「リグロードサーガ」は、セガのサターンにおける「ハマるロープレプロジェクト」シリーズの第1弾として生まれました。このプロジェクトは後に『シャイニング・ウィズダム』、『魔法騎士レイアース』、『ガーディアンヒーローズ』、『リンクル・リバー・ストーリー』、そして『ドラゴンフォース』などで続き、独自の世界観と深いストーリーで多くのファンを魅了しました。このページではそんな「リグロードサーガ」シリーズのゲームを紹介します。
ストーリー
第1作目となる「リグロードサーガ」の物語は、クイーンズランドという国に住む主人公アーサーが、東の地から攻めてくるゲンユウサイに立ち向かうところから始まります。しかし、アーサーは魔法で逃げ帰り、仲間と共にゲンユウサイの手下との戦いに挑むことになります。物語は、仲間を集め、異世界のカカルクランでの戦いに発展し、最終的にはロクセリオンとの対決へと繋がります。
戦闘バランス
ゲームの初期はかなりキツい戦闘バランスが特徴で、前衛キャラクターが敵の攻撃を受けるとほぼ確実に落ちるほどのダメージを受けました。しかし、物語が進むにつれ、頼りなかった前衛キャラクターとは一線を画す強力な仲間たちが加わります。
特にダイガンやエヴァンなどは非常にタフで高い攻撃力を持ち、戦略も変化します。終盤では彼らの力を頼りに戦うことが多くなりますが、敵の連続攻撃や混乱攻撃には要注意です。
続編とその後の展開
「リグロードサーガ」は、ゲームユーザーから一定の評価を得て、続編が制作されています。続編となる「リグロードサーガ2」では、前作から100年以上後の未来が舞台で、前作の登場人物の子孫なども登場します。
また、戦闘において高低差の観念が一層強調されています。戦場の地形が戦術に影響を与え、スキルでは技融合システムが導入されている点が大きな変更点です。これにより、プレイヤーは戦略的な要素を考慮しながら戦闘を進めることが求めらています。
シリーズの一覧
リグロードサーガ
セガサターン用ソフトとして発売されたシミュレーションRPG。マイクロキャビンが開発を行なっている。グラフィックの全てが3Dポリゴンで表現されており、次世代機であったサターンのポテンシャルを見せつけた。難易度は低めでかつストーリーも短めなので手ごろにプレイできる。
リグロードサーガ2
セガサターン用ソフトとして発売されたシミュレーションRPG。開発はマイクロキャビンが行なっており、「リグロードサーガ」の続編となる。前作から100年以上後の世界が舞台となり、前作に登場したキャラの子孫などが登場する。戦闘には高低差の観念が強まり、スキルでは、技融合システムが導入されている。
まとめ
「リグロードサーガ」シリーズは、セガサターンの「ハマるロープレプロジェクト」の第1弾としてスタートし、その後も続編が制作された人気のシミュレーションRPGです。物語は主人公アーサーが仲間と共に異世界でゲンユウサイとの戦いに挑む展開で、戦闘バランスは初めは厳しいが強力な仲間が加わり、戦略も変化します。
続編「リグロードサーガ2」では、100年以上後の未来が舞台で、前作の登場人物の子孫も登場。高低差の観念が強調され、戦術に影響を与える地形や技融合システムの導入が大きな変更点です。シリーズ全体 としてはセガサターンのポテンシャルを活かした3Dポリゴングラフィックで表現され、低難易度かつ短いストーリーで手ごろに楽しめます。
気になった方はぜひプレイしてみてはいかがでしょうか?