凶竜神。
ストーリーパートと分岐
各章の物語はプレイヤーの選択によって分岐し、異なるキャラクターやエンディングに繋がります。これにより、何度もプレイして異なるストーリーを楽しむことができます。
ドラゴンバスター ハンドレッド
『ドラゴンバスター ハンドレッド』は、2006年3月31日にLet’s!TVプレイCLASSICの「ナムコノスタルジア2」に収録されたゲームです。このタイトルは、アーケード版『ドラゴンバスター』のアレンジ版であり、家庭用テレビでプレイできるデバイスとして登場しました。プレイヤーは、次々と出現するルームガーダーとドラゴンを倒し続けるアクションゲームを楽しむことができます。
ゲームシステム
『ドラゴンバスター ハンドレッド』は、オリジナルの『ドラゴンバスター』と同様に、プレイヤーが主人公クロービスを操作して、ダンジョン内を探索し、モンスターと戦いながら進んでいくアクションゲームです。以下に主なゲーム要素を紹介します。
ルームガーダーとのバトル
このゲームでは、80体のルームガーダーと20体のドラゴンをひたすら倒し続けるというシンプルな構成になっています。各部屋にはルームガーダーと呼ばれるモンスターが待ち構えており、プレイヤーはこれらの敵を倒して次の部屋に進んでいきます。
アイテムの追加
『ドラゴンバスター ハンドレッド』では、アーケード版の要素に加え、ファミリーコンピュータ版の攻撃アイテムが追加されています。これにより、より多彩な戦略を立てることができ、プレイヤーの冒険をサポートします。
セリア姫の登場
ゲームの進行に伴い、25匹のモンスターを倒すごとに衣装を変えたセリア姫が登場します。これはプレイヤーにとっての目標の一つであり、ゲームプレイに彩りを添える要素です。
まとめ
『ドラゴンバスター』シリーズは、1985年のアーケードゲームから始まり、続編や移植版を経て、多くのプラットフォームで楽しめるようになりました。各作品はそれぞれ異なる特徴を持ちながらも、一貫してドラゴン討伐の冒険をテーマにしています。このシリーズは、アクションゲームの歴史において重要な位置を占めており、多くのプレイヤーに愛されています。